昨晩のNHK 映像の世紀バタフライエフェクトは「毛沢東 革命と独裁」だった。
僕は青春時代を思い出しながら興味深く見た。
毛沢東が大号令を出した「文化大革命」は中国国内を大混乱に陥らせた。
更に世界中の若者にも大きな影響を与えた。
青春期の僕もその一人だった。
今は物置き?になっている書斎を探したら「毛沢東語録」が出てきた(写真㊤)。
本物はもっと小型なのだが。
それも持っていたような。
中国全土から北京に集まった100万人の手に毛沢東語録をかざした、若い紅衛兵達は毛の言う″走資派"を打倒し、古い文化財などを破壊し尽くした。
日本の学生運動にも影響を与え「造反有理」(反抗するには理由がある)が合言葉になった。
先頃亡くなった僕と同世代のミュージシャン坂本龍一のデビュー曲も、毛沢東の影響を受けていたそうだ。
毛沢東の死後、その独裁政治を改革開放派の鄧小平が批判し、独裁者が出ないよう集団指導体制とし、憲法で国家主席の任期を2期10年とした。
江沢民や胡錦濤はこれを守ったが、習近平は憲法を改悪し、現在3期目に入っている。
最悪の独裁者と言わざるを得ない。
更に習近平は毛沢東を再評価し、生誕130年を盛大に祝い、今や毛沢東気取りだ。
文革では父親の習仲勲副総理が弾圧され、自身も農村に下放(追放)されたと言うのに…。
要するに毛沢東のような独裁者になりたいのだ。
いや既になっているか。
彼のようなカリスマ性はないけどね。
来年から、トランプ、習近平、プーチン、金正恩、ネタニヤフら独裁者が、世界に君臨するかと思うと、不安な暗い気持ちになる。
世の独裁者はこぞって、皇帝になりたがり、永遠の地位を得ようとするみたいですね。
ヤッターマンがいる限り、この世に悪は栄えないって、アニメがありましたが、
出でよ! ヤッターマンですね。
習近平は最初は凡庸に見えたそうですね。それがとんでもない野心家だった。世の中、そういうトップに立たせてはいけない人間がいますね。プーチンもそうですね。
来年はトランプとぶつかるかな?
全く予想が出来ませんね。