つかむ力は猿にとっては大変重要。
つかめないと樹から落ちてしまう。
人間も、つかめないと歩けなくなるのだ・・・・
タオルの先に重りを乗せて、触覚と握力のおちている左手で手繰り寄せるリハビリ。
指の力が均等に行かないと重りが斜めになる。
地味なリハビリだが、まじめにやらないと猿なら樹から落ちる・・・
猿じゃないから生きてはいけるのだが・・・
そうだ!風呂上がりの美女のバスタオルをじわじわ剥がす要領だ!
一遍で上達してしまった・・・・・
ゴミに出す新聞紙の束も、灯油のポリタンクも運べない。
リハビリで回復しないと、しゃけ妻に捨てられる日が今に来る・・・
歩く時も指をしっかり開いて居ないと歩くバランスが悪いことに気づく。
誠に残念だが、左足は最近だんだん手術前の足を引摺る状態に近づいている感じだ。
一生懸命リハビリしてるが、病院にいた時が一番歩けていたなんて、本当に悔しい。
『筋肉がいろんな刺激を受けるから、その反射で硬直している』
という説明を受けるが・・・どうなのだろうか、この傾向は2週間以上続いている。
大きなコインは、右足で受け渡せば20秒くらい持てる。
ボールペンは右足で踏んでちょっと浮かせば何とか挟める。
やわらかいボールは何度も挑戦するがめったに掴めない・・・
硬くて大きいボールは、更に難しいが右足で手伝うと10回ぐらいに一回はさむ事が出来る。
足でつかめないと樹から落ち、猿としては失格。
【しゃけ左腕内部の想像図】
左手はだいぶしびれてるが、触覚がだいぶ回復して、見えない袋の中にあるコインを5円なのか500円なのか
と、識別できるようになってきた。車の運転装置も全て目をつぶって必要なものに触れるようになった。
しゃけの左腕の状況をイラストで書くと上の様な感じだ・・・
上腕は、ガマガエルのカップル、『ひきお』と『ひきこ(おリボンついてる)』が四六時中セックス・・・
もう一匹、ひじから先にあぶれたオスガエルが一匹いて、指にぎっしり詰まってるオタマジャクシを、
喰っちゃっていいのか、自分の子なのか悩んでる感じでプルプル蠢いている感じ
原画を読者の方にプレゼントしたかったが、しゃけ妻に捨てられた・・・
可愛く書いたのだが『気持ち悪い。夢見る!捨てて』といわれてしまった。
かつて、麻痺や痺れのおぞましさをこれほど表現した画家は居ない・・・
と思う・・・
写真撮っといて良かったよ。
相変わらずの馬鹿魚、しゃけでございます。
写真を見てくださってありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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