TOY VOX

管理人VOX6336が昭和レトロな遊びをするだけのブログです。スマートフォンでの閲覧推奨。

バカラ 10

2020-11-13 23:50:32 |  カード
 小説『カジノ・ロワイヤル』のバカラ(シュマン・ド・フェール)は親vs子で、少しルールがちがうので説明する。
 まず親と子に2枚ずつ配る。子は親のカードを見てもう1枚もらうかどうか選択できる。子の3枚目のカードは表向きにさらされる。親は子の3枚目のカードを見てもう1枚もらうかどうかを決める。
 このルールでプログラムを組み直してみた。親(コンピューター)が3枚目をもらうかどうするか決める思考ルーチンはそのまま前回までのバカラのルールを使った。
【実行画面】







 結果、10回やって3回しか勝てなかった。しかもそのうち2回はナチュラル(手札2枚が8以上)。どうも親が有利なのではないだろうか。

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バカラ 9

2020-11-10 07:19:49 |  カード
 2枚ずつのカードの場合と、3枚目を配る場合とで勝率はどれだけちがうのだろうか。
 プログラムを少しいじってみた。2枚ずつ配った時点で親の勝ちか、子の勝ちか、引き分けかを判断し、3枚目を配るなら配ってさらに判断する。十分なサンプル採集のためにそれを10000回くりかえす。

【実行画面】


実験1回目
2枚ずつの場合、親の勝ち4517、子の勝ち4551、引き分け933。
3枚目を配ると、親の勝ち4578、子の勝ち4568、引き分け855。

実験2回目
2枚ずつの場合、親の勝ち4551、子の勝ち4464、引き分け986。
3枚目を配ると、親の勝ち4694、子の勝ち4473、引き分け834。


 計算式は分からないが、3枚目を配るとたぶん引き分けの確率が低くなる。

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遠すぎた橋 3

2020-11-07 14:17:17 | ボードゲーム
 ブリーフィング。イギリス軍はマップ中央、大通り沿いを占める。ドイツ軍の地は右辺。


 ドイツ軍は左上隅エリア29と19にも飛び地を持っている。上辺の公園を通って連絡をとりたいところだ。
 中央と右辺の間、エリア11のイギリス軍陣地は突出していて、序盤はここで激戦が予想される。ただしここを取ってもVPは入らないので、あまりこだわりすぎると盤上では勝っていてもルール上で負ける(ドイツ軍が)ということになるかもしれない。
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バカラ 8

2020-11-06 16:59:10 |  カード
 カードの表示をなくして勝ち負けの結果だけを表示するとこのようになる。


 さて、カードを3枚配ったときの確率について、30000回のサンプル採集をした結果は以下のとおり。


 親の勝ちと子の勝ちはほぼおなじ46%、親のほうが微妙に高いかもしれない。引き分けはおおむね8%。では次に2枚だけのときと、3枚目を配ったときとでどれだけ違うのか見てみたい。



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遠すぎた橋 2

2020-11-06 06:42:23 | ボードゲーム
 1944年9月17日、イギリス第1空挺師団はアーネムに降下した。ドイツ軍主力のある前線からはるか後方であり比較的楽な任務のはずだった。
 しかしこのときアーネムには第9SS装甲師団と第10SS装甲師団が休養・再編成のために滞在していたのだ。

『アルンヘム強襲』(1981、コートニー・アレン作、以下SOA)はエリア・インパルス方式によりアーネムにおける市街戦を再現したゲームである。
 第1ターンは戦死したと思われていたロイ・アーカート少将が司令部にあらわれた9月18日の昼間からはじまる。


(写真は民家の屋根裏部屋にかくまわれるアーカート少将)
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