明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

マドリー応援ブログ(19)いよいよCLでベスト4が出揃う

2023-04-22 12:49:00 | スポーツ・ゴルフ

1、マドリーの唯一の不安は?
マドリーは宿敵チェルシーを2戦とも2ー0で完勝・粉砕した。危なげ無い勝ち方で、さすが王者の貫禄である。しかし中身は、1戦目は「ナチョ」のスーパーゴールに「アセンシオ」の左足で取ったもの。チェルシーの猛攻に危ないシーンもいくつかあった。2戦目は後がないチェルシーが最初っからエンジン全開で前へ前へと攻めて来たが、バックス陣の見事な連携でゴールを防ぎ、シュートがクルトワまで飛ぶ事自体が少ない「完璧なディフェンス」でチェルシーをピタッと封じた(バンザイ!)。

それに比べてマドリーの時間を掛けないカウンター攻撃は今回もドンピシャで、華麗な「ロドリゴ」の2発で勝負は決まった(イエーイ!)。ロドリゴはここ何試合か頑張っているのに中々ゴールが決まらず、チームとしては試合には勝っても「喜び爆発」とは行かなくて、何となくフォワードとしては「どうなんだろう?」という目で見られ勝ちの日々が続いていた。そのモヤモヤを一気に晴らすかのように気持ちよくゴールを決めてくれたので、これからCLでの準決勝・決勝と続くハードな試合に向けては、ロドリゴの復調はとても大い好材料である。

おまけにマドリーは控えメンバーの活躍も見逃せない。特に「アセンシオとナチョ」の存在感は、もうマドリーにとっては「無くてはならない」ものになっている(その通り!)。それに何と言っても「クロース・モドリッチ」の安心感に、このところ左バックもこなして進歩が著しい「カマヴィンガ」と、アグレッシブなプレーで走り回る「チュアメニ」の中盤が分厚い。そしてバックアッパーでチームを助ける「ルカス・バスケスとダニ・セバージョス」が後ろに控えているもんだから豪華だ。そしてファン期待の「バルベルデ」は、最近は中盤で目立たないが攻守に渡ってチームに大いに貢献している点はアンチェロッティも誉めていたが、その確実なプレーは見逃せない選手である。彼の魅力である「ここぞという時」の突破力はマドリーの攻撃のパターンでもあり、アンチェロッティも激賞する「素晴らしいキック力」は相手チームにとっては脅威でもあるから心強い。

こう並べるとマドリーに弱点はないようだが、唯一気がかりなのがここ2、3試合「ゴールが無いベンゼマ」なのだ。シュートは結構打っているんだけど、何故か「キーパーに当ててしまう」不本意なプレーが目立つ。どうもシュートの狙い所とか味方を活かすパスが出来てないのだ。これも要するに「ゴールが入っていない」からだろうと思っている。次回、ラ・リーガの少し「楽な試合」でゴールを量産して感覚を取り戻し、ベンゼマ本来の姿で「シティとの大一番」に備えて欲しいものである。カギは次のセルタ戦でベンゼマがゴールを決めることが出来るかどうか?、に掛かっていると言っても過言ではない。私は2点位取って貰いたいけど。

2、マンチェスター・シティの実力
あのバイエルンを敵地に乗り込んで引き分けにし、1戦目の貯金を活かしアグリゲートスコアで上回って目論見通り準決勝に駒を進めた。そのチーム力はもう「本命」と言うのに相応しいだけのものがある。とにかく今季のシティの最大の強みは、皆さんとっくにご存知の「ハーランドという希代の怪物ストライカー」を獲得したことだ。バルセロナでポゼッション・サッカーを完成させたペップが、事もあろうに「絶対エース」のストライカーを前面に押し出して試合を組み立てることになるとは、思いもしなかったのである。しかしペップは、人並み優れて選手起用の上手いアンチェロッティと並び、サッカーの戦い方を知り尽くしたサッカー界「ナンバーワンの智将」である。この頭脳にハーランドという途轍も無い核弾頭がタッグを組めば、シティに勝つのは「誰にも不可能だ」と言わざるを得ない。それ位、そのポテンシャルは高いと言える。

今回早いうちにバイエルンに敗れたパリ・サンジェルマンだが、もし勝っていれば準々決勝でシティと当たっていた。もし実現していれば、エムべパ対ハーランドという夢の対決が見られたのだが残念だ。この対決は来年に持ち越しになったが、私はエムベパよりもハーランドの方が上だと見ている。エムべパはサイドアタッカーなので、ディフェンスが人数を掛けて守れば「そうそう点は取られない」と思う(センターで待っているというタイプでは無いと思う)。勿論、その分メッシやネイマールがフリーになる機会が増えるのでチームとしての危険度は同じだが、ハーランドはその点「何でも出来ちゃう」から防ぎようが無いのだ。もはやハーランドは現時点で「世界ナンバーワン」と言っても良いだろう。実はそのハーランドを「マドリー」が獲得しようとしている(と噂が流れている)。ベンゼマの後を任せられるエースを探しているというのだが・・・、とにかく次回の「CL準決勝での激突!」を待とうではないか!

私はベンゼマの復活とハーランドの意外な不発で、1stレグは「マドリーの2ー1で勝利」と予想している(まるでサッカー経験者みたいな言いようだが私は全然サッカーはド素人である)。さあ、果たして結果はどうなるか?



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