ウクライナ戦争でコロナ報道は下火だが、同級生の女友達一家がコロナ禍に見舞われている。
現在一人住まいの女友達には2人の息子と娘がいる。
みんな家庭を持ち、独立している。
2週間ほど前、東京に住む娘一家がコロナに家族感染した。
彼女は買い物に出られない娘の為に、食料などを段ボール3箱送ったという。
幸いみんな軽症で、今は全員回復した。
ホッとした矢先の今週の日曜日。
長男から、会社でクラスターが発生し、自分も喉が痛いとの連絡あった。
長男には小学生の子供が2人おり、移したらいけないからと、会社の駐車場で車中泊をしていた。
PCR検査を受けたら陽性だった。
軽症だから大丈夫だと言っていた長男は水曜日になり、喉に激痛が走り熱も出てきたと、母親にSOS。
彼女は長男に自分の家へ来るように言い、現在看病している。
保健所にはいくら電話しても通じないという。
「車の中じゃあ、ロクに眠れなかったと言って今、爆睡してるわ。このまま回復してくれたらいいけど。私？この前、ブースター接種したばかりやから、大丈夫よ」とゴッドマザーは豪快に笑う。
僕が「我々、歳が歳やから君が心配や。超濃厚接触者やないか。嫁は何してるねん。腹が立つ」と言うと、彼女は「大丈夫よ。感染対策はバッチリしてるよ」とどこ吹く風。
母親は強し！
ウチの死んだ母でも、そうするか。
涙が出た。
彼女が感染しないように祈ることしかできない。