人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

北海道便り

2010年07月20日 | 徒然
 6月は仕事で事務局を休み続け、相棒たちには申し訳なかった。が、7月も
遊びの予定がいっぱい、ハハ。で、相棒たちの迷惑かえりみず、週末前から
北海道旅行へ出かけた。

 札幌の兄たちと会うのは久し振りだ。前日から来ていた平塚の長兄夫婦も
一緒に千歳空港から支笏湖へ。風景も道の広さも、とにかくホッカイドー!

 次兄のマンションへ戻ってから近くの温泉に。ゆったりした後は、義姉の
弟さん夫婦のレストラン“ごんぞう”で夕食。シェフ(弟さんの奥さん)の作る
料理は、素材が新鮮な上に愛情たっぷりで最高に美味しい。次兄家族の
一員である犬のジャン君(ビションフリーゼ)も一緒なので、貸切りにして
下さった。しまいには弟さんたちの二匹のワンちゃん(マルチーズ)も加わ
って、三匹は介護犬さながらに皆を癒してくれた。

 夫々の人生を容姿に刻みこんだ兄妹は、NHKのど自慢全国チャンピオンの
オーナー(義姉の弟さん)のCDをバックに、日常を離れたワクワク気分で
互いの健康を祝し、久しぶりの再会初日を楽しんだ。
 
 あくる土曜日は富良野から美瑛(びえい)、夕張まで足を伸ばしてラベンダー
の旅。年のせいかたくさん残してしまった夕べの会食の残りをお弁当にした。
三連休初日で混むだろうということもあったが、遠出の際はお弁当に限るという
次兄夫婦の主義には皆大賛成で、女三人は早朝から朝食とお弁当の用意に
てんてこ舞いしたのだった。

 富良野は遮るものもなく暑かったが、香り高いラベンダーの丘は見事で、
長兄が「正月の葉書にするんだ」とあちこちでラベンダーを背景に写真を撮る
姿が微笑しかった。

 日曜は、明日の帰宅を前に少しのんびりしようと、遠出をやめて買い物に。
 六花亭でお土産を買った後、超大型スーパーの“コストコ”へ行った。驚いた!
まさにそこはアメリカ。何もかもひとパックがデカイ!安い!肉も魚もケチャップ
もチョコもスープの素も全て業務用サイズ。しかもそれらを二、三パックずつ
まとめて売っていたりするのだ。家電も安い。無論、人も多い。

 しこたま刺身やパンやパジャマ?!や果物などを買い込んで帰宅。料理上手な
義姉たちが腕をふるって夕飯となった。“ごんぞう”の夫婦もワンちゃんと家庭
料理持参で参加。私は途中で沈没・・・、ア~ア。

 あくる月曜午後の便で「アッという間だったねぇ・・・」と別れの手を振って
それぞれ帰宅。小松からは初めてバスを利用してみた。赤い夕日の沈む
日本海を見ながら、視界に迫る町並みに、「帰ってきたんだなぁ」を実感。
北海道の町並みは遥か彼方だったもの・・・。

 何といっても北海道は空が広い!!先住民や開墾者たちは、この土地の広さと
戦い、この空の広さに癒され、やがてこの広い大地と一体化していったのだ。

 アウトレットが多発的に増えている札幌郊外。連休最後の月曜は車が数珠
繋ぎになって入場を待っていた。
 欧米化が進む中、挨拶をきちんとする子供や若い夫婦に出会う度、根っこの
精神だけはいつまでも変わらないで欲しいと念じた。

 のんびり、おだやかで人懐こい、北海道人気質を愛す。

                     明日は写真オン・パレードです。


 
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