しゃけの携帯写真

携帯写真で景色撮るのが好きなのです。見てください。

元気な夏の花

2012-08-31 08:13:53 | 携帯写真 クラフト 革工芸


しばらく出かけていないでイラついていた。
大家さんが察して『東京都薬草植物園』に連れていくという。
『地味だろ?』と聞くと『夏でもお花いろいろ』との返事。
急に楽しくなってきた。

アジサイ以来久しぶりの花。




やはり、入口はハイビスカス。
ひまわりよりも夏っぽい。




思ったよりおしゃれっぽい感じだ。



河童のいそうな沼がある。




オミナエシの小道。
自分の足には程よい広さで、デートによさそうな場所だ。




コガネバナ。



サッコウフジ。



小さくてきれい。デンファレのような点々が真ん中にある。



名前分からず・・・アザミの親戚?奇跡の造形だ。



オオケダテ





枯れた中から種を飛ばす初々しい生命力。



ノウゼンカズラ。



閉じた朝顔も、命に充ちている。



不思議な美しさ。
ヘビウリ。もっと良い名前はつけてやれないのか?



オトギリソウ。
珍しく黄色がよく撮れた。




緑の葉に、シダの濃い陰が映る。
夏の陽射しならではである。






ムクゲ。(韓国の国花)
逆光っぽい写真が好きです




トウワタ。



葉の先が星形に薄紫になり開花する。名前も知らない地味な花だが、
存在そのものに奇跡を感じた。




ゴジカ。



充実した1日に感謝。
彼らは俺を魚類(しゃけ)と知って慕ってくる感じであった。


薬草類がそうなのか、夏の花がそうなのか分からないが
控えめな容姿の中に強い個性を感じる花ばかりだった。


花の名前知らずに、すいません。
いつも、きれいな花、きれいな女優さんとかの奇跡的な美しさ
に感動いたしますが、なぜか名前にはあまり興味ないのです。


写真、載せすぎましてすいません。
続編掲載は性に合わないのです。
その日の感動は一気に伝えたいのかな?


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帆立て貝の不思議

2012-08-27 13:54:52 | 携帯写真 クラフト 革工芸
帆立て貝は不思議な習性があるらしい。
あのシェル石油のマークの形の貝の蓋をあけて
風を受け、夜の海を帆走するらしい・・・
昼間なら鳥の格好の獲物になってしまうからだろう。
俺は、ホタテは食ったことはあるが帆走してるのは見たことない。

だから何だと言われても答えようもない・・・
でも、ホタテは旨い・・
不思議だとは思わないか?
(思わねえよな・・・)




というわけで、お気に入りの東久留米市のサン・ドリアというレストラン。
友人とホタテを食った。
その旨えこと・・とても我が筆力では表現不能。




時を経ず、違う友人が見舞いに来てくれて
南部煎餅を土産にくれた。


これがなんとホタテ味!
旨さと、珍しさにびっくり。
(有名だが、俺が知らないだけかもね・・)

ホタテが続くなんて生涯に何度もない。
うーん・・ホタテは不思議だ・・
(不思議じゃねえか・・・)




ホタテの神秘が残っているうちにレザークラフトを続ける。

カマキリが子孫繁栄に励んでるような道具は、革に手縫いの縫い穴をあける道具。
一度に四つ穴をあける直線用と、コーナーに穴をあける一本刃と使いこなす。




革を接着剤で張り合わせてからカマキリで穴をあけ、
写真の木の台にはさみ、針を糸の両端につけ針をクロスさせて縫う。
糸は強靭にするため固形の蝋を6回も通す。

手間かかるよなあ。(ロウ引きの糸も売ってるけどね・・・)




実際の大きさは10.3cm×15.6cmを二つ折りにしたカードケース。
アメリカの伝統柄(シェリダン・スタイル)、少し表現・・・




ホタテのおかげで今日も、いい日だった。

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命の不思議

2012-08-17 00:26:43 | 携帯写真 クラフト 革工芸


公園に出かける。
今日は徒歩800mに挑戦。



いつもの公園の便所。
安らぎがある風景だ。



クチナシが、老いさらばえて一輪咲き残っている。
以前は美形だったろうに・・・
滅びゆくものの美しさ?わずかに色香まで放っている。

花とは無関係に力強い葉が花にとっては残酷。生命の不可思議を感じる。



メタセコイヤの枝が切り払われて、樹液で湿っている。
こんなに目立つ場所で成虫に脱皮したセミはどういう考えなのだろうか?
べたつくのを嫌い、鳥も猫も狙わずに安全なのだろうか?



良く見ると樹液は樹皮と樹肉の隙間を埋めて防水し、樹皮の剥離を防ごうとしている。
切った人も、樹皮表面に似せてわざとギザ面を付けることで速く傷口をふさげると思ってる気がする。

不思議な生命力で、セミや樹木に応援を授かる。




シェリダンスタイルという花と茎がリング状に連携する伝統技に挑戦。
10.3cm×15.7cmの小さな革が、とてつもなく広いグラウンドに感じる。
右手にハンマー左手に刻印という通常の右利きのスタイルをあきらめ、
逆発想で左手でハンマーに変えてやっとここまで彫れるようになった。

美しくない作品だが、健常な時レザークラフトを始めたら
ここまで来るまでにやめていたと思う。

K先生に出会えたこと、大家さんに愛され続けたこと、そして自分の生命力。
全て不思議なことで感謝するのみ。



この空の奥深くに、
セミのことも、俺のことも、
全て含み見つめている何かが居る気がする。

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野菜が届いた。

2012-08-13 10:28:31 | 携帯写真 クラフト 革工芸


小学校のT先生の葬儀。
バイクでの恩人板さんの葬儀。

亡くなった人たちのおかげで、普段会う事の出来ない友人達の有難さを
心から感じた。



沼田市の郊外に農園を持つN君から野菜が沢山届いた。



頼んでおいたので農園の写真も送ってきた。

掘立小屋かと思っていたら、お金持ちの別荘のようだ。 (写真:N君撮影)




ねぎとか、トウモロコシとか手なれた感じで栽培しているようだ。(写真:N君撮影)



う~ん広い!バイク10台でバーべキューキャンプが出来そうだ。(写真:N君撮影)

秋の収穫祭前に下見に行って、バイクの友人も呼んじゃおうかな?
(呼んでも来ないかもな?)




白鳥貝をそのままサラダの皿にしてトマトを盛る。
この貝は数十年前、N君が小笠原の海から採ってきて5枚組で結婚祝いにくれた物。
会社を思いきって辞め、夢を果たし小笠原の島で店を成功させたN君は、夢に生き叶えた男。

この皿を見るたび男のロマンを想い、中途半端な自分を反省する。



発病後、友人と会うまでの余裕が心になかった。
酒は飲めないと再確認したが、友との語らいはタイムマシンであり
リリカやボルタレン等の鎮痛剤を超える効能がある。


そんなことを感じていたらU君からクラス会の電話もかかって来た。

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板さん・・・

2012-08-06 22:41:46 | 携帯写真 クラフト 革工芸
【板さんの冥福を祈ります】

入院中、バイク仲間を沢山連れて二回も見舞いに来てくれて、ベソかく俺に『根性見せろよ』と励ましてくれた。
『バイクは俺が預かるよ』と言ってずっと『しゃけ号』を自宅で預かってくれた板さん。

『しゃけさん、W650オーナーズクラブの全国大会、俺がしゃけ号で行ってくる』と、乗れない俺の代りに
気軽に1,000km以上の道のりを出かけて、『しゃけ号』を参加させてくれた。
一緒に沢山のコーナーを走り、いろんな物を一緒に食った板さん。
夜キャンプ場に着く俺のためにテント張って待っててくれた板さん。
顔に似合わず俺に付き合ってみたくも無さそうな花を見に行ってくれた板さん。
一緒にスケベ笑いした板さん。
人望のあった板さん。
料理屋の板さんみたいだった板さん。
怖い人の様にも、可愛い小熊のようにも見えた板さん。
ライディングもメンテナンスも抜群の腕の板さん。
繊細な心を持っている板さん。
俺の葬式に出るはずだった板さん。

突然この世からいなくなってしまった。
あんなに応援してくれたのに、根性なく『バイク引退』を表明した俺。
今日からブログカテゴリーから『バイク』を外します。

板さん、いつの日か又会おう。




工房『鮭庵』の威信をかけて・・

2012-08-05 13:32:48 | 携帯写真 レザークラフト バイク 


がっきーさんから注文戴いた財布が出来あがりました!
工房『鮭庵』の代表作を目指します。(^^



がっきーさん用にトレッシングペーパーに図案を正確に写す。



型紙を正確に作り、内側パーツときちんと合わせる。



革を型紙に合わせカットして湿らせ、トレーシングペーパーを鉄筆でなぞり図案を革に写す。
革は手持ちの最高級牛皮。フランス原産牛・イタリアでなめしたピサーノと呼ばれる革。
今回は伸びの少ない背側の部分を使う。




革の裏に『伸びどめシート』を貼り、打刻が浅く成らない準備。



強弱をつけ図案のカット。このカットの深さで陰影が決まる。



左側は打刻を完了。



染色するときバックグラウンドをより濃く染めるため毛筆でマホガニー色を入れる。
外側の線に沿って縫い穴をあける溝を付ける。



着色後、良く乾燥させ、ニートフットオイルという牛脛の油を刷り込む。



オイル仕上げ後、タンコートという皮革用ニスを薄く塗り、乾燥後アンティークダイという
靴墨状のものを刷り込み仕上げていく。
表面の状態を落ち着かせてから、タンコートを徐々に濃くしながら3度塗りして染色完了。




男っぽい赤に仕上がったと思う。
豆かんなを使って真中の裏側を漉き、曲げやすく内側パーツとなじみやすくする。




内側パーツを表側とを接着。セロテープでマスキングしたところは縫い始めと終点になる部分で接着しない。
バリカンみたいな道具で溝に沿い縫い穴をあけて行く。
一本刃のものはコーナーを曲げて穿孔する時に使う。




縫い穴は綺麗いにあいた。
写真では分かりにくいが財布にリングを付けるためのビスを仕込んである。




外縁をダブルステッチで手縫いする。



縫い穴は目抜きで一つ一つ拡げないとレース(革ひも)が通らない。
特にコーナーはひと穴に二回通すので難しい。




縫い針より太くならないようにレースを左右0.5ミリづつ斜めに切り、針に挟み込み金槌でたたくと
針は張力に耐えられるようになる。




リングを付けるビスが外に出ているのが分かる。
レースの根元が薄ーく斜めにカットして繋いであるのがお分かりでしょうか?
ダブルステッチだとレースは8回程繋ぐことになる。
レースを鋭利な刃物ではすに切り、ボンドが生乾きになったら貼り合わせ金槌でたたき一本化する。
これが何よりむずかしいと自分は思う。

接着に8時間必要なので、プロの職人は工程を微妙にづらし、いくつもの作品を同時に作っているのではと思った。




きっちり縫い終わり、中身の出し入れは良い加減に出来そう。



トチカンは壊れやすい部分なので、真鍮のしっかりしたものを付けました。



前回の同型(しゃけ使用中)の財布より、彫刻・染色は少し進歩したかも。
『お勉強させて頂きます!』とはまさにこのことだ。




ざっくりした男っぽさと伝統柄のロマン・・男の赤。
このテーマを追って追って、時間かけて作りました。

最初の1~2カ月は若干雨天時等、色落ちがあるだろうと思います。
革ひもは8か所繋いであるので、もし切れたら瞬間接着剤が良いだろうと思います。
々ご不満はあると思いますが、愛用してください。

多年ご愛用下されば、皮革特有の『経年変化』という効果が表れ全ての欠点を覆い隠し
て良き相棒となります。毎度、ありがとうございます!(^^


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大樹の里 納涼祭

2012-08-03 14:59:15 | 携帯写真 レザークラフト バイク 
入間市の身障者施設『大樹の里』の納涼祭に招いていただいた。

今から30年前から15年前位の15年間、俺は良くボランティアに来てましたので
お知らせを戴きました。



大樹の里は小さな丘の谷合いにあります。
新しい建物が建つため、このような形のお祭りも今年で最後と聞きました。



お祭りに欠かせない御囃子は新久地区の御囃子保存会の方々、
昔ながらのお祭りは是非残したいものだ・・・



あれ、お獅子はお正月じゃなかったっけ?
誰かに問いただそうとするが周りに知人はなく不明。
お獅子本人に聞けばよかったな・・・



昔、時々介護を担当した障害者の方に出会う。
自分の体に障害が出たこと、人生の不思議さ、変わらぬ重度の障害をお持ちの気分等について話す。
辛くても自分の体は脱ぐことが出来ないし、自分等不幸のうちに入らないと感じた。



盆踊りをそろいの衣装で踊るおばちゃん達も、流石にストライクゾーンに収まらない。(ごめんね・・)
『最後に花火もあるわよ』と、ひきとめられるがなんとなく寂しく家に帰った。


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絵の勉強

2012-08-02 14:46:25 | 携帯写真 レザークラフト バイク 


一度は絵の勉強がしたくなった。
革でいつかオリジナルデザインを起こす時、絵の基本は必要だったと思える。
油絵・水彩画等色々あるが、最も金がかからないのが色鉛筆とわかった。
たまたま近所で安い月謝で女性が色鉛筆を教えてくれる事になった。





72色の色鉛筆を娘が譲ってくれたこと、先生と同じイタリア製の赤い道具入れが
トレジャーファクトリーで150円で買えちゃったことなども動機付けかもしれない。

様々な形状のノック式の消しゴムや、左の小さい蒲鉾のような自在に形を変えられる消しゴムも有る。
光ってる感じや、線の強さをフェードアウトさせる時に有効なようだ。




しゃけ以外の生徒は、何年もやっていてまるで
写真の様な絵を描く。(上の写真はしゃけの下手絵)
奥深いものだと思うが、今のところ革の様な面白さはない。

とにかく今は、林檎を書き続けろとのこと・・・
形を見て写生しているはずだが、いつの間にか『頭の中の林檎』を描いている。

革よりは金がかからない物もできるように成ろうと言うのが本音だろう。




がっきーさん用の財布のテストピースを造る。
国産品よりも発色の良い米国フィービング社製の染料を採用。
本番はもっと『渋みと男っぽさ』を強調した発色にしたい。(ほんとはもう染めてあるけどまだ見せない・・)




W650は、レッドバロン東大和の某店長が思っていた価格の
倍ぐらいの価格で引き取ってくれた。
選ぶ時も、買う時も、クレーム付けたときも、乗れなくなった時もいつも
温かく付き合ってくれた。
次にもしも250でも乗れたら、又ここで買うと思う。

バイクを手放した俺を励ますため大家さんが、台湾料理に連れて
行ってくれた。
非常に美味だが、多すぎて2人で一品づつしか頼めない。

『バイク売れたから君の一眼レフ買おうぜ・・・』
『私、貴方のバイクのお金でそれは出来ない・・』

素直に買ってくれりゃー好いのになあ。
誰の役にも立てないのは辛いんだよ。


写真を見てくださってありがとうございます。
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