年末のテレビ番組で目にとまったのだが、過去に有った事件を特集した物があった。
豊田商事事件。 後に住専や雪印偽装事件でも活躍した中坊弁護士メジャーデビューとも言える事件だ。相当過去の話なので、知らない人はネットなどで詳しく調べて欲しい。
何故この事件が引っかかったかというと、豊田商事は金を使った詐欺だったのだが、KRGについては土地。共に多額であり、販売一件あたりの利ざやも大きい。そしてターゲットは主に老人。チラシ等で老後のシニアライフを謳い、「第二の人生を田舎暮らしで」などと盛んに売り出していた。
そういったことから共通点が多い詐欺事件なのだが、こちらの事件についてはまだまだ世間に知られていない。おそらくこの事件の首謀者はこれらの詐欺犯罪についてはかなりの研究、学習をしているしたたかさを持った人物であるといわざるを得ません。会社の名前をコロコロ変えるというのもそのひとつの例でしょう。この理由は隠れ蓑になる上に問題が起きた場合には「それは◎◎会社がやったことです」などとかわす術も使えるわけです。「その件は◎◎の時代に行われたことで、もうその会社はありませんから」とあちこちで散々逃げているわけですが、それってすごく都合良すぎません? 同じ意味でこちらも、「管理費について◎◎のころに家を購入する際に結んだ契約でも会社が変わっているので、無効でしょ」と言っても認めようとしていないしw
詐欺のプロなればこそと、私もある種感心することがあります。人が望む事柄にアンテナを張り巡らし、次々と自分の商売と組み合わせることで、新しいターゲットを発掘しようとする貪欲さ。最近で言えば「民泊」ですね。
それと少し前にあった「不要な土地を買い取ります」これを上野健一が自分の客に対して「親の遺品を買い受けます」とする本当の狙いは、KRGから土地を買った親がなくなった遺族に対して、残された不良財産(買った土地)を捨て値で買い取ることに繋がります。実に巧妙です。
最近また知ったことなのですが、同族のシニアメンバースライフの名前がゆいま~るリゾートクラブに名前が変わりましたね。http://seniorresort.jp/ 白浜で盛んに展開している「貸し別荘事業」もやっているみたいだが、もともとは中古別荘販売ですね。それはいいのだけど、ここのホームページは無茶苦茶ややこしい。ゆいま~るリゾートクラブの売り出し物件のリンク先へ行くとシニアメンバースライフが売り出している物件にたどり着いたり、新着情報が2014年7月10日から始まっていたり、(名前はいつ変わったの?) シェア別荘Forest Club 瑠璃渓 https://www.forest-c.co.jp/ へリンクされているのだが、これも同族なのだろうか? もう世の中の企業が全部詐欺に見えてきたw。
お正月で時間がたっぷりあったので、いろいろとネットサーフィンして感じたことを書いてみました
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