1981年、アメリカ製のオセロゲーム「リバーシチャレンジャー」が輸入された。当時日本ではこれにかなうオセロプログラムは存在しなかった。まさに黒船来航といったところであろうか。
「1981年にアメリカから輸入された卓上形のゲーム専用機 REVERSI SENSORY CHALLENGER の強さは, 日本人にアメリカのゲームプログラミングのレベルの高さをまざまざと示しました。ハードは CPU 6502 (ROM 4K/RAM 1K)、携帯用のオセロ盤に似たさりげない外観でありながら、強さでは当時の日本のオセロプログラムすべてをしのいでいました。リバーシチャレンジャーの作者は公表されていませんが、チェスプログラム SARGON の作者、Dan & Kathe Spracklen と言われています。」
日本のエンジニアたちはリバーシチャレンジャーに勝つオセロプログラムをめざした。そして1982年、それをなしとげたのが森田オセロである。
「リバーシチャレンジャーの登場に刺激された日本のマイコン界は、 1982年第4回アスキーマイクロオセロリーグでリバーシチャレンジャーを破った森田和郎の「森田オセロ」の登場によって、ようやく人間に対抗できるレベルに達しました。」
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