こないだマスターズをやっていたので、女子ゴルフは今ひとつ盛り上がらなかった。それに雨で一日流れた試合もあり、このところ誰が勝つかの興味もちょっと薄れた感じ。岩井明恵の勝利はいずれ勝つだろうとは思っていたが、申ジエの「永久シード次回持越し」には残念だったなと思う。一方マスターズは世界で戦う男子プロの「異次元の戦い」が見られて惹き込まれる。私は「ジョン・ラーム」が好きなので面白かったが、まあディフェンディング・チャンピオンの「松山」はいつもの調子で今ひとつパターが入らず「イライラ」させられた。試合は全体的に「LIV組」の活躍が目立ち、「ケプカやミケルソン」などの人気のある選手が出るとやはりツアーも盛り上がる。この辺りをUSPGAも考えて貰いたいねぇ。全英オープンで異次元のパッティングを見せた「キャメロン・スミス」はどうなってるんだろうか。プレーを見てみたいのだが、中々テレビでは見ることは出来ない。これはテレビを離れて YouTube とかを見ないとダメ見たいだ。とりあえず、日本人選手は「比嘉」がもう少し頑張ってくれたら大いに盛り上がったのに残念だったと言える。まあこれは次回に期待という事で我慢しよう。
比嘉は今回賞金王枠で出場したわけだが、名だたるビッグネームと一緒のステージに立っても意外と伸び伸びプレーしていた。松山ばかりでなく他の選手もどんどん積極的に出て、自分の力を試したほうが日本のレベルアップにもなって良いと思う。但し、出る以上はせめて「20位以内」くらいの成績は残さないと、せっかくのファンの期待を「裏切る事」になってむしろ逆効果かなぁ、とは思う。むしろそれならば「河本力とか蝉川泰果とか」が本格的にアメリカツアーに挑戦し、正々堂々とQTから出場して「ツアーカードを取得」して、それで晴れてレギュラーツアーに出場して「ガンガン飛ばして」くれれば、日本の男子ゴルフももっと盛り上がる事間違いないのだ。期待しよう。
何れにしても男子ゴルフの人気の低下はアメリカツアーとの「レベルの差」が余りに大きいことが原因に尽きる。野球では大谷選手のようなスーパースターが出て俄ファンが大盛り上がりだったが、ゴルフ界では松山の「次」が出てこないと、せっかく日本人がマスターズ王者になって増えたゴルフファンも、期待外れが続くと「一気に離れて」しまうかも。何せ日本では男子ゴルフは試合数も賞金も、飛ぶ鳥を落とす勢いの女子ゴルフに「遠く及ばない」のが現状なのだ(実際、私は男子ゴルフの試合をテレビで見ていない)。
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しかし私はゴルフに関してはコースに足を運ぶよりも独りテレビを見て静かに観戦するタイプなので、何をどうするこうするなどの「熱の入った文句」を言える立場じゃ無いのである。だから男子ゴルフの将来は選手達の「頑張り」に期待するとして、私は私で「自分のスキル」を上げる方法に没頭することにしよう(おおっ、何と言う自分勝手な御言葉!)。
ということでゴルフパートナーで練習した成果じゃないけれど、ようやく「ハンドファースト」の目処がついたようなので、これから「飛距離アップ」に練習の舵を切ろうと思う(ようやくだ!)。
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現状私はコロナ禍での日々の運動不足が全体的に「ズシッ」と影響していて、必要な基礎体力が「ガクンと落ちて」しまっていたから、今更もう何をやっても「スイングスピード」など上がる筈がなくて、当然のように球が「遠くへ飛ばない」のが一番の悩みである(これを人から言われるのが一番哀しい!)。治すとしたらまずそこからだ。これ、言わずもがなの「体力アップ」である(この年で果たして体力アップなんか可能なんだろうか?)。
悩まされていた花粉も2、3日前から殆ど影響が出なくなり、昨日は久し振りにゴルフパートナーへ行ってきた。一ヵ月ぶりである。遅れていた「スイング改造」を一気に取り戻すつもりで気合を入れて練習に向かった。先ずは練習ポイントの確認と体を動かす事から始める。
1、その場で腰を回す
ハンドファーストで打つ為には「体を開いて打つ」事が絶対条件である。これがいつまで経っても中々上手く出来ない。しかし今回、1っか月の間を空けてクラブを振ったにも拘らず、ビデオを見ると「やや」ハンドファーストに近いフォームで打てていた。一番大きな違いがインパクトでのグリップの位置である。今までは右腰の前辺りに留まっていたが、今回は真ん中から「左足股関節」に近くで打てていた、理想は「左腰の外側」でインパクトすること。しかしどうも「右腰の回転」が遅すぎる。インパクトでは「右腰で打つ」位の感じで速く回転させなければならないのである。そこで次回は
・・・左への体重移動をせず、その場で「腰を回転させる」やり方を試してみたい。
2、右腕を曲げたまま振る
今回上手く行った原因は「インパクトまで出来るだけ右腕を曲げたまま」にしておくことだった。右腕を曲げたまま振ると ① 体の回転が使える ② 前傾姿勢が保てる ③ インパクトで弾くのではなく「押し込む」打ち方が出来る、など良い事づくめである。前傾を保って低い姿勢で打つことで「腕が伸びず」にインパクト出来て、結果として「グリップが左側」に移動し、ハンドファーストで打てるのだと考えられる。体が起き上がって腕が伸びて手首でスピードを出してインパクトするのは、今までの弱弱しい「すくい打ち」になってしまう。
・・・右腕を曲げたままインパクトを迎えるが、その時にグリップをしっかり握って「ヘッドを強く押し込み」、その後は手首をリリースして、思いっきり振り切るようにしたい。
3、頭は動かさない
私は左側に突っ込む癖があるが、これが「スエー」となってスイング全体を壊していた。バックスウイングで頭が右に流れるのも左へのスエーの遠因でもある。次回は頭の位置はアドレスから動かさず、スイング中はずっと同じ位置で保つこと。さらに加えるなら少し沈むぐらいで丁度良い。下半身が回転し右腰が前に出ることで、腰がやや伸びあがる場合がありそうだが頭が沈むことで「クラブ軌道」は保たれると思う。
・・・頭を動かさないことで、インパクトの精度をあげたい。
4、インパクトは4時まで待つ
今まではアドレスと同じく下を向いた状態でインパクトしていた。アイアンは特に上から打ち込んで飛ばしていたのである。しかしこれでは体をピーンと伸ばしてパチンと打つやり方で、私が今やろうとしているハンドファーストの「ドーンと厚い当たり」の打ち方ではない。インパクトの時にグリップは左腰の外が理想である。そのためには体を回すことは勿論だが、何よりインパクトの意識を変えて「グリップが4時の位置」に来たら球を押し出す、を試してみたい。
・・・クラブをゆっくり振り、アプローチの感覚で「ポーンと打つ」練習をやると感覚がつかみやすいと思う。同時に方向性をよくする練習にもなる。
5、アプローチからハーフスイングそしてフルスイングを「ゆっくり」と、スムーズにリズムよく練習する
最終的には大きく振ること。フルスイングで各ポイントを確かめながらゆっくり振る練習を「力を入れないで」アドレスからフィニッシュまでキチンとスイングする。これが思った通りにスイング出来れば、もうハンドファーストまでは「一押し」である。
・・・素振り100回と言う言葉があるが、何時でも気が向いたときに自由にできる素振りは、アマチュアにとっては「最高の練習方法」である。これをサボらずに毎日100回やれば「あなたもシングル」なんて話もチラホラ見えて来るではないだろうか(好きなだけ夢を語っていろ!)。
以上、昨日ゴルフパートナーからの帰り道に考えた練習方法を書いてみました。今日 SmartNews で読んだ記事で、「ロジカル筋トレ」の著者の清水忍によれば、野球の投手は「腕を鍛える必要は全くない」そうだ。腕を速く振るには「腕の筋肉」は必要なくて、むしろ鍛えるべきは足とか腰の下半身だと言う。これはゴルフにも言える事で、よく上手い人が「飛ばすには力はいらない」というのはムキムキのマッチョマンを言っているのではなく、足腰とか体幹とか「肩の筋肉」といった胴体の部位の筋力が重要だという事である。
今の所、ハンドファーストに当てることを重視するあまりスイングスピードが落ちてしまって、7番アイアンで「毎秒26m」程度に下がってしまった。これを何とかして「毎秒33m」くらいまで上げて行き、最後はドライバーで念願の「毎秒40m 台」に乗せたいな・・・と考えている。「夢は努力すれば必ず叶う!」というほど能天気な人間ではないので、せっせと練習をやっていながらも結果には半信半疑なところがある。これ、本当に正しいんだろうか・・・
・・・とにかく色々な理論や動画を研究した結果、ようやく私のハンドファースト理論が完成しそうである。ゴルフは全然上手くはならないが、「スイング理論だけは裏切らない!」をモットーにして日々練習に明け暮れる私でした。次回は飛ばすための理論です。乞うご期待!
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