私はアパートの場所をどこにするか決める時、外さないポイントがいくつかあります。十回以上引っ越した経験から「私のこだわり」を書き出してみると・・・
① 風通し
日当たりはそれほど良くなくても構わない。私は普段カーテンを閉めてテレビやパソコンなど見ながら生活しているし、そもそも朝が遅いのでさほど太陽の恩恵を受けている訳では無いのだ。ただ、昼だか夜だか分からないようなのは困るので、少々日が射す程度でいいかな。それより新鮮な空気を吸いたいので風通しを第一条件にしました。
② エアコン
何は無くともエアコンだけは絶対に絶対に必要です。冷蔵庫も電子レンジも掃除機も勿論必要ですが、何と言ってもエアコンが無いと生きていくことが辛くなりますからねぇ、これは必須。私の家はエアコンがなくて(昭和25年生まれだから冬は炬燵と火鉢で、夏は蚊帳を吊って寝ていた)、各家庭にエアコンが行き渡るようになってからも何故か我が家にはエアコンは無かったのでした。これは親が嫌いだった(だと思う)のもあるし、私自身も「なくても何とか我慢して過ごしていられた」という経緯があったと今振り返れば思う。しかし、病気をして介護施設に入ったのをきっかけにエアコンの有難みを実感してからは、エアコンだけは絶対手放さないぞ!と心に決めたのである。何を今頃!?と驚くかもしれないが、これが昭和世代の実態ですね、お恥ずかしい。
③ コインランドリー
私は家に洗濯機を置かない人なのでコインランドリーが近くにないと困るのだ。そんなの買えばいいじゃないかと言われるが「とにかく面倒だ」の一言に尽きるんです。だから一人住まいをするようになってからも洗濯機は頑として買わずに、遠くてもコインランドリーまで自転車を飛ばして洗濯しに行っていました。それに、でっかいガス乾燥機の「ふかふか」な仕上がりに大満足してた私は、生乾きの「あの匂い」には多分耐えられないだろうと思っています(だからと言って私が清潔だという訳では全くないが)。それでコインランドリーまで歩いて15分以内、というのが三番目の条件です。
④ 生活に便利
まあどっちかと言えば優先度は低そうですが、独り暮らしの私にしてみれば生命線の所があります。コンビニまで5分、スーパーまで10分、デパートまで15分、全て歩いて行ける距離にあるのが便利至極に思います。電化製品はほぼほぼ全て駅前のビックカメラで足りていますし、本は本屋というよりは今では電子書籍で大体事足りることが多くなりました。生活雑貨はセリアや東急ハンズで何でも揃うし、十分です。唯一柏で足りないものと言えば「ファッション関係」でしょうか。下着類はユニクロで十分だが、アウターがちょっとセンスの良い店が弱い感じと言えるかも。とは言ってもここ何年かは一切衣料品は買ってないので、まあいいかな。よっぽど田舎じゃ無ければ(というか柏は相当都会であるが)生活は何とかなる気がする。
⑤ 喫茶店とゴルフレンジ
私の唯一の趣味が喫茶店でコーヒーを飲みながら本を読む、です。それと大きな窓から外の景色が眺められて、好きな音楽例えばクラシックとか70年代80年代のポップスが静かに流れていれば最高なんだけど、まあ無くても構わないかな。とにかく、余りうるさくなくて椅子がゆったり本を読むのに適していれば大体満足です。そしてこれまた唯一の運動と言っても良いのが「ゴルフの練習」というわけです。これは74歳の私にとっては健康を保つためには必須だとも言えます。とにかくゴルフの練習それもスイングの練習というのに特化した施設として歩いて30分の距離にあるゴルフパートナーを見つけてからは、週に2、3回無理しても通っていますね。上手くなるようにとは思ってはいますが結果はどうあれ運動にはなるので、まあちょっとしたジムの代わり、ですかね。以前は電車に乗ってあちこち探してやってましたから、今は良い所を見つけたな、と思ってます。後はもう少し眺望の良い静かで広々とした喫茶店があれば言う事なしですけど、柏じゃなかなか見つかりません。北松戸には良い喫茶店があったんだけど、今どうなってるかな・・・
大体以上です。勿論、「災害と無縁」というのは大前提です。今回の能登地震の例でも分かるのは、アパートに住む最大の利点は「災害に遭わない地域に住める」ということでしょうか。これ、人生を左右する「最も大切な条件」です!。その意味では、現在住んでいる「柏の駅近く」という場所は「地震に強く水害にも強い」最強の住環境だと言えるんじゃないでしょうか・・・これ、自慢でした(もう少しグレードアップした方が良いんじゃない?)。あと、プライバシーとかセキュリティとか洋式トイレとか「当然なくてはならないもの」については書いておりません、悪しからず。
で、表題の「コインランドリーで快適に時間を過ごす」方法ですが、私は文庫本を読みながらスマホのラジオ番組を聞くか Spotify でお気に入りのプレイリストを聞くようにしています。この前はNHKラジオの「石丸謙二郎の山カフェ」を聞いていましたしその前は六角精児「ふんわり」など楽しんでいます。そして今日は懐かしの歌謡曲ヒットパレードということで Spotify で私の作ったプレイリストを1時間聞き惚れました。やっぱり王道の歌謡曲は痺れますねぇ。
曲目を順に並べると、尾崎豊「傷つけた人々へ」、岡村孝子「夢を諦めないで」、森進一「襟裳岬」、テレサ・テン「別れの予感」、辛島美登里「サイレントナイト」、寺尾聡「出航」、稲垣潤一「1ダースの言い訳」、荒井由実「幸せになる為に」、由紀さおり「生きがい」、WANDS「世界中の誰よりきっと」、トワ・エ・モワ「虹と雪のバラード」、・・・100曲以上の日本の曲が入っています(ちなみに外国曲は別のプレイリストに入れてあります)。普段雑多に聴いている曲の中から「これは取っておこう」と思ったものを幾つかのプレイリストに分けて放り込んでいる訳です。便利ですよ~。
で、ぽっかりと空いた暇な時間にちょいと流したりして大いに楽しんでいます。やっぱり歌はいいですね、一生そばに置いて聞き続けたいと思います。私が病気か老衰かは分かりませんが寿命が来て死ぬ間際には、是非とも私が入れたお気に入りの音楽を聴きながら来世の姿を想像して逝きたいな・・・と願っています。
西行にちなんで「願わくは ベッドの上で 春死なん 我がお気に入りの 曲に送られて」ってな感じでしょうか(超愚作!)。その時は尾崎がいいのか荒井由実がいいのか迷うところだがもしかするとモーツァルトのアベマリアなんかかかっている時にガクッと息が絶えた、なんてのもドラマチックでいいかもね。
まあ、私の妄想でした。
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