人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

20周年記念朗読なぎの会公演『槍ヶ岳』 終了

2019年02月26日 | 舞台
 肩の凝らない和やかで実に楽しい舞台になった。
 私の詰めが甘くて直前まで皆を混乱させた部分もあるが、本番に強い生徒さんたちや、いつもながらプロフェッショナルなスタッフに助けられた。

 みな登山ルックで決めての登場。
 開幕のドライアイスは、久々だったので扱い方に間際まで手間取ったが、本番は実に上手くいき美しい効果を生んだ。
 <我が家で実験した時のドライアイス効果>
 
 舞台に上がってからの黙劇もとても好くなり、演じながら自分を客観視できるようになった生徒さんが増えたのは大きな成果だった。

 まともな劇場ではないので、客席から見にくく空調も悪い分、お客様には辛い面もあったはずだが、概ねの好評に今はホッとしている。

 今回の特筆は新人二人の活躍。
 初体験の事ばかりだったのに、一人は表舞台で一人は裏方に徹して良い仕事をしてくれた。
 なぎの会の強力な活力として今後が楽しみだ。

 元市民劇団員のNちゃんにも大いに助けられた。
 さすがに舞台経験が多い分、気が利く。
 こうした人材が野に埋もれてゆく事を真剣に何とかせねば、と考えさせられた。

 次は3月3日(日)福井のベル講座発表会『四季の文学』だ。
 硬軟四本の日本文学短編を、ベテランが新人達と組んで朗読する。
 蛍光灯しか点かないレッスンルームでの公演だが、作品も良く演者も頑張っている。
 きっと敦賀とは全く違った舞台になる、楽しみだ。

 昨日は本当に動けず、一日中寝たり起きたりで過ごした。
 今日は明日からのハードスケジュールに向けて、詰めの作業確認と養生に当てる。

 なりたい自分に更新する一瞬一瞬を、今日も楽しむとするか。

 
 
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