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ReactOS 0.4.2 - ReactOS アプリケーション マネージャ

2016-11-03 12:34:16 | 日記
Portable版のアプリなら利用可能だろうと安易に考えていたけれど、
残念ながら、アルファ版の限界か、
いくつかのアプリは必要なライブラリがなく起動不可能だった。
また、起動後、反応がなく固着したり、バイナリ互換とはいえ、
仕組みがなにか違うと思われる。

たとえば、Internet Explorer 0.4.2 の場合、
レンダリング エンジンには、
Wine Gecko (32-bit) 2.40 が使われている。
唯一の導入済みアプリだった。

ReactOS アプリケーション マネージャ
導入済みアプリや新規導入の可能なアプリが管理されている。

ReactOS アプリケーション マネージャのダウンロード リストの所在は、
・Administrator\Local Settings\Application Data\rapps\rapps
にあり、ダウンロード先の URL は、
・URLDownload = http://svn.reactos.org/packages/ファイル名
だった。ReactOS Team が検証した結果、
動作可能なアプリのリストだった。

アルファ版の限界に従う覚悟が必要なのだ、と思われる。
ネット情報によれば、v0.3~v0.4に十年が経過、
バージョンを上げることさえ容易ではなかった、ということがよくわかる。

アプリ絡みで言えば、Opera 導入後、標準ブラウザの設定変更に手を焼く。
Internet Explorer には未実装の機能が多く、
標準のブラウザ設定が不可能、
やむを得ず、レジストリエディタを使うことになる。

[1] Opera 標準のブラウザ - 設定解除と修復
・HKEY_CLASSES_ROOT\http
・HKEY_CLASSES_ROOT\http\DefaultIcon
・HKEY_CLASSES_ROOT\https
・HKEY_CLASSES_ROOT\https\DefaultIcon
上記記キーの既定値変更 - opera.exe -> iexplore.exe [標準のブラウザ]

[2] Opera 関連づけ変更 -> IExplorer [HTMLファイル]
・拡張子 .html - Opera.HTML -> htmlfile 書き換え
アイコン変更 - C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe,1

追加情報 - 日本語表示
ワードパッド Wordpad - フォント選択 -> MS UI Gothic 日本語表示可能!

画面のプロパティ - デザインの詳細
・フォント & サイズ -> グレーアウト -> 変更不可能!
機能の未実装に落胆する。

Opera - 設定 - ウェブページ -> Droid Sans Fallback 初期値
Google 検索先生に尋ねてみると、
16000字超の漢字と11000字超のハングルが入った軽量CJKフォントの由。

フォント指定が可能であれば、
日本語文書の文字化けは解消される環境だった。
試行錯誤をさらに続けてみよう。

ReactOS 起動後、OSのメモリ占有は
Linux 軽量版と同程度の110MBほどだった。
機敏に動くことが魅力の第一であり、継続利用の覚悟が固まる。

ディレクトリ構造の確認やレジストリの登録キーの探索を
さらに続けていこうと思う。

取り敢えず、第二報として。

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