グランデアモーレの17

ここからロードカナロア産駒ですが、3世代目だからなのか、全体に良い配合だと思う馬が少ないのであっさりいきます。

グランデアモーレはネオユニ×ヒカルアモーレ（=クロフネ×グレイトフィーヴァー）。ネオユニは母父としてアエロリットを出していて、ロブロイとかよりは良さそうです。

ノーザンダンサーがクロフネのところに薄く1本入るだけなのはカナロアの相手としては良いと思いますが、ネオユニ×クロフネでキレに欠けることや、アウトブリード配合を何代も継続してることなどがあまり好みではないです。

フェリシアの17

フェリシアはフェアリーステークスの勝ち馬。グラスワンダー×Irish River×コンキスタドールシエロ。これまで母の産駒に活躍馬はなく、さらに母15歳のときの産駒ということで大きく割り引く必要があります。

配合は母父グラスワンダーというのが世代的に心惹かれます。

・ノーザンダンサー4×4
・DanzigとRiverman持ち
・ロベルト持ち
・ミスプロ持ち

ということでハーツクライの配合としては良いと思いますが、やはり母のポテンシャルが心配ですかね。

ウィーミスフランキーの17

ウィーミスフランキーは米G1を2勝。競走能力は抜群です。が、ディープをつけた上2頭は未勝利で、繁殖牝馬としての能力に疑問がつき始めた頃合いでのキャロット募集になります。

ウィーミスフランキーの血統ですが、どうにも地味です。父はセイントバラード系で日本ではほとんど実績のない父系。母父メドウレイクは良いですが、祖母の代になるとBolero系×The Axe系となかなかに地味です。

北米血統だらけなのでハーツクライのMy Bupersを強調できるのはできますが、ノーザンダンサーやミスプロなどの主流血脈が少なすぎる気がします。母の競走能力は魅力的ですが、血統的にちょっと活力が足りなさそうに思えます。