しゃけの携帯写真

携帯写真で景色撮るのが好きなのです。見てください。

ポイントカードでご招待

2010-09-29 21:25:37 | バイク ツーリング 携帯写真 風景

免許証型のポイントカードでポイントをせっせと人知れず貯めていたら、
先日警察学校から、ご招待が届いてしまった・・・



昔は、違反の細かい半永久不滅ポイントがたまって大きなペナルティーをもらった。
今回の『ご招待』は昔に比べると優しい仕打ち。
なんと、講習をうけると累積ポイントをチャラにしてくれて、前歴もなしの状態にし
てくれる。・・・・素晴らしい。夢のよう。ちょっと講習料高いけど

この恩典は①3年以内に違反講習を受けていない。②1~3点以内の違反の合算で6点
に達した場合。の二つを満たしている場合らしい。



教材は隠れたベストセラー『ルールとマナー』
こういう黙っていても売れる商品が欲しい。



この写真は休み時間。
教室で授業を受けるのは久々だ。なんか若返った気がして新鮮。

運転適性検査を受けるが、書かれていたコメントは教習所のようなソフトなもの
ではなく辛辣だ。

集中力にムラがあって危険。自己顕示傾向が強い。などの内容が割とくどく書かれていた。
事実だからしょうがね~な~



教習所も隣接されていて、ホンダの750CCがよろよろと走っている。
いつも間にか大型自動二輪の免許を取って2年以上が経過した。
教習車の3倍くらいの速さでこのコーナーを曲がりたい・・やっぱ自己顕示欲が強いなあ。




午後はマイクロバスで社会貢献のゴミ拾い。
行き帰りの車中で交通事故のビデオを見させられ研修は6時間無駄がない。
交通事故被害者の遺族がビデオに3組登場する。これがかなりこたえた・・・

交通違反者と犯罪者の距離は非常に近い・・・これがこの講習の実感だ。



軍手・腕章・ゴミはさみ・ゴミ袋が渡される。




う~む。違反は若い人ばかりなのか・・・最近どこへ行っても最高齢になることが
多い。



こんな時にも、こんなものを拾ってしまう自分の性(さが)が悲しい



無事、講習終了。
運転を少し見直そうと思う。
自分は思ったより年寄りだし、ムラのある運転をしているようだ


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キャンプという人間関係

2010-09-22 00:00:10 | バイク ツーリング 携帯写真 風景

多忙だったが、どうしても会いにに行きたい人達の集まってるキャンプが西湖で行われている。
名前だけ存じ上げていた、まんぞうさん、えびすさん、にゃんたろうさんという古参のW650の
メンバーが集まるんだと幹事の板さんに誘われていたのだった。

『必ず行く』とあらかじめ仲間内の掲示板に書き込み自分の退路を断った。
行きたいし行かざるをえないようにしたのだ
最近仕事より情熱はこっちに傾いてる感じだ。
いいのやら、悪いのやら・・・(いいに決まってらあ)



早退して3時ごろから向かう予定だったが、バイクにまたがったのは結局5時。

夕陽に向かって帰宅せず、キャンプ場に向かったのは初めてだ。
途中、間違って入った違うキャンプ場で、若いライダーのグループと意気投合し、
飯食え、酒のめ、このバイクは何?とかで盛り上がってしまった。
全くの他人でもこんなことが起きるのがホントに旅の嬉しさだ。

結局西湖周辺にたどりついてから30分近く迷って幹事の板さんにめいわくかけてしまった・・

ところで、自分はめんどくさがりなので、キャンプも厭じゃないがバイクは重くなるし、
片付けが厄介で苦手だ。どっちかというと、宿泊費の節約が自分にとってキャンプする
最大の動機だ。

でも、まんぞうさんたちは全然違う。
キャンプなのに国産牛やマツタケが並ぶ・・・・・すげ~♪
幹事の板さんは到着の遅い時間の私のためにテントを設営しておいてくれた。
ジャージーが凄く似合うし、父親のように優しい。
にゃんたろうさんは、母親のように料理が上手だ
まんぞうさんは、手品のように食材を調達してきたし、奥深い人間味を感じる。
えびすさんは、話を弾ませるのがうまい。皆、初対面(板さんは前から知ってる)とは思えない。
全員俺より年下なんだよね・・・

久し振りのヒデサンやキクサさんと5月のW650の全国大会の話題で、過ぎた時間が
一気に縮まる。
酒がすすみ、寡黙だと思い込んでいたホッピーさんが大変饒舌な事も知った。
酒が更に進む。
たわいのないことで皆、いつまでもゲラゲラ笑う。
笑う笑う・・・板さん、熊のぬいぐるみのようだ

これが・・キャンプという人間関係だ。




キャンプは2泊3日で行われた。(しゃけは1泊だけだが・・)
まんぞうさん達の引力なのだろう・・・このキャンプには3日間で15人が参加したらしい。
朝になって童子さんもやってきた。
ついこの間会ったが、とても懐かしかった。

写真はKAWASAKI W650の勢ぞろい。左からホッピー号、キクサ号、ヒデ号、しゃけ号。


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愛用品

2010-09-17 23:30:58 | バイク ツーリング 携帯写真 風景

愛用品に囲まれると、とてもいい気持ち。

テーブルはチークの無垢材。20数年来の愛用品。祝い酒もやけ酒も吸い込んでいるのだ。
PCはDellの最新型だが、使いこなせない。画像がよく気に入ってる。
映ってるのは、『ブログ・しゃけの携帯写真』近頃、コメントが減って悲しい。
画像のバイクはもちろん愛車【W650ノジマ改】
時計はAVIREXのベルトも盤面もブルーで、使い方の分からないTACHYMETER付き。
ブックカバーは革の匂いの消えない3.3mm厚なめし皮のブックカバー。
中身は『司馬遼太郎 街道を行く・信州佐久みち、潟のみち』
マグカップは日光ツーリングで寄った足尾銅山のもの。ダブルボトムでさめにくく風合いが良い。
中身はHarrods English-Breakefast No.14
マグカップに貼ってあるのは、W650メンバーの東海支部キクサさんが作ってくれたもの。
このカップ専用みたいな出来栄えで凄く気に行ってる。



愛用品だけで、しゃけという人の自己紹介になるなあ?

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妙義山に行って来ました

2010-09-15 19:13:03 | バイク ツーリング 携帯写真 風景

今日は、写真のサイズ設定を間違えてしまったが元の画像データを消しこんでしまい、
小さな写真ですみません。
雨っぽい天気なので一日ゆっくり休む予定だったが・・・・・・
10時半には気がつけばバイクにまたがってしまった。



今日は涼しかったので、真夏にバーゲンで買ったちょっとレトロな、牛の革のライダーズ
ジャケットをデビューさせるのに絶好の機会。

今からじゃ、時間的に榛名か赤城か妙義だな。



というわけで、昨日の続きのように成木街道を逆にK53で秩父に向かい、上野村、下仁田経由で
妙義山に向かった。
K53は山の中をいくつかの集落を通り正丸峠に向かうR299の旧道の様な道だ。



いつもはトンネルで越えてる正丸峠だが、秩父連峰の意外な山深さを旧道を通り感じることが
出来ました。



峠の茶屋のおばちゃんの目線を避けて、写真を撮ってたが眼が合ってってしまったので、
まだ50kmほどだったが休憩。
全然欲しくなかったが熱心に正丸峠のステッカーをすすめるので、『マッチ売りのお母ん』に
捕まったとあきらめ、限定100枚のシリアルナンバー入りのステッカーを買った。

『なんで63番選んだの?』
『63歳で住宅ローンが終了し、自由の身分になるんだよ。』

とやりとりしたが、ホントは『このおばはん、63歳くらいだろな・・』と思って63番を選んだ
のだった



R299を上野村を過ぎ、ぶどう峠へ向かう道の分岐を過ぎるとすぐ下仁田方向へ行くK45が現れる。
これを右折。道なりに行けば塩ノ沢峠のワインディングだが、なんだか面倒でバイパスになって
いるトンネルを一直線に抜ける。突き当って下仁田方面にK45を走り、R254を左折し中小板を右折
するとK51。2km走ると写真の分岐。左に行くとK196.今回の目的地妙義山のワインでィングだ



中之獄神社前の県営無料駐車場から雄々しい妙義山の山容を望むことが出来る。
妙義山は1100m程度の3つの峰から成り、火山噴出物で構成される古い火山体と言われている。
山容の猛々しさで、実際より高い標高を感じさせる山だ。
是非また来てみたい。

この絶景の名所は、柴垣はるさんという女性が自分の土地を寄付したことによって実現している。
先々週の浄蓮の滝も私財をなげうって遊歩道を作った人が居るから、見ることが出来る。
我々俗人は、自分勝手なことばかりしているが、ツーリングや観光を通じて、他人のために私欲
を捨てられるこれらの偉人の存在を知ることは、大変重要な事だと思う。



中之獄神社には高さ20mの日本一の大きさの大国様がいる。
鳥居の向こうの金色のうんこみたいのがそうだ。
中之獄神社の石碑の表札の文字は福田赳夫元総理大臣の書だ。
生真面目な元総理と金色の巨大な大国様のアンバランスが何とも可笑しかった



大国様の横手には、急峻な石段があり奥の院に続いている。
右ひざの調子が悪く迷うが、せっかく来たので上まで行ってみた。
上に行っても意外にも更に奥に行かないと、景色は開けないようだ。

降りてきてから悔やんだ・・・
『しまった・・階段の段数、数え忘れた・・・・



社の裏には、妙義山独特の大岩がのしかかっている。
こちらにぐらりと来たら一貫の終わり。大岩自体に神が宿っているのを感じる。

神社の先には休憩所や博物館があったが、一気に下り松井田妙義ICから上越道にて帰る。
一時間半程度で入間まで帰れた。



バイクのペイントが一応乾いてから今日で一カ月。
漸く高圧洗浄することが出来た。(乾燥しきって無いと皺がよる)
本日は280Kmほどだった。
満足、満足!

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奥多摩の二つ並んだ楽しいお店

2010-09-14 22:16:52 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


東京都内に最も近い峠道は八王子方面から日出町経由、青梅梅郷に抜けるK251梅ヶ谷峠か、八王子相模湖のR20大垂水峠、マニアックな五日市上野原のK521陣馬街道和田峠、R411柳沢峠などが有名かと思うが、もう一本8kmくらいで短いが近くて深山ムードで奥多摩に抜けるのに便利なK193成木街道というのがある。くねりかげんがなかなか具合良い。これに乗って奥多摩をちよろっと走って奥多摩の
お気に入りの店でくつろぎました。

青梅線の御嶽駅から青梅街道を300m西進すると、一つの敷地にラーメン屋とカフェの並んでるところがある。これは両方お勧めです。



『二代目福の家』はつけ麺がお勧め。
大将はちょっと怖そうですが、ホントは優しい。
それと、チャーシューがかなり旨く、1kg3000円のお土産チャーシューもある。



今日は冷やし中華。



その隣にあるのが、カフェ・マルコ&ギャラリー。



奥多摩では『奥多摩アート・クラフトフェスティバル』というのをやっていていろんな店に
アート作品を置いていてなかなか面白い。奥多摩の『せせらぎの里美術館』が音頭をとってるが
ここの店もかなり中核を担ってる感じだ。
オーナーはここの地主でもあり美大を出た感じの雰囲気のある女性だ。
今日は友人の手描き染色展をやっていて販売もしている。
来週からはアクリルのアート展が始まるらしい。
流れてる音楽も北アフリカのものだそうで、なかなかユニーク。




分かりにくいが、テーブルの下もガラス張りになていて、展示がある。
魚を泳がして活魚料理の店だったのか訊いてみたら、なんと父親の代はガソリンスタンドで、
今ガラスの下になってるところはガソリンタンクだったらしい。



ケーキもクッキーも軽食も手作り。
これはバナナシフォンケーキだ。なかなか旨い。これから通ってしまいそうな店だ。



店の前のお花も可愛い。
たまには、ショートツーリングも好いもんだね。今日は午後3時から100kmだけ。

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磐梯山と大内宿

2010-09-09 22:58:12 | バイク ツーリング 携帯写真 風景

ホントは昨日から、走友の童子さんと一泊二日で『笹川流れ』『蔵王』『磐梯山』『奥只見』
と無謀かつ欲深な計画を実行する予定だった。
台風で中止。
ホントに中止???と自問自答し、日帰りで磐梯山に向かっちゃったのだ。
走りは磐梯山に絞って、お楽しみは会津の先の雑誌で見た大内宿と言う計画。
12時間半765Km。日帰りでは少しキツイかもね



今日は超長距離ソロ。
体力温存のため高速移動中、4500回転以上まわさない等と心に決めた。
守れたのは那須まで・・・そっから先は気がつきゃ6000回転。
ノジマ管もタンクと同色に色気づいてきやがったぜ



福島西ICを出て『磐梯吾妻スカイライン』へ直行。
スペシャルコースに乗った途端に雨。300Kmも走ってきてここで雨。
視界は10m。これじゃスカイライン抜けるだけで1時間か。忌々しい。
ここは、『卵湯』という所。10人がかりの卵の屁をかがされたような火山ガスの悪臭。



ところがところが・・・
標高1600mくらいまで上がると、雲の上に出た。
わづか数十メーター後ろが雨。雨と言うか雲だ。雨と晴れの境を撮ったのは初めてだ。



磐梯山は男っぽい山だ。空には秋の気配が漂う。
今、俺は磐梯山を走っている・・・本当に幸せなことだ。



地球は生きている。しかも若々しい。
ひたすらそのことに感動。



景色最高。バイク最高。乗り手も最高。(言うのは自由だもんね)



『磐梯吾妻スカイライン』から『磐梯レークライン』へは、裏磐梯と書かれている方へ
向かうと間違いなく行かれる。
入口は『秋元湖』の眺望が開けている。



引き続きR459から3本目の有料道路『磐梯山ゴールドライン』に入る。
3本の中では一番印象が薄いが、所々猪苗代湖が見える。
小学校以来二回目だが、なぜか湖畔に降りる気にはならなかった。
たぶん、でかすぎて河童が出そうな雰囲気がないからだと思う。



会津に着いた。会津藩、鶴ヶ城、飯盛山、会津塗、白虎隊など興味は尽きないが時間がない。
高さ57mの観音様のある『会津村』に寄ってみたが、あまり面白くなかった。
俺は、大きな女はあまり好きじゃないし・・



風にそよぐコスモス。ようやく秋の花。まだ数が少ない。



公園からの遠望。古民家の復元や庭園など60,000坪の敷地があるが、時間がないので
上から見るだけ。



会津市内からK72・K131と乗り継いで大内ダム経由で大内宿へ。
このK131が約20kmくらいあるが、有料道路のゴールドラインよりかなり楽しい道だった。
会津方面ではここは欠かせないと思う。
大内宿はメインストリートが土のままで、信州の白川郷や五霞村よりさらにタイムマシン
で来た感じの集落だ。
気のせいか、売れればいいというようなつまらない土産物は少なく、地場の手作りの
良い品が沢山売られていた。



何も食べずに走ってきてもう3時半。何を食べようかと物色するが迷ってしまう。
『鳥せいろ飯』という看板を見て行ってみるがこの時間、閉まっていた。
ふと前のほうを見ると丹精したダリアが咲いていた。
そして、下の写真の奥さんと目が合った。




『あの花をお育てに成ったのですか?』と聞こうと思ったが、なぜか『何か食べるものはありますか?』と聞いてしまった。
『餅焼いてるあたしに何んで食べ物あるかと聞くのよ?』と思ったはずだが、この女性は
そういう表情を顔に出さなかった。それを見てダリアはこの人が育てたと何故か確信した。

『お蕎麦や御餅があります。奥の入り口からおあがりになってください。』

古い友達のご家族に、会っているような気がしてきた。
あがってみると古民家の居間そのものの広い座敷だった。



蕎麦のほかに、岩魚の塩焼きと、会津料理の『こづゆ』という煮物、つけものと
『ずんだもち』という枝豆を餡子にした餅がついて1500円ぐらいだった。
こづゆは、薄味なのだが食材のうまみを引き出している。
調べてみたら貝柱やコブでだしを出すようだ。蕎麦は信州の名店に匹敵するものだ。
岩魚は養殖の鮎とは違い身がしっかりしてコクがある。
餅は良くつかれていてボリュームもある。
食器も高級品ではないがよく使われた良いものである。
蕎麦の笊を受けているのは、手彫りの木皿だし、『こづゆ』の鉢は古い会津塗りではと
思われる(違ったらごめんね)。
聞いてみたら、ただのお得セットではなく、伝統の祝い膳の形式を踏んだ料理と食器の
ようだった。それを聞いてすっかりうれしくなってしまった。

敬意を表してお店の紹介。

【こめ屋】(屋号)
南会津郡下郷町大字大内字山本16-3
電話:0241-68-2926
URL:http://komeyasoba.com/  リンク貼り付ける技術なく申し訳ない。


ここから白河ICまではわづか40km足らず。家までは300kmくらいかな?
全行程765km。今回も爺の割りにがんばりました。

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青いバイクで唐人お吉

2010-09-04 22:52:24 | バイク ツーリング 携帯写真 風景

下田にくれば、やっぱりハリスと唐人お吉の物語。
しゃけは古い時代が大好きなのです。



了仙寺はペリー艦隊の休息所となったところであり、境内では艦隊に随伴している海兵隊の
練兵(訓練)も盛んに行われていたようだ。
ペリーにゆかりがあるだけでなく、初代米国総領事ハリスの妾、幸薄き女、唐人お吉の墓も
ここにある。



ペリー提督は、当時の日本人にいろんな見方をされていたようだ。
この肖像は西郷隆盛に似ているといわれて『西郷ペリー』と呼ばれている。
なんか便秘に悩んでいるような顔だが、米国人の描いた写実的な肖像画に少し近い。
そのほか、天狗のようなのや、やけにひねこびた表情のものやいろいろのペリー像がある。
初めてみる異人ペリーはただ恐れられていたのではなく、多くの人に大変興味を持たれてい
たと感じることができた。



この花は、寺およびその周辺に沢山あった。
『アメリカジャスミン』という花だそうだ。
なんと、ペリー艦隊が持ち込んだ種が残した子孫たちらしい。
なんと、浪漫のある話ではないか



画面右はじ近くは我らが混浴王『ホ〇〇ーさん』らしき人も描かれている。
当時の米国人が『信じられない野蛮な光景』として紹介した混浴風景だ。
他国の文化を受け入れない米国人に比較して、ハリスの領事館となった別の寺では
米国人のための牛肉用のと牛を殺す場所まで提供している。
媚びているのではない。なんでも吸収する力が有るのだ。(あったのだ。)
だからこそ、わづかこの時代から40数年後には世界最強のバルチック艦隊を撃破する海軍を作っ
たのだ。混浴から日本人の凄さを発想するしゃけという奴は変な奴だよ



ペリーの使用していた品。やはり当時の最高級品は英国産の様である。



唐人お吉は、下田の大工の次女で『斎藤きち』という女だ。
評判の美人だが、なかなか気の強い女でもあったようだ。
16歳のころから付き合っていた許婚者との間を生木を裂かれるようにしてハリスの妾になった。
相手の男は大金と『名字帯刀』の資格を与えられお吉との関係を断ったのだ。
心はハリスのものにならなかったが、攘夷派からハリスを身を呈して守ったり、病気がちなハリス
が帰国するまで親身に世話をした。
ハリスが帰国し、幕府からいくばくかの金も貰ったらしく、料亭を起こすが失敗。
江戸にいた元の男ともよりを戻すが、やっぱり浮気され自暴自棄。
この寺の宝物館には大酒のんで、乳房を露わにした獏連女ぶりのお吉の絵も有った
最後は50歳で池に身投げして亡くなっている・・・・

この話を自分のブログに載せたのは、彼女の供養のためである。



これがお吉の墓と言われている塚だ。
ここは日蓮宗の寺だが、造形は天照大明神を表す太陽の象徴、鏡を表現しているのではと思った。
芸能人の墓参りと同じ次元かも知れないが、歴史上の人物の墓参は歴史の中にいる自分を感じる
一番よい方法かも知れない。

『お吉さん、ここで会ったのも何かの縁だぜ。俺が無事に帰るまで見守ってくんなよ。おいらもあんたがそっちの国で、優しい裏切らない男に会えるのを祈ってるからさあ・・』
と、呟いてみた。



ここの宝物殿には、江戸城の女官の使ってた『張り型』があった。
天狗は男役の女が使うもの・・・・
べっ甲製の3本セットは、男が装着するもののようだ。
どうも俺には小さい気がする・・・・・
宝物殿受付のちょっと気取った綺麗な女性に、極力まじめな顔で
『あのう・・・これなんに使うものでしょうか?』と訊く誘惑に
駆られたが、やめておいた。



帰路はR135を河津で左折してR414北上修善寺経由K12、冷川IC経由で行きと同じ伊豆スカを走る。
写真は十国峠(十石峠じゃないよ)近辺だ。
日の落ちるのは俊足の童子さんより速い。
暗くなるまでに御殿場につきたいなあ・・・今日は515Kmツーリング。ま、中距離だね。



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青いバイクで青い海

2010-09-01 23:59:35 | バイク ツーリング 携帯写真 風景

毎度ご愛読ありがとうございます。
今日(9月1日)はソロ・ツーリングで伊豆に行きました。
二部作でお届けいたします。見てね!♪



青いバイクでどこへ行く?
夏だから青い海・・・やっぱりおいらは魚類だね
というわけで、爪木崎に行った時から行きたかった下田の海中水族館に出かけました。



ゴーグルがしんどいので、ネットでBuco純正のシールドを買った。
厭に顔がでかくなった感じだったので、Power Sports という文字シールを張ったら意外と
しまってカッコよくなった。
このシールド、空気抵抗が少なく風きり音が少なく、かなりの高速でも顔を起していられる。
反面、シールドの開閉が硬く、ちょっと顔が痒い時などは片手で開閉しにくい。
球面なので、なれないと乱視の眼鏡をかけた感じになる。でも目が慣れてしまうのか、1時間
くらいで、順応するのかボケてるのか分からんが、慣れてしまう。

問題は頭を伏せると、風が入ってしまう。目線を低くしすぎず仙骨を起して猫背にならない様、
自然にフォーム強制出来るかも?



左半身はおとなしく優美なクルーザー。



右半身は、やんちゃなネイキッド・スポーツ。
一台で二台分楽しむコンセプトは、今のところ成功している。



中央高速大月JCTから現在無料の富士五湖道路を通って御殿場へ。
久しぶりの箱根・伊豆両スカイラインを満喫。
老人の(ほんの謙遜だよ)体にもアドレナリンがほとばしり、コーナーの入り口と出口が、
セクシーに迫ってくる。う~ん耐えられないっす
伊豆スカイラインを冷川ICで降り、最短ルートの県道59号を通ってR414に出て天城越えするルート
を通る。山間の昼なお暗いブラインドカーブ連続の林道の様な道だ。

鹿か美女が飛び出しそうな道だ。(美女なら山姥か夏休み中の雪女だ)



湯ヶ島を過ぎると浄蓮の滝がある。いつも素通りだから寄ってみた。落差は無いが水量の多い瀧だ。
安藤と藤衛門という人が居て資材で遊歩道を作り、我々が見られるようになったらしい。
いつの時代のいつの場所にも、立派な人が居るようだ。頼もしくありがたいことだ。
ここの階段で足がもつれて転んで、若い人に手をさしのべられるが、『結構・・』と断ってしまった。バイクなんか乗って
若ぶってるが、若い人から見れば、唯のうすぎたねえ爺だと思うと悔しい。



浄蓮の滝では、大きな山葵田が有った。K59でもちらほら見かけた。
この辺りの名産のようだった。ワサビアイスクリームなんて言うのもあったが、
保守的なしゃけ君は食指が伸びませんでした。



滝から下田までは天城のくねりを満喫して河津でR135を海岸沿いに走り30kmほどだった。
下田水中水族館は冬に爪木崎に来た時から行ってみたかった。
入場料が2000円くらいして高いが、イルカ、ペンギンなどのショーも見れて嬉しい。
立体的な水中水族館で沢山の魚類の仲間に会うことは、ほんとに嬉しい。




魚も花のように美しいと初めて思った。熱帯魚とか見る趣味は無いのだが・・・
ピンボケのクラゲもなんだか癒される。



ペンギンの奴、囚われの身なのになぜか馬鹿に楽しそうだった。




しゃけは魚類なので・・・なんというかその・・姿の美しい雌魚を下から覗きこむと、
やっぱり嬉しい。



一見、何の変哲もない写真だが、実は携帯写真でこのようなジャンプするイルカを撮影する
のは奇跡的。携帯写真はシャッターを押してから、シャッターが閉じるまで数秒かかる。
それを計算して、まだイルカが水中で助走してる間にシャッターを押してこの写真を撮った。

どお?凄すぎるでしょ

この続きは次回ね。

写真を見てくださってありがとうございます。
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