with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第49話《「いつかきっと・・・」心に誓っていたキューケンコフへの朝》

2023年03月01日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

この旅の写真はこちら

朝、目覚めてまずシャワーですね。髪を乾かしてダイニングに下りて行きます。

待ち合わせ時間などない旅ではこうして朝もゆったり。

明るいダイニングではオランダ風の朝食が用意されていました。

ベルギーワッフルを始め甘いパンが多いみたい。それに色々なチーズ。

チーズもオランダでは有名だものね




ここは日本人が経営のホテル。

こうしてダイニングに下りてみると日本人の宿泊客が多い 

これって皆さんと知り合いではないものの何だか安心。

遠く日本から離れた国での緊張感も解けてゆきます。


そして昨日到着したときからお天気は快晴

いつも書かせて頂いているように、私はかなりの晴れ女みたいです。

オランダはダッチウェザーで有名って知っていましたか

実は、旅行前にネットで調べたリヴァプールとアムステルダムのお天気は…。

「ガッカリ~ 毎日が雨マーク


こんな日本の5月ではあり得ない天気予報 考えに考えて長靴で来ていた私です

最近はデザインの可愛い長靴が多いので、「この際長靴にしよう」って決心

スーツケースに晴れ用の靴は入れてきましたけど。

でも、こんなに靴のことを考えたのにリヴァプールはすべて晴れ

ここアムステルダムに到着しても晴れ


今朝ももちろん快晴 予定通り一日キューケンコフを楽しむことにします。

キューケンコフってとても大きな公園。

広い公園で花々を存分に楽しむには天候はとても大切です。

個人旅行だと天候と相談しながら計画を変更出来ますね。


WEB情報によると、

キューケンコフへは、スキポール空港からバスが15分毎くらいに出ているそうですよ。

バスの往復チケットと入場券つきの「コンビチケット」っていうのが21ユーロ(訪問当時)で販売されているらしい

「コンビチケットなら公園の入口で並ぶ必要もないね」


第3話《もうひとつ実現させたい場所》でも書かせて頂きましたが、一面の可愛らしいチューリップの花で一杯のこの公園

3月中旬から5月中旬の2ヶ月間しかオープンしていないんですよ

この2ヶ月に、世界中から観光客があつまるんですよね。

入場券を買うための長い列に並ぶのは避けたいです。

せっかくオランダまで来たのですから時間は有効に使いましょ

美味しい朝食もお腹一杯頂いたら、スキポール空港に向かいますよー。

昨日、空港からホテルに来ているので、空港行きは任せて

 

 

 

 

続く

 


第48話《そして伝統的なパブへ》

2023年03月01日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

この旅の写真はこちら

お願いした最後のプランは地元のパブに連れてって頂くこと。

先ほどの式典があったってことはオランダは記念日。祝日なんですよね。

日本とは違い、日曜日はもちろん、祭日や祝日、記念日は家族で過ごす日なのです。

ヨーロッパの殆どの国でお店がオープンしていない日なんですよ

これはちゃんと調べておきましょう。

オランダに限らず休日は乗り物の運行状況も極端に違います。スーパーもレストランもオープンしていません。

買い物も食事も出来なくてがっかりなことになっちゃいます。


初めてリヴァプールに行った時にはロンドンからリヴァプールへの移動日が日曜日。

そのために鉄道を諦めたお話を書かせて頂いてますよね。

今日はオランダも休日なので殆どのパブは閉まっていて、ガイドさんに御苦労をお掛けしました。


やっとオープンしてるパブを見つけ、お薦めのビールとコロッケを注文。

オランダは「クロケット」って呼ばれるコロッケが有名ですよね。



注文したのはちっちゃなクロケットの盛り合わせ

色々な種類があって、形も色も違っていて楽しい。

そしてこのクロケットは自動販売機でも買えちゃうんですよ

ビールのお供に最高ですよね


ハイネケンに代表されるようにビールも美味しい国

地ビールが色々あるらしいんですよ。

パンフレットをパブで頂いてきたけれどオランダ語だから分らない。

「紹介したかったけれどごめんなさーい


こうしてアムステルダム初日の夜も更けて、ガイドさんがトラムでホテルまで送ってくださいました。

まだ、昼過ぎに到着したばかりのアムステルダムなのにもう何日もいるような充実ぶり。

こんなに読んで頂いてるのに、やっと初日が終わったんです

ホテルでは「第46話《先に事件の真相をお伝えしておきますね》」で書かせて頂いたとおり、

先程のダム広場での事件の真相を知りたくて、ひたすらテレビでニュースを見続け、携帯でmixiにアクセスしていました

 

 

 

 

続く

 


第47話《いよいよドキドキの飾り窓》

2023年03月01日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

この旅の写真はこちら

衝撃的な出来ごとでしたけれど、ダム広場を後にして、

少し薄暗くなってきた街を歩き始めました。

そのうちにちょっと人通りの少ない通りに出ましたよ。


突然です

「あっ すみません。今度は事件じゃないです

突然、窓に赤い下着姿の女性が立っている光景が目に入ってきました~

「か、か、か、飾り窓

次の家も次の家も下着姿の女性が

私達の歩いている道路の方を真直ぐに向いて立っています。

だからといってマジマジと見る訳にいきません。そして当たり前ですけど写真は厳禁。

(フリー素材をお借りしました)




そんな状況の中を暫く歩いていると、目の前のドアからは男性が出てきました。

そのまま歩き続けているとドアを入って行く男性も。

アムステルダムのこの地域では合法だからもちろん当たり前の光景ですけれど

何だかドキドキしちゃいます


ガイドさんが色々説明をしてくれるんですけど中々頭に入りません。

ここで働く娼婦の方々はちゃんと労働組合もあるし、

娼婦の方々のお子さんたちのための保育所も隣接しているんですよ。


漁師の街だったアムステルダムでは、

漁から帰った男性の為に飾り窓があったそうです。

事件を未然に防ぐことに一役かっていたらしいです


本当に驚くことばかりですよね

オランダって「自由な国」「自己責任の国」「子供達が世界一幸せな国」

そして「海外の人も優しく受け入れてくれる国」って聞いてはいましたけれど、

「不思議な国」そして「魅力的な国」ってつくづく感じました。

「観光だけじゃ勿体無い」アムステルダムです

 

 

 

 

続く