人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

朗読とは

2013年07月30日 | 朗読
 夏のアイテム(扇風機、アイスノン、キンカン)がフル稼働し、蝉しぐれも
日暮れ過ぎまで喧しくなった。マーケットには各店の水仙饅頭が出揃い、
私の所にもお中元が届くようになった。

 アー夏なんだなぁ。

 ところで、葉桜がうっそうとするこの時期になるとカラスが我が家の庭で
朝礼を始める。困ったもんである。陽が昇る朝5時頃前後にカラスに起こ
されるのだ。物凄い勢いで喋り合うのでうるさくって目が覚める。

 そういえば、と思い出して“カーテン「ジャッ!」作戦”をやってみたら
今年も効果抜群。一気にシーンとなり、桜の枝やブロック塀の上でキョロ
キョロしている。何度かジャッ!っとカーテンの開閉を繰り返し、飛び去るのを
確認して再度床に入る。ところが・・・

 昨年と今年のカラスの違いは、この効果が1時間弱しかもたない事。
 浅い眠りが深くなりかける頃にまたしても「アー、アー」「ブルブルブル」
「ボバボバボバ」「オッアー」などと喧しく朝礼が始まり、夢から覚める。
このところ朝の貴重な3時間に、夢をいくつも見るはめに。なんとかしてよー。

 月曜日は一日雨。
 初めて小学校の先生たちを前に朗読講座を開いた。初々しい先生方が多く、
皆さん感性豊かで驚いた。結局私の方が勉強になった楽しい二時間半だった。

 私は、朗読は映画や演劇と同じく、文学作品を母体とした表現形態の一つ
であると考えている。決して本の解説や紹介にとどまらず、感覚を総動員して
原作の豊かさを伝える自己表現であると。

 さらに朗読は、自分とは違う人生の様々な感じ方や行動の仕方、またそこに
至る心の軌跡を、我が事のように疑似体験出来る素晴らしいツールでもあると
考えている。

 読書とは一味も二味も違う、子供たちの心を解放するツール(手段)として、
大いに学校教育の中で活用して頂きたい。
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