人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

『倭姫』を終えて

2012年12月06日 | 舞台
 ブログを書く時間はあったのだが、月曜日に伊勢から奈良の友人宅に移動
した途端にダウン。何とか普通に歩けるようになって火曜夜に帰宅してからは
フラフラした持久力のない状態が続いている。
 もしかしたら劇団伊勢の団員達と同じノロ・ウィルスに感染したのかも知れ
ない。とすると10日間は自宅でおとなしくしていないと他の人に感染させて
しまう可能性もあるので、雑用に囲まれた自宅軟禁生活を楽しんでいる。

 吐くのも下すのも月曜日一日で終わり、発熱はなく食欲も衰えなかったから、
疲労困憊するといつも来る、胃腸ストップ状態ではないかとも思っている。脳も
体もクタクタだ。いや~よく働いた。充実していた。歳を忘れた、ハハ。
 
 劇団伊勢第63回公演『倭姫 二千年の伝言』は、予算の少ないアマチュア劇団
としては本当に良い舞台になり、観客動員も含め大成功だった。団員の踏ん張り
あってこその結果だ。

 初日、目が潤む感銘を受けた。敦賀での大型市民劇『熊谷ホテル物語』以来の
ことだ。中高生の演技がグングン伸び、団員たちとプロスタッフの大活躍で実に
素晴らしい舞台に仕上がった。五百個を越える星球の豪華さ。天照大神の御神託
が下るラストシーンでの照明の存在感・・・。

 なんといっても不思議人Mr.時広の衣装がものを言った。彼の守護神!?
ミューズ(美の女神)がしっかりサポートしてくれたお陰で、美しい舞台が立ち
上がり、感謝の気持ちでいっぱいだ。近々フォト・アルバムをブログで公開しよう。 

 しかし打ち上げ前後から女性陣のほぼ全員がノロ・ウィルスにやられてダウン。
子役の一人が、開演一週間前にノロで倒れたのが始まりだった。終演後で本当に
助かった。彼女も三日で復帰し、何の支障も出なかったのは天の助け。

 ヨレヨレ状態で帰宅してみると、町内会の配りものが山盛りになっていた。
回覧板をお向かいのお母さんが回して下さっていたので、とても有り難かった。

 自宅でのろのろと次の仕事群の準備をしているうちに、様々な発見があり、
新しい戦略も色々浮かんでくる。伊勢の風は今もまだ、私の中を吹き渡っている
ようだ。少なくともテーマ曲「倭姫の歌」はベートーベンの「運命」にもめげず、
頭の中をリフレインし続けている。

 ウ~ン、もういいよなぁ・・・。

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