大作曲家・筒美京平が80歳で亡くなった。
僕の青春時代は彼の曲と共にあったと言っても過言ではない。
今でも僕の一番得意なカラオケ・ナンバーは「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)である。
大学のゼミ旅行で野尻湖に行った時、宴会でこの歌を歌い大ウケしたことを、今でもハッキリ覚えている。
それ以来、スナックやカラオケボックスで何百回歌ったことだろう。
その他、僕の好きな筒美の曲は「木綿のハンカチーフ」(太田裕美)、「ロマンス」(岩崎宏美)、「魅せられて」(ジュディ・オング)、伊集院静が作詞した「ギンギラギンでさりげなく」(近藤真彦)、「ブルー・ライト・ヨコハマ」(いしだあゆみ)などだ。
それにしても、仕方ないことだが、僕が若い頃から知ってる方々が次々に亡くなっていく。
スポーツ新聞は著名人が亡くなると大きく扱うが、書いてる若い記者達は実感があるのかな?
そりゃないわ。
僕も若い頃、明治生まれの著名人の死亡記事を資料を探しながら、書いてたな。
あの頃はWikipediaは勿論のことパソコンもなかったから、どうやって調べていたのかな?
思い出した。
業績などは共同通信や時事通信の配信記事を参考にし、自宅や通夜、葬儀に駆け付け、参列者のコメントを取っていた。
何しろ今みたいな家族葬や密葬などは殆どなく、有名人は大規模な葬儀場で大きな通夜や葬儀をしてたから。
その辺も時代が変わったな~。