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実は出発寸前に出会ったブログにとても大切なことが書かれてました。
特にロンドンオリンピックが決まってからは入国が相当厳しい。
入国審査の時に「親せき、友達、知り合い」がいると言うだけでとても面倒なことになると
娘さんが出産するので手伝いに来たお母さんのお話もありました。
「娘の所に来た。」と言うと暫く足止めをくわされたと
「信じられない」
日本人の感覚としては、娘さんのところに来た理由の方が楽な気がしますよね。
これは逆らしいんです。
「読んでいてよかった」案の定、私も聞かれました。
最初は何を聞かれているか分からなかったらボケっとしていたんです。
その後審査官が「友達は東京」「親せきは東京
」
こんな言葉が耳に入ったのでブログで読んでいたことを聞かれてることに気付きましたよ。
「イエス、東京」
「イエス、東京」
それだけ繰り返すと頷かれてその質問は終わり。
「本当に読んだ通りだ ブログに出会ってて良かった
」
胸を撫で下ろしたのもつかの間
またまた前回と同じくリヴァプールに来た理由を根掘り葉掘り聞くんです。
前回のリヴァプールへの観戦記のお話を読んで頂いた方は覚えてらっしゃいますか
やっぱり根掘り葉掘り聞かれたんですよ。
「リヴァプールFCの試合を観戦に来た」
そう伝えるとその場が和んで、とても審査官の方が優しかったことを書かせて頂きました。
「今回もその手だ」
きっと審査官とのやり取りも和むと信じて試合観戦に来たことを伝えたよ。
「これでうまくいくぞ」
ところがそうはいかないどころか逆効果
「なによー」
審査官はチケットをどこで手に入れたかを聞いて来たんです。
ありのままにスカウスハウスさん(業者さん)と言おうと思った瞬間です。
さっきの質問で「リヴァプールには知っている人は誰もいない」と答えたよね。
「これって誰かに会ってチケットを受け取ること・・・」
「だから先程の質問の答えと食い違う」
そう思ったから咄嗟に判断「インターネットで予約しました。」
この答えならうまくいくと思ったのに
「予約表を見せてください。」
「ええっピンチ
」
嘘だから予約表なんてあるわけないよ。
「どうしよう どうしよう」
でも英語が出来ないことが幸いしちゃった。
つまり言いたいことがもともと英語でちゃんと言えないんですから誤魔化せる。
なんて答えたらいいのか分からなくてあたふたしている私。
審査官は「英語が出来なくてあたふたしてる」と思ってくれたみたい。
「ちょっとラッキー」
「そうだ」
一か八かって感じでだったけど、「チケットはホテルで受け取る」と答えてみます。
英語の表現が合っているかどうかなんてもう考える余裕もないです。
以前より一層厳しくなってる入国審査。
「ふっー」何とかこの「ホテルで受け取る」ということで解放して貰うことが出来ました。
次回からはもうフットボール観戦を目的にしても場は和まないって考えなきゃなあ。
次回の入国時にはもっとありきたりな理由を考えてこなきゃ。
博物館に来たとかなら足止めされないかなあ
繰返し入国するのに友達も家族もいなくて、観光だけの理由は何だか不自然だものね。
だからフットボール観戦はちょうど良いと思っていたんだけど
「予約表を見せなさい」になるとこれは使えない。
「イギリスの入国審査って何とかならないのかなあ」
続く