with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第84話《アムステルダムにさよなら》

2023年03月12日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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ホテルに戻る時間ギリギリでスタートをやっと観戦 速足でホテルに帰ります。

「観戦しちゃった

嬉しさで足取りも軽い。一斉のスタートはお見事

「神様、本当にありがとう」

まさかジロデイタリアのスタート地点の近くに泊まっていたなんて 

これもあれも信じられないことばかり

レースを見守ることは出来ないけれど頑張ってね。

日本に帰ったらレースの様子をチェックするからね。


何とか時間通りにホテルに戻りました。

「やっぱり交通渋滞なのかな」タクシーがちょっと遅れているみたいです。

そんな待ち時間もスタッフの方と色々なお話も出来て楽しいひと時を過ごしました。

タクシーがやって来るといよいよアムステルダムともお別れ。

「ありがとう、優しいホテルのみなさん

「ありがとう、アムステルダム


タクシーの運転手さんが高速道路を飛ばしたら空港はすぐ。

タクシーを降りて空港ビル内に入ったら、その正面がチェックイン用のマシン



アムステルダム市内と空港は高速道路で20分位かな。

38ユーロだったのはちょっと予算オーバーって感じ。

「まあ、あの状態じゃ仕方ないですよね」

代わりにジロデイタリアのスタートを見られた訳だから良しとしましょ

それは好きな人にとったらとんでもなくラッキーなんだもんね。


「そうだ 忘れていた

リヴァプールに行く時に、「帰りには空港でお寿司を食べよう」って決めてたんだっけ

だったらまず先にチェックインロンドンで機械のチェックインを経験してるから何とかなるよね。

たしか最後の質問だけは気を付けて「NO」って答えるんだったよね。

あの時は空港のスタッフに声をかけて手伝って貰っちゃった

「こんどは自分でチェックイン


パスポートを入れて、予約番号を入れて簡単だよ。

座席は日本にいる時ネットで決めてあるもんね。

「なあんだー、簡単に出来ちゃった~」

次はスーツケースを預けるんだよね。

「あれ カウンターがない

キョロキョロしていると目の前にベルトコンベアーの凄く大きな入れ物

「これでスーツケースを預けるの

またまた初めての経験。

「ヤバいよ でも預けるだけだからやってみよう」

フライトの番号とか順番に入力。でも最後に分らない質問が

「分らないよ~ これはNOって答えるのとは違うよね」

初めてなんだもの。想像で選んじゃうのはやっぱり不安。


またまた周りをキョロキョロ

「女性スタッフさんだ」何とか困った顔をしてアピールしちゃいます。

「フー 気が付いてくれた。」

すぐにそばに来てくれてあっけなく最後は「Yes」を選び終了。

するとスーツケースの引換券が出てきました。

続けて出国手続き。

「手荷物検査っていつするの

疑問のまま出国手続きも終わってショッピングセンターへ

「お~ 何度も見てる光景

「これは本当に心強い

同じフロアだから帰りに買って帰りたかったお土産屋さんにも寄れます。

何といっても「勝手を知っている空港」って感じだから安心だよね。

 

 

 

 

続く

 


第83話《ジロデイタリア!!!》

2023年03月12日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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「ジロデイタリア~

これは驚きです。

あのツールドフランスと並んで有名な自転車のレースですよね。

サポーターズクラブの方で自転車レースも大好きな方がいらっしゃいます。

そう言えば彼女が「5月にアムステルダムをスタート」って言っていたことを思い出しました。

「それなんだ~

スタートに遭遇するなんて思ってなかったから気に留めていませんでした。

「まさかの偶然

ホテルからすぐ近くのミュージアム広場がスタート地点だなんて


「嬉しいけれど夕方のフライトに間に合うの

「こんな日はどうやって空港へ行くの

「そちらの方が心配

ホテルの方と相談してバスとトラムは諦めることにしました。

走っていないんだから無理ですよね。

こちらのホテルではタクシー会社と空港までの料金を決めて契約しているとのこと。

「これなら安心」

もし遠回りしても料金は決められているんです。メーターを心配する必要がないですね。

そこでタクシーをお願いすることにします。

念のために少し早目の昼過ぎの時間にお願い。

空港での待ち時間が長くなってしまうけれど、乗り遅れるよりはいいですよね。


ホテルで予約をお願いして安心。

「さあ、スタート地点のミュージアム広場に行かなきゃ

「美術館に行く案はもちろんボツ

「ジロデイタリアのスタートを観れるなんて

「ファンじゃなくたって凄くラッキー


改めてミュージアム広場を見渡すと、奥の方にイベントらしき光景が見えます。

奥の方へ歩いて行きます! ピンク色のテントやピンク色の旗。

もっと近づくとゲートには「Giro d’Italia」の文字

「きゃーラッキー

今回のアムステルダムって「到着日」も「帰国日」も「偶然の遭遇

「カメラを提げてウロウロウロウロ・・・」

スタート前のイベントも始まるらしいよ。 お土産屋さんもあります。

知っている選手はいないけど記念だからピンクのグッズも買っちゃうぞ

「そうだ サポーターズクラブの方にもお土産


なるべく人が集まってるところを覗いたらイベントがあるかも。

情報がないからどんなイベントが催されるのか分らないもの。

スタート時間は午後1時って書かれています。

「私はホテルに1時30分だからギリギリ

入場券は持っていません。だからゲートの外での観戦。

「選手らしき人が入ってきた~


自転車用ヘルメットの選手。ゲートの外だからちょっと遠いけれど何とか見えます。

続々とたくさんの自転車。

音楽隊の演奏が始まるのかな。衣装を纏った人々が整列しています。

テレビももちろん中継中。

女性の司会者がスタート地点でマイクを持ってイベントを盛り上げているよ。

「男性の方がゲストね」ゲストの登場で観客も盛り上がってるもの。

もちろん言葉は分らない。

知っている選手もいないけれどこんな場面に遭遇しただけでドキドキしてきちゃうよね。

「スタートを観れちゃうなんてラッキー

「早く、早くスタートして

「私はホテルに戻らなくちゃいけないんだから・・・」

 

 

 

 

続く