12月4日、友人のキョーコさんが主宰する祈りの被曝ヒーリング勉強会に行った。以下、備忘録。がんを治す参考にもなることを多々収穫できた実り多い勉強会でした。
1.【被曝に特化したヒーリングの本質】
講師:シャーマン&心理カウンセラー・白鳥澄江(時代の流れを読み、風や大地の声を聴く、現代の祈り人(シャーマン)。「お母さんのための放射能と仲良く付き合う方法」「祈りの被曝ヒーリング勉強会」を各地で開催。心理カウンセリングとコーチングの株式会社オフィス・ルテラムウ代表取締役・心理カウンセラー・瞑想教師)
・病気のヒーリングでは同じようにやっても治る人と治らない人がいる。その違いは何か?
→それは心の持ち方、その人の気持ち、生き方のように思える。「前向き」な人はヒーリングを受けて治ることが起きやすい。しかしヒーリングを受けてすぐは調子が良く痛みが取れたりした人でも、その人が悩みにどっぷり浸かっている人は治りにくい。その日はいいけど2、3日すると戻ってしまう。
・被曝ヒーリングについて。シャーマンの能力として精神を集中すると人の体内の被曝状況が見えてしまう。私の見たところ被曝していない人はいません。でも、皆が被曝していてもそこには差がある。食べ物、水などにすごく気を遣っている人は相対的に被曝レベルが低いようです。
・あと、放射性物質が体内に入っていても、それが悪さをしていない人がいる。喉のところに放射性物質がたまっていることが多いのだけれども、ある特定の人はその放射性物質がそこに存在していても悪さをしていない(活動していない)ようだ。そういう人の共通点は、一言でいえばポジティプ。いい意味でくよくよしない人。自分にも人にも優しい人。前向きな人。
この説明に僕は「それは“受け入れている”からということではないか?」と質問したところ、YESとのお答えでした。
・祈ると1.免疫力が上がる。2.放射能へ作用を及ぼす。
・私たちは「この人に元気になってほしい」と祈ります。それは愛です。で、愛は細かい粒子、物質なんですね。原子よりも、放射性物質よりも、アルファ線、ガンマ線、ベータ線よりも小さい、言ってみれば粒のようなもの。この愛という粒々が原子の中の隙間に入っていく。
・セシウムやストロンチウムなどの放射性物質はアルファ線やガンマ線などを放出して早く安定したがっている。放射性物質に対して(普通は怖がる、忌避するけれども、そうではなくて)仲間とみなして愛を送る。そうすると暴れない。おとなしくなっているようだ。
→これは安保先生の言われる新しい「がん治療の4か条」の最後の「がんを嫌わない、憎まない」に通じるものに思える。病気、災難などは避けたい嫌なもの、というのが普通の捉え方だけれども、それに対面した時に、「受け入れて」「嫌わないで愛を送る」ことが重要なようです。
2.【放射線の影響と遺伝子】
講師:ゲノムドクター認証医・中山孔壹(いわき市中山歯科矯正医院院長。東洋医学・臨床ゲノムなどを視野に入れた統合医療を展開。統合医学博士。中国温州医学院口腔中西医結合研究所客員研究員・日本歯科東洋医学会理事東北支部長)いわき市在住。
・現時点で外部被曝に関しては福島市で0.1ミリシーベルト/月=1.2ミリシーベルト/年なので思ったより低くなっている。セシウムとストロンチウム併せて考えれば半減期は3.7年=約4年と考えられ、この4年間を子供たちにいかにケアできるかで10年後が決まってくるだろう。
→ここを私は聞き間違いをしており、後日中山先生から丁寧な訂正のメールを頂きました。中山先生、ありがとうございます。先生の講演ではt正しく説明していらっしゃるのに、私が聞き間違いをして日記を書いてしまったのであたかも中山先生が間違った話をしていると皆様に誤解させてしまうことになっておりました。誠に申し訳ございません。私はセシウムとストロンチウムと考えていたのですが、そうではなくてセシウムのみの半減期の話だったんですね。
以下、中山先生からのこの「半減期3.7年」の説明です。
セシウムの半減期の件ですが、10月開始として、セシウム
134(半減期:2.06年)と
セシウム137(半減期:30年)を現在の量で合算してみ
ると、3.7年後に1/2、さらに
10年後に1/2(=1/4)、そしてさらに30年後に
1/2(=1/8)となります。
ここに訂正させていただきます。中山先生以下、関係者の方にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
・これからは内部被曝対策が大事です。長崎で被爆した医師秋月先生は塩、玄米、味噌汁を摂取することを勧めていた。塩は造血作用がある。放射性物質は極陰性である。ミネラルが体内にあるとDNAの修復がしやすく、ここに酵素があればミネラルの働きがUPする。放射性物質が細胞に当たると細胞は活性酸素を出す。これはSOD酵素で除去できる。
・ナトリウム、カリウムが不足すると元素周期表で同族であり性質の似るセシウムを体内に取り込みやすくなってしまう。同様にマグネシウム、カルシウムが不足するとストロンチウムを取り込みやすくなる。だからこれらのナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルをサプリにしたものもこの4年間はあってもいいかもしれない。
・放射性物質は体外に排出することができる。永久にとどまっているわけではない。それは人体は動的平衡が保たれていて、入った分、外に出すという循環をしているのだ。だから放射性物質を体外に排泄することを誘導するミネラル摂取が大事となってくる。
・ゲノムの話。遺伝子解析が世界中で行われた。その結果、人間とチンパンジーの遺伝子の違いはたった3.9%であった。ヒトにあってチンパンジーにない遺伝子はなかった。ではそれだけ差異が少ないのになぜヒトとチンパンジーはこれだけ能力が違っているのか?それは遺伝子の数ではなく、遺伝子の状態の違い。ON、OFF(働いているか働いていないか)の違いだった。
・では遺伝子のスイッチはどうしたらONになるのか?それは気候変動とか、食べ物、化学物質、そして心(精神状態で)による。満足度が高くて活き活きしていて人との交流も盛んな人で、自分の選択権が広範囲に及ぶ人ほど病気が治りやすいようだ。選択することには大きな力がある。
人は生まれながらに選択したい、という欲求を持って生まれてくる。赤ん坊でさえ選ぶことを好む。
→ここで僕は選択することができない状態、例えば現代のがん治療ではほとんどの場合医師に治療法を任せざるを得ない、患者が治療法を自分で選択できないという点で、患者から治る力を削いでいると言えるのではないかと考える。
・ささいな選択であっても、頻繁に行うことで「自分で環境をコントロールしている」という意識を高めることができる。
→今の民主主義では自分で直接首相を選べない、とか、私たちには選択の自由が狭いと思う。官僚に任せていることも一般市民が自由に選択をできないという点で人々から力を奪っている、活性を削いでいるといえよう。今回の震災を機にすべての人が自分で選択していくことを増やしていくことがこの国に大事なこと、必要なことだと思う。話が病気の治療から逸れた。元に戻す。末期がんの状態で、患者が医師から「もう手がありません」と言われても、自分で治してしまった人がたくさんいる。(10月にはそんな方たちの集会が横浜で会って僕も参加してきた)。それらの人は一人ひとり治し方が違うが、自分で選択し続けたことが力になっていて、病気を克服していたのだとも思える。
・母乳の話。
離乳の時期を遅らせて乳幼児を体内被曝から守ろう。母乳、胎盤にはストロンチウムを濾過する能力があるらしい。そういう医学レポートが出ている。ストロンチウムはカルシウムと似ているので骨に集まる。乳幼児期は活発に骨が成長する時だから、この時期はストロンチウムに気を付ける必要がある。胎盤も母乳もストロンチウムを濾過するようで、母乳ではストロンチウムが四分の一になる。離乳を早めると母乳の代わりに他の物を摂取するので今は体内被曝のリスクが高まる。だからこれから4年間は離乳を遅らせるほうが良い。
→2011/12/8現在、食品会社明治の粉ミルクからセシウムが検出されたと報道がある。このように今の我々の環境は内部被曝のリスクがとても高い。食品会社は検査を徹底するというが、まずもって全数検査は不可能だろう。ということは粉ミルク、離乳食を摂取しての内部被曝のリスクはまだあるということだ。だから今はできる母親はできる限り離乳を遅らせることが一番最良の選択だと思う。
・末期ガンと言われたがその後10~12年生きている100人の患者にアンケートをしたところ、各人さまざまな治療法や食事療法などいろいろなことをしていた。しかし唯一100人に共通の点があった。それは何か?それは「今自分のしていることが絶対うまくいく、と全員が信じていたこと」。
・利他の心は恋愛よりも大きな快感をもたらす。通常、人は褒められると嬉しくなって満足するが、利他行動は褒められなくても評価されなくてもとても満足ができる。
・瞑想、祈りという行為は「方向定位連合野」という自分と他者との境界を認識する脳の部分の活動が抑えらえる。だから自己利益よりも他者利益を優先できるようになるのだ。
3.【食事で人生が変わる】
講師:佐藤研一(サトケン)。「食事を通じて人の成長に関わる」「本来の自分に還る」をテーマに、飲食業・断食アドバイス・講演・イベント活動・各種プロデュース活動中。調理師・日本メンタルヘルス協会基礎心理カウンセラー。
・岡山のわらの家という船越康弘氏の元で7か月修行した。
・先の中山先生の話の中に出てくる長崎の秋月医師は、船越さんと直接の知り合いだった。秋月医師は滴状心という普通の心臓の五分の一しか大きさがない心臓で、それを治そうとして医学の道に進んだが治せなかった。それがマクロビオティック創始者である桜沢如一の指導のもと、たった2か月で食事で治ってしまった。それから食養生の道に進んだ方。
・秋月医師は長崎の浦上病院(聖フランチェスコ病院)に招聘された際、病院食を自分の考えるものにするという条件で受け入れ、同病院に赴任した。そして患者に食養生で治療していた。
・その後、終戦直前に落とされた長崎原爆の被曝をしたが、浦上病院の患者、スタッフ、秋月医師の70人余は原爆症を発症することなく天寿を全うした、という事実がある。この時の食事が玄米、塩、味噌汁、発酵食品であった。
・内部被曝は「避ける」「出す」「変える」
「避ける」→食べるときはよく洗う。外側を取る。ゆで汁は捨てる。などして放射性物質を落とす工夫をする。
「出す」→体内を必要ミネラルで満たしておくことで体内に取り込まれにくくする。
・まごはやさしい→ま(豆)、ご(ゴマ)、わ(わかめ=海藻類)、や(野菜)、さ(魚)、し(しいたけ=きのこ類)、い(イモ)
・取り込まれたものを早く排泄することで被害を減らす。
・原爆にも負けなかった驚きの事例(前述)
「変える」→・体質を変えて免疫力・解毒力を高める。
・代謝をよくして修復回復力を高める。
・想いで料理は変わるか?
・You are what you eat.
このあと、祈りの心を育てる方法、被曝ヒーリングの実践練習を行った。
・毎日の日々の生活が祈りの質を変える。
・自分の中の物事の捉え方、日常をどう過ごすかが祈りの質を変える。
ワークショップは午後5時に終わり、その後中山先生ご夫妻、サトケンさん、白鳥さんご夫妻で田無の沖縄居酒屋で午後9時まで縄文人の話題で盛り上がって楽しく過ごしてお開きとなった。
実りの多い時間で、本当に講師の中山先生、サトケンさん、キョーコさんには感謝でした。ありがとうございます。バシャールの言うワクワクした時間でした。
実は当院スタッフが数年前、闘病中だったお父様の件でいろいろ調べていたところ、当時の総哲先生のサイトとご縁が出来、大変勇気を頂いたと、また院長と総哲先生にご縁ができるなんて。。。本当に繋がっていくんですね、と先日涙ながらに知らせてくれ、僕もこのご縁にあらためて感謝しております。
今後ともまた素晴らしいご縁が繋がっていきますように。
中山孔壹 拝
うわぁ、中山先生、お忙しいところをわざわざコメントくださいまして恐縮です、ありがとうございます。
このたびは間違えたことを備忘録として書いてしまい、ほんとうに申し訳ございません。僕の知らないところで中山先生にそうとうご迷惑をおかけしてしまったのではないかと案じております。そのようなことがなければ幸いです。
スタッフの方とのご縁、Facebookで知りました。いろんなところで人は繋がっているのですね~。いつかそのスタッフの方にもお会いできたらなぁと思います。一度いわきにいってみようかな^^中山先生とも繋がっているのを感じて嬉しくなりました。
どうぞこちらこそ今後ともよろしくお願いします。