ベーシックゲームのプレイ例。
連合軍の戦闘機はバッファロー。隊長機のスペックはパフォーマンス５、火力１、馬力１、耐久６。僚機は攻撃１、防御１。
日本軍の隼はアジャイル機で、隊長機のスペックはパフォーマンス６、火力０、馬力２、耐久４。僚機は攻撃１、防御２。
ゲームは航空機同士の空戦を再現したベーシックゲームと、太平洋戦争初期の作戦を再現したキャンペーンがある。
（宮崎駿「九州上空の重轟炸機」より）
キャンペーンには３つの陸戦（マレー、フィリピン、ビルマ）、２つの空母戦（珊瑚海、ミッドウェー）、１つのソリティア（真珠湾）がある。
見たところ中国空軍のカードも入っているのようなので、自作すれば第２次上海事変など日中戦争の航空戦も再現できるかもしれない。
（宮崎駿「九州上空の重轟炸機」より）
ダン・ヴェルセン「ゼロ！」（2001年、GMT）。パッケージはたぶん真珠湾の第１次攻撃隊長淵田美津雄中佐だと思う。
以下、淵田中佐が真珠湾攻撃を指揮したときの回想。
「開戦劈頭の真珠湾でも、高射砲弾の破片によって左舷側の胴体に大きな穴があいて、操縦索の1本が危うく切断されそうになって、僅か1本のストランドだけで保たれていたのであった。それでも戦闘指導と戦果偵察とのため、真珠湾上空に3時間もとどまって、無事任務を達成して、母艦に帰りついたとき、この総指揮官機を点検した整備の先任下士官は、顔色を変えて讃歎した、この状態で、3時間もよく飛んでいたですねえと」
