昨年11月に三岐鉄道三岐線三里駅で脱線事故を起こして長らく運転されていなかった851系851Fですが、廃車になってしまったクハ1851の代わりに、部品取り用として譲渡された元西武N101系クハ1238を改造して先頭車を一両製造し、クモハ851とモハ881に増結して3両編成の姿を復活させました。
クハ1238は、当初は部品取り用として譲渡されたため前面の飾り板もなければドアも旧式に交換され、クーラー脇ランボードも外され屋状態で留置されていましたが、三岐鉄道が自社で改造をし、復活を遂げられるようです。
部品取りで譲渡され、痛々しい状態で留置されていたクハ1238。
クハ1881+モハ881+クモハ851という元N101系+元701系+元701系という珍編成ですので、前後で正面の顔に違いがあり、雨どいの高さなども違う編成なので、とても撮影したいのですが、まあ三重まではいけないので...
今回は事故が発生する前の851Fの写真を公開します。
大安~三里
向かって1番左側の車両が昨年11月に事故で廃車になってしまったクハ1851(元西武クハ1790)です。
三里~大安
こちらの写真も向かって一番左側(奥)が事故で廃車になってしまったクハ1851(元西武クハ1790)です。
クハ1238が復活しましたが、モハ238はどうでしょうね。
851系との互換性を合わせるために、クハ1881の床下機器の配列等がクハ1238時代と大きく異なっております。(詳細は不明)
また、851系には転落防止幌の設置やモハ881との貫通路の問題の解消、クモハ851の行先表示器のLED化など以前の851系とは若干変化が見受けられますので、是非実写を見て頂きたいです。