今年もいよいよ大詰め。大好きなボクシングを総括する。
そのWBC世界王者のワイルダーが来年の2月22日にフューリーと再戦することが正式に決まった。ワイルダー11度目の防衛戦だ。
何といっても一番の試合は井上対ドネア戦。井上が簡単にKOするかと思ったら大苦戦。
一度、打たれた時の井上がどうなるのか見たかったが、図らずも見られた。
ドネアの強打によく耐え、根性を見せ逆にダウンまで奪って快勝した。
井上の強さを再認識させた物凄い試合だった。
次にヘビー級のワイルダー対オルティス戦。実力サウスポーのオルティスに6Rまで苦戦したワイルダーだったが、一撃で逆転KO。
ワイルダーのパンチの強さをまざまざと見せつけた。やはりヘビー級は凄い。
そのWBC世界王者のワイルダーが来年の2月22日にフューリーと再戦することが正式に決まった。ワイルダー11度目の防衛戦だ。
いまヘビー級戦線はWBC王者のワイルダーとWBAスーパー、WBO、IBF統一王者ジョシュアと元4団体統一王者フューリーの三つ巴状態。
ジョシュアはルイスとの2戦で大分、株を下げたが…。
フューリーは4団体統一チャンプとして長く君臨したクリチコから王座を奪った巨人。
その後いろいろトラブルがありタイトル返上。しばらく消えていた。
しかし復活したフューリーは去年の12月にワイルダーと激突した。
この試合がまた凄かった。12Rまでフューリーがポイントでリードしてたが、ワイルダーの殺人パンチが炸裂。
フューリーは仰向けに決定的なダウン。しかし10カウント寸前に立ち上がり、さらにダウンを喫した。
この2つのダウンのため試合は引き分けに終わった。
両者とも全勝だが、共に唯一の引き分けがこの試合。ちなみにワイルダー43戦42勝41KO1分け、フューリー28戦27勝19KO1分け。
60年近くボクシングを見続けてる僕も、この試合がどうなるか予想がつかない。
あっさりワイルダーKOもあり得るが、フューリーはクリチコを破ったほどのホンマモン。
さてどうなるか、新年早々ビッグマッチだ。
僕はこの試合の勝者がメッキが剥げかけているジョシュアを葬り、4団体統一チャンピオンになると見ている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます