11:00~13:00 K氏。男性、肺がん。胸水、胸膜癒着術、骨転移の経歴。前胸部両面に疼痛。粘る痰を切るために頻繁に強い咳き込み。右側腹部のドレーン痕下部の皮膚膨隆。胸膜からの浸出液が貯留か?
処置:仰臥位でびわの葉温灸で肝臓、前胸部を温める。側臥位、腹臥位が取れないので座位で腎臓、両肩背部、大椎近辺の治喘穴にびわの葉温灸。右側腹部の膨隆に生姜湿布、里芋パスタを施術。
終了時、側臥位になっていたため頭痛がひどいとのことなので、先日学んだニューロオリキュラというアロマオイルによる施術を実施。術後頭痛はたちどころに解消。当人とても喜ぶ。治療中は夫人がずっと手当てをスマホでビデオ撮りをしていた。
14:00~15:20 O氏。女性。左乳がん。腋下転移あり。乳房の腫脹のため来院。前回のびわの葉温灸で痛みは相当軽減したとのこと。手術、抗がん剤はしたくない。今日は「オオバコクリーム」を実施する。治療中に病気には身体の病気、心の病気、魂の病気があると伝え、本人は今回の病は心、魂が原因と納得している様子。
乳房の腫脹が大きいのでオオバコクリームの作成に時間がかかった。
15:30~16:50 K氏、女性。左乳がん。左鎖骨上、鎖骨下リンパ節転移あり。30年以上前に右乳がんを切除。8年前にに発生。現在は皮膚に広範囲に転移。特に4年前に発生した左胸部の帯状疱疹と重なって皮膚転移が広がっている感じがする。両胸中心にうずくような痛みあり。針で押されるような。左上肢は著明なリンパ浮腫。
1年半前に夫をがんで看取った。夫はK氏のがんに対する「自分で治す」という考え方、治療の仕方に懐疑的で、夫自身ががんになった時には積極的に現代医療を受けたが発病から1ヶ月で亡くなった。あれは治療の副作用死と考えている。
初回の治療(びわの葉温灸とアロマテラピー)で嘘のように主訴(両胸中心の痛み)が軽減し、その後見舞いに訪ねてきた娘に回復した姿を見て驚かれる。その後前回は娘と来院し、治療の様子を見学していかれた。
今日はまたぶり返した左胸中心の痛みと左上肢後側面の皮膚のちりちりした痛みを何とかしてほしいとのこと。左肘が伸ばせるようになったこと、左手の甲がパンパンだったのが柔らかくなったこと、左指のむくみが取れ指にしわが戻り、また腫れることが無くなったことなど改善した点もいくつか出てきた。
処置:仰臥位でびわの葉温灸を肝臓、左乳房、左鎖骨上リンパ節近傍の皮膚転移の腫瘍に施術。直後にフランキンセンス(DNA修復)、アイダホバルサムファー(痛み止め)、ブルースプルース、ジャーマンカモミール、サイプレスを塗布。左上肢にはサイプレスを入れたマッサージオイルで軽擦。
座位になってもらって両腎臓、左頸椎5~7、左胸椎3~9、肩背部、帯状疱疹様腫瘍部分にびわの葉温灸。直後にフランキンセンス、アイダホバルサムファー、ブルースプルース、ジャーマンカモミール、サイプレス、タイム、ローズマリーを塗布。併せてペパーミントロールオンをで左腋下~左上肢に塗布して終了。
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