82試合を消化して、ロッテは5位南海にゲーム差５の6位と低迷。
17回戦、ロッテ打線が近鉄加藤哲を５回ノックアウト。
加藤哲「ロッテは巨人より強かった」
いっぽう南海ホークス。投げては山内孝、打っては藤本博の活躍で阪急に快勝。
「正直、博史は地味だよ。でもね…」“ヒゲの先輩”山内孝徳が語るホークス・藤本博史監督の素顔（『文春オンライン』2022年3月25日記事）
ゲーム差は５のまま変わらず。
同率５位、南海ホークスとの直接対決。川崎球場。
第1戦の先発はロッテ荘と南海山内孝。１回と９回に門田のホームランを浴びて撃沈。
第2戦の先発はロッテ仁科と南海藤本。完封負け。
第3戦の先発はロッテ牛島と南海加藤。牛島がエースの意地をみせ、完封勝利。
とうとう最下位におちてしまった。５位南海とのゲーム差は１。
敵地東京ドームでの日ハム３連戦。
第1戦、日ハム河野とロッテ荘は乱打戦となったが、９回裏同点の場面で日ハムの助っ人外国人イースラーに手痛い１発をあび、サヨナラ負けをきっした。
第2戦、日ハム西崎とロッテ園川は投手戦となり、おしくもねばり負け。
ようやく第3戦、日ハム津野とロッテ小川で貴重な１勝をあげる。
このカードを負けこしたが、ライバル南海も負けこしているので順位はかわらない。
60試合までを消化、とうとう南海に追いつかれてしまった。
ところで、そろそろ個人成績が気になるころだ。打者部門では近鉄ブライアントが打率・ホームラン・打点で突出。
投手部門では阪急の４番手山田久が西武投手陣をおさえて堂々の第１位。この時期の阪急の外野守備力（打撃力に全振りしていた）を考えると、74イニングで自責点10というのは驚異的な数字である。
42試合まで消化。わがオリオンズは首位西武と11.5ゲーム差の５位である。
ここから大阪へのりこんで南海ホークスとの３連戦。しれつな５位あらそいが予想される。
第1戦の先発は南海村田とロッテ園川。10回表、高沢のタイムリーで貴重な１点をもぎとると、その裏村田兆を投入して逃げきり。
第2戦の先発は南海藤本とロッテ牛島。７回に牛島がくずれて逆転負け。
第3戦の先発は南海西川とロッテ小川。西川は完投。小川は白星なしの６敗目。
このカードを負けこしたため、５位ロッテと６位南海のゲーム差は0.5にちぢまった。
