温めたい

　先週ゴミ当番で早朝に外へ出て、朝焼けが綺麗な季節なんだと実感。
　如何に家の外へ出ていないかだが、我が家は樹木に囲まれているので、幸い家中にあっても季節感は肌で感じられる。
　星座の動き、夜半の虫や鳥の声、カーテン越しの光、樹木の変化・・・。
　実は室内にも小さな蜘蛛の巣や、ヤモリ、ツタの侵入?!などの変化はあって、流石に冬に向かう今は動きが少なくなった。（蜘蛛はあちこちで頑張っている）

　来年からは気象庁が観測対象を大幅に絞るらしい。
　気象台付近で動植物の観測が出来なくなっているからだという。
　蝉やウグイスの初鳴きも分からないので止めるとか。
　俳句の季語も様変わりしてゆくのだろうか。

　コロナ禍による経済的な不安もあって為政者達は馬鹿みたいに原発依存度を増し、相変わらずブルドーザー並の圧力で管内閣の右傾化は続く。

　夏日が二日以上続いて突然蚊が復活したりしたが、紅葉は進み、粛々と季節はうつろう。
　＜長兄宅の人面ビオラ（おっさん顔だ！）＞

　今日も朝から凡ミスを繰り返して落ち込んだが、大切な友人からの大っきな蜜柑の差し入れで心が温まった。
　私は誰かを温めているのかなと、ふと思った。