
脊髄に症状がでてから初めてのバス旅行に挑戦した。
東京の江戸の名所を巡る日帰り旅行。
川千屋の鰻、柴又帝釈天、六義園、靖国神社、増上寺、
夜の隅田川下り、なだ万の弁当という濃いものだった。
生憎のかなりな雨、低気圧のためか首の痛みがやばい。
同行の大家さん(妻)は心配を隠し、私は痛みを隠す。

桜は満開になってから一週間以上経った。
寒い日が続いたおかげで今日までもった。

映画の寅さんは今も葛飾柴又の顔、いや東京を代表する顔だ。
江戸時代から続く『川千屋』という鰻屋で久々の鰻を食べる。
あっと言う間に食べ大家さん(妻)に睨まれる。



帝釈天(日蓮宗寺院)は鉢植えの椿の美しさが目立った。

六義園は柳沢吉保が自らの下屋敷として造営。
たびたび将軍綱吉を招いたと伝えられている。
赤穂浪士を『武士道の鑑』とするか、『反逆』と断罪するか、この道を
歩きながら思案したかも知れない。
そう思うと、雨も散ってしまった枝垂れ桜も気にならず、
ここを歩く喜びを感じる事が出来る。

ヤマブキ

モミジの小さな若芽が雨を支える。


靖国神社に着いたころから雨はさらに強くなる。
首・肩・尾てい骨の痛みがキツイ。

日本を守り、我々の世代の平和を心から願いながら
戦死なさった将兵を思い、感謝の祈りを奉じた。

靖国神社に付属する『遊就館』という近代史博物館がある。
一階ホールにはゼロ戦(52型)が展示されていた。
思ったより大きく、世界一の戦闘機としての凄みを感じた。
よく当時の国力でここまでの物を拵えたと感動。
この写真を最後に携帯の電池が切れる。
増上寺では団体旅行に足がついて行かないことを思い知った。
夜の墨田川下りは何も見えず、気分は島流しの流人舟。
帰りの貸切バス社内の『なだ万』の弁当は見かけは地味だが大変旨い。
『遊就館』館内の展示物については、
いろいろなことを思った。
なんでも感じたことを直球で書くのが信条だが、
今回だけは展示物について私のブログごときで
述べることは差し控えたい。
もう一度、時間をかけて行ってみようと思う。
一人でも多くの世界中の人がここを訪れてほしいです。
良い旅行が出来て良かった。
また行かれると良いなと思った。
写真を見てくださってありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。




