with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第45話《ちょっとドキドキなメアリーキングスクロス!》

2023年04月01日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

この旅の写真はこちら

ロイヤルマイルに向かう途中、深夜まで営業しているスーパーのある場所を教えて頂きます。

「ビールの為には必須

「はい このために初日のガイドさんです」「これで安心

それから駅の上の橋を渡ってロイヤルマイルに向かいます。

山の尾根に上るのだからかなりの急な坂です。

登りきると目の前にスターバックス

「これならホテルに戻る時に迷わないで帰れそう

この尾根を右側に歩くと端にエジンバラ城があるそうです。

そして左側にはホリルードハウス宮殿。

「これから訪ねるメアリーキングスクロース

「そして絶対訪ねようと決めているコッチウィスキーエクスペリエンス

「両方ともこの通り沿い

「これなら明日からの観光も安心

「明日の蒸留所へのツアーの出発地点もこの通り沿いなんだあ。」

「市役所前の大聖堂辺りらしいよ。」

「初日にガイドさんって色々な確認も出来ちゃうからお薦め

 

 

そんなエジンバラの観光スポットを伺ってるといよいよメアリーキングスクロースに到着

小さな路地をくぐり抜けると目の前にはパブ。

その横にショップがあります。

中ではツアーを待っている方らしい人達がショッピング中。

ここではクロースのガイドさんの説明を聞きながら一緒に地下に入って行きます。

このガイドさんのお話をちゃんと聞きたくてkyokoさんに一緒に来て頂きました。

何となく集中出来ないままショップでお土産を見ています。ちょっぴり不安

いよいよ前のツアーの方々が出て来ました。

「次は私達かな。」

「集まるように呼ばれているみたい

いよいよ暗い通路を下の方に下りて行きますよ。

「この先ではどんなものを見ることになるんだろう

通路を下の方へどんどん進みます。

「エジンバラのどんな歴史がここにあるんだろう・・・」「ちょっと怖い

本当にここをKyokoさんにお願いしてよかった

ツアーガイドさんのお話を丁寧に訳して頂きながら暗い路地で色々なものを見ました。

その歴史は私がネットで調べたキングスクロースのお話とは違ったものでした。

 

『山の尾根に立てられた背の高い建築物。

尾根から下った側は低くて太陽の光も届き難くい。

それに昔のことだから汚水も上から下に垂れ流し状態。

そんな劣悪な環境では伝染病が蔓延』

ここまでは調べたことと同じです。

そんな暮らしを感じることの出来る空間。

その空間をそのまま残して、歴史の上に今の市庁舎が建築されたらしいです。

ネットでは多くが「地下都市」と紹介されてました。

「それはちょっと違うみたいよ

現在は地下に存在しているものの、当時は地下都市ではなかったそう

当時利用していたキッチンやなど生活の様子が残されていて興味深い場所です。

あの有名な女の子の霊があった場所も紹介されました。

世界中の人々からその女の子の霊にお人形が届けられていました。

「山のように積まれたお人形

現在はギボアイコさんが供養したので霊は供養されてるそうです。

「そんな解説で私も安心して見学

それにしても昔の街を埋めてしまわずに鉄骨を打っただけで市庁舎を建築してしまうなんて

地震の多い日本では考えられないですよね。「それだけでも凄い

「日々仕事をしているビルの下だよ

「自分の足元に1500年代とかの街がそのまま残っているなんて

「エジンバラを訪ねたら是非お勧め

 

「ゴーストツアー」のように興味をそそるツアー名のものもあります。

今回参加したツアーは本当にこの当時の暮らし方や歴史に触れられるツアー。

「勇気を出して訪ねてみて良かった

「そしてKyokoさんにお願いして良かった

「訳して頂いたから真実を知ることが出来ました

「そのお蔭

「一人ホテルに戻って眠るのにも怖さなんてなかったです

 

 

 

 

続く

 


第44話《現地ガイドさんと待ち合わせ》

2023年04月01日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

この旅の写真はこちら

またまた今回もガイドさんを初日にお願いしました

メアリーキングスクロースに連れてって頂くことに決定

「なぜ初日

「だって時間が読み易いもの」

「鉄道は時間で動いているでしょ

私がいくら気ままな一人旅でも、鉄道や航空機の移動は気ままに出来ません。

「乗り物の時間に合わせなければならないよね」「だから計画が立て易い訳です

そしてもう一つ初日の理由。

「お薦めの観光や注意事項とか尋ねやすいよね

「現地で暮らしている方ならではのお薦めポイントだって知りたい

「これからここで過ごす私にとって嬉しい情報がありそう

 

希望していたキングスクロースの観光は夜です。

その後はパブでシーフードも頂きます

「もちろんスコッチウィスキーと一緒だよ

「ガイドさんには美味しいお店を教えて頂きたい。」

「現地の方の好みの食べ方だって聞きたい。」

そんな風に知りたいことが一杯だから初日の夜を一緒に過ごすことを選びました

待ち合わせ時間にホテルのロビーにお迎えに来てくれるそうです。

ホテルにチェックインをします。

リヴァプールと同じようにインターネットのIDとパスワードを頂いてお部屋でセット。

「リヴァプールのホテルより狭いなあ」「でも駅前

「お部屋も清潔」「スタッフの方の印象も良かった

「なのにリーズナブルだよ。」

「このホテルも貴族のお屋敷だったんだって

「広い階段にその面影があるよね。」

「あっ」「もう待ち合わせ時間だ

「グラスゴー経由の旅だったから余裕なくなっちゃったよね

「2階のフロントに降りなきゃ

 

フロント前のソファーには日本人らしい女性がいらっしゃいます。

「スコットランドのホテルで日本人」お互いにすぐに分かりますよね。

「声をかけて頂きました。」

最初に自己紹介です。

今回のガイドさんはKyokoさん

英国政府公認観光ガイド資格「ブルーバッジ」を持っている方です。

観光前にエジンバラの歴史のお話をしてくださいました。

到着の時に駅を中心にエジンバラの街の全体像をざっと書かせて頂きましたね。

「すみません」Kyokoさんがこの時に話してくださったことです。

この街の全体像は歴史とは切り離せない。

そしてこの全体像が分かるとエジンバラの街を迷わずに歩けるんです。

「そうは言っても世界史に疎い私

「そういえば出発前に見たブログを思い出しました。」

「『エジンバラは日本の京都のような都市』と書かれていたんだよね。」

本当はちゃんと歴史を勉強してきていたらもっともっと違った楽しみ方が出来たんだろうなあ。

「Kyokoさん、教え甲斐のない私でごめんなさい

 

 

 

 

続く

 


第43話《エジンバラ駅って構内に車?》

2023年04月01日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

この旅の写真はこちら

「ふうー

乗務員さんが許してくれました。

そうは言ってもエジンバラに到着して改札の外に出るまでは不安ですよね。

「初めて乗車したスコットレイルを楽しめる余裕が無かった

「ちゃっかりグラスゴーの駅の写真は撮影したけどね。」

「ホント 私ってちゃっかりしているよね

 

1時間30分程でエジンバラに到着。

「早めの列車を選んでいて良かった

「こんなトラブルがあっても待ち合わせ時間にはまだまだ余裕だよ

「ギリギリな予定を立てないことは大切ですよね」

最後の難関は改札です。「無事通れるかなあ」

列車を降りると改札があります。

「乗車券の回収はしないのにねえ・・・」

「チェックだけなんだよねえ

そして何も言われることなく通過。「やっと到着したよ エジンバラ

 

「大きな駅」「広い構内にはショップもたくさん

「構内に道路」「駅の中を車が走ってますよー

「構内にタクシーだ

広い構内を行き来するには道路を渡るんです

この駅は地下です。

ホテルに行くのには緩やかで長いスロープを地上まで上がって行きます。

スーツケースを引きながら上がると、駅の上を渡るように通ってる道路に出ます。

この道路にはタクシー乗り場やバス停があって賑やか。

下を覗くともちろん線路。

「駅と線路の上を渡っている橋なんですね

 

この橋は駅の上で旧市街と新市街を繋いでいます。

私が宿泊するホテルは新市街側。

こちらは18世紀以降の貴族たちのお屋敷が並んでいる街だそうです。

ホテルもその当時のお屋敷だった建物らしいです。

そして駅を挟んで反対側の旧市街の方はそれ以前の街。

駅から急な坂を山の尾根に向かって登ります。

この尾根の上に「ロイヤルマイル」と呼ばれる道があるんですね。

ロイヤルマイルはエジンバラ城とホリルードハウス宮殿を結んでます。

ホテルは新市街側の方がお薦め

スーツケースを引きながらのあの急な坂道を上るのは大変そう

それにカフェやコンビニやスーパーが並んでいるのも新市街側。

駅の近くなら殆どの観光地も徒歩圏内で便利な街ね

 

 

 

 

続く