世界スーパーバンタム級4団体統一戦が超満員の東京・有明アリーナで行われ、WBC、WBO世界王者モンスター井上尚弥(30)が、WBA、IBF世界王者のマーロン・タパレス(31＝フィリピン)を10ラウンドKOし、2年連続2階級4団体統一を果たした。
試合は、4Rに井上がダウンを奪う。
しかしその後、井上は攻め込むが、タパレスは耐えた。
早期にKOするかと思われたが、タパレスは10Rまで頑張った。
10Rに井上の右ストレートが額に当たると、タパレスは堪らず膝をついてダウン。
そのままカウントアウトされた。
2階級4団体統一王者はスーパーライト級、ウェルター級を統一したクロフォード以来、史上2人目。
凄いと言うしかない。
これで井上は4階級で、世界戦21連勝19KOの日本記録も樹立した。
モンスターはどこまで強くなるのだ！
井上の成績は26連勝23KO。
タパレスは41戦37勝19KO4敗。