東京都は4月1日、西武鉄道新宿線中井~野方間の連続立体交差事業に認可したと発表しました。事業費は726億円、事業は2020年度までの完成を予定しています。
この事業は、中井~新井薬師前間の妙正寺川を渡ったあたりから野方駅の手前までの2.4㎞に及ぶ事業で、目的としては、交通渋滞の緩和、鉄道や道路の安全性の確立があげられています。この区間には、新井薬師前駅~沼袋駅間にある中野通り(都道鮫洲大山線)などが含まれており、これらの踏切はピーク時に1時間に40分も踏切が閉まっているいう、もはや開かずの踏切状態です。中野通りの他にもこの区間には7つの踏切があり、交通の利便性が上がると思います。
新井薬師前駅は2線の島式ホーム、沼袋駅は4線、そのうち通過線が2本の今と同じ待避の出来る駅にするようです。
僕的には、「撮影地がなくなってしまう」という事で残念です。特に、沼袋周辺は有名な撮影地がありますので。中野通りの桜と西武線を絡めて撮影できるのもあと7年というところでしょうか。でも、地元民にとって交通の便が良くなるのは良いことですね。
中井~新井薬師前間の、妙正寺川の西側から撮影した写真。この辺りから地下になります。
現在の新井薬師前駅。新井薬師梅照院の最寄り駅として知られています。
ピーク時には1時間に40分間も踏切が閉まっている中野通り。
待避駅、沼袋。この駅も地下化されおそらくですが停車用ホームが2つと通過用ホームが2つの現在と同じ形で地下化されると思います。
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