この1週間で2人の大統領が消えた。
一人はまだ宙ぶらりんか。
韓国のユン大統領のことだ。
もう一人は想像もしてなかったシリアのアサド大統領(写真㊤)。
このアサド、親子で50年間シリアを強権支配してきた。
2011年の「アラブの春」の弾圧から13年、内戦状態が続いていた。
膠着状態だったから、まだ延々と続くと思っていたら、反体制派が一斉攻勢を仕掛けると、たった11日で首都ダマスカスが陥落。
あっけなくアサド政権は崩壊した。
アサド一家はモスクワへ亡命してしまった。
一巻の終わり！
ユン大統領も少数与党の国会で政策が行き詰まると、事もあろうに"禁じ手″の緊急戒厳を使い、軍を動かした。
しかし、間一髪、国会が憲法の反対条項を使い阻止した。
これでユン大統領も一巻の終わり！
内乱罪で逮捕寸前だ。
世界的にも今年は世界中で与党が選挙で破れたりで、激動の世界に突入している。
我が国でも自公政権が過半数割れで少数与党に転落。
今後、どうなるか全く分からない。
2024年は激動の年として世界史に刻まれるだろう。
いやまだこの激動、始まったばかりだ。
来年は″主役"のトランプが出てくるし、どうなるか全く分からない。