しゃけの携帯写真

携帯写真で景色撮るのが好きなのです。見てください。

さようなら

2012-07-29 23:53:12 | 携帯写真 レザークラフト バイク 
薄暗い所に軽トラが一台出て行く。



バイク屋さんが俺のバイクを運び去って行く。
以外に平静だった。
寧ろ三月末にナンバープレートを外した時の方が、魂を抜くようで辛かったと思った。

夕飯をこの後食っていたら、突然涙が止まらなくなった。
俺の革工房スペースを作るため、大切なグランドピアノを手放した家内の気持ちが、
漸く心から身に染みた・・・・


ここのところちょっと暗い話が多くてすいません。
コメント心からお待ちしてます。

(今後もブログ・カテゴリーからバイクは外さないです)

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決別の正装

2012-07-24 18:23:53 | 携帯写真 レザークラフト バイク 


中央道双葉SAにふらっと立ち寄った。
Kawasaki W650が股に心地良い。





足にはいてるのが単車用のブーツでなく、障害者用の歩行サポートシューズなのが残念。
その他はジャケットもヘルメットもライダーの正装。

実は、ライダーとして最後の記念写真を、盟友童子さんの協力で撮影。
ジャケットとヘルメットは自前だが、バイクは童子さんのバイク。

自分のバイクは不動な為、乗れるかどうか実験しに来た。
跨れる、クラッチ握れる、サイドスタンドを収納できる、再び出せる、左右に少し傾け足が付ける・・・
しかし運転は無理とあきらめた。

バットで首を殴られた余韻の様な痛みはヘルメット着用が無理。
血圧測定機の数倍の力で圧迫されてるような左腕をライダーズジャケットが更に締め付ける。
左の革手袋は思うように動かない薬指の為に着用に数分かかる。
左足は玉近くまでがっぷり歯の無いワニに食いつかれている。

ここに出していない他の写真の表情を見ても、全く元気そうで、自分で写真見ても
客観的には上記の痛みは感じられない。

しかし、乗って見てライダーに戻れないことはハッキリ分かった。
明日、レッドバロンに電話してバイクを手放すことに決めた。


『童子さん、やっぱり無理だ・・・バイク手放すと、誰かに言わないと出来なかったんだ。』

『しゃけさんらしいぜ(センチメンタルなところが)・・・』

儀式は終わった・・・・


帰り道は愛車フィットで双葉~入間ICまで1時間20分で爆走。
途中50Km位CBR1000と一緒に150台以上の車をぶち抜いて先頭を譲り合い快走。
先に行かれると待っていて又2人で一緒に速度を上げる。
言葉は交さないが阿吽の呼吸のテレパシーで語る。
バイクに乗ってる時以来の久々の感覚だった。(年を考えろよ・・)



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ユリと睡蓮

2012-07-20 23:17:49 | 携帯写真 レザークラフト バイク 


都内某所。
生憎の雨。

薔薇・紫陽花の次はユリと睡蓮。




雨も又美しい。
そのように感じる感性はとっておきたいが、自分には相応しくない。

低気圧の為か、嘔吐しそうな痛みが止まらず、勝手な事ばかり口走る。
大家さん(しゃけ妻)可哀想と思いつつ、逆の言葉が出てしまう。


自分の運命を一度も呪わない自分が、大家さんに八つあたりしている。
弱過ぎて自分にムカつく。
雨の日に700km超のツーリングをしても蛙のように平気だったおれが、
雨にやられ気がついた時には体温調節出来ず意識朦朧となる。
























ユリと睡蓮。
今日は睡蓮に心が惹かれる。

昨日、大好きだった小学校時代の恩師の訃報を聴いた。
私の人格の15%・長所の80%を育んで下さった。
泳げるようにしてくれたし、高くサッカーボールを蹴れるようにしてくれた。

睡蓮を見ているとT先生が天国に到着したことを感じることが出来る。


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日韓交流『白磁のこころ展』

2012-07-16 22:27:51 | 携帯写真 レザークラフト バイク 


1910年から1945年・・・・
日本が朝鮮半島を実効支配し、文化も歴史も否定して日本化を
強いた年月である。

加害者はすぐに忘れ、次世代に加害者である歴史を伝えず
『日韓仲良し・韓流ブーム』だけが知られている。
35年間・・・若者が老人になるまるまる一世代の年月。
被害者はこのことを一時も忘れない。1980年代に
『日韓文化交流』に関連する仕事に従事し、そのことを感じた。

米中に自己主張が出来ないような、敗戦後の自虐史観を持っている
馬鹿な政治家や役人のような事を言うつもりは無い。
日本風の価値基準が当たり前のこの時代の朝鮮半島でハングルを学び、
朝鮮(当時)の文化を尊敬し、朝鮮服をきて人々の生活に同化し、
緑化活動や日本陶磁のルーツでもある朝鮮白磁を愛した日本人が居る事を
知ってもらいたい。
浅川 巧というその人は朝鮮(当時)の人々に惜しまれながら40年の生涯を閉じ、
朝鮮半島の土となった。

この偉人の業績の延長線を引き継ぎ、朝鮮王朝最後の官窯(王室の窯場)、
分院窯の復興に取り組んでいる魯英才(ノ・ヨンジェ)という韓国の陶芸家の方の
展覧会が高麗神社(日高市)隣接の国指定重要文化財・高麗家住宅において
開催されている。











これ以上ふさわしい展示会場は他にはないと思う。
韓国白磁らしい力強い作品だ。




『白磁のこころ展』

埼玉県日高市新堀833
高麗神社・高麗家住宅(国指定重要文化財)


7月22日まで開催



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インバーテッド技法と電熱ペンの技法

2012-07-14 11:18:05 | 携帯写真 レザークラフト バイク 

インバーテッド技法というのは革に打つ刻印を逆向きに打ち、
陰影の深みではなく浮彫感を出そうとする技法。

今回の課題はぼかし染めで秋の模様を染め込めと言う課題。
着色するのは自分の趣味ではないが、革職人を目指すなら
クリヤーしなければならない。

しかし、印刷物だけで良くここまで修業したと我ながら感心・・・・




10cm四方の革で、最初にテストピースを作成。うん・・色も下の見本とまあまあ一緒。



今回は寸法の正確を期すため、型紙を作成。
正確に左右対称にするため右辺頂点に小さな丸錐のあなを開け、直角に折り返し点を打ち、開いて2点に直線を
ひき、デザインの基本線にするなど合理的で、インディアンもやったのではと伝統を感じる。




トレースした図案を革に線描する。



同時並行で次期課題の準備。
電気で熱くした鉄筆で模様をかき、しかもぼかし染めをしろという課題。



左が最初に焼いたもの、右がもう一回トライしたもの。

既に上達が有るでしょう?




鉄筆を当てすぎると突然燃えるし、加減が難しい。
しかも布目の陰影が付くように外縁を打刻する手間がかかる。




さて、インバーテッドの財布、ダブルステッチでウラまで綺麗に縫えた。革ひもが1ミリ幅が違うだけで印象が
かなり違う。



おお!コーナーの出来などプロっぽいじゃないか・・・(自画自賛)



こちらも、ほぼ見本通りのぼかし染めが完了。着色しない方が良いのになあ・・・
ウラを手縫いしてカード入れとして大家さんに献上。




こちらも切れ味良く籠打ちも決まったが、ただ1滴の赤い塗料が籠目に飛んだため、籠打ち部分の
アンティークダイ(靴墨)を濃く出したところ、籠打ちの強弱の拙劣さが
目立つ仕上がりとなってしまった。

どんな評価がつくかクラフト学院に発送。




最近、誰にもほめられなくなって久しい。
大家さんはいつも黙っているが、痛みに耐えてるこの俺を正しく評価してくれている。



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自衛隊とインディアン

2012-07-13 19:00:11 | 携帯写真 レザークラフト バイク 
自衛隊とインディアン?
全く関連は無いと思う・・・・

どちらも子供の頃の夢の生き方であり、自衛隊は運動神経と忠誠心で無理と
気付き、インディアンは日本で暮らしていては成れないのだと知り、大人に
成るのは何とつまらぬことに気付かされるものだと思った。

だが、今も心の底で自分を支えてくれている気がする・・いや、ほんと。




数日前から工房『しゃけ庵』にはインディアンの娘が居る。
この瞳で見つめられ古道具屋(トレジャーファクトリー)から連れてきてしまった。
勿論ここの本尊は銀縁フレームの大家さん(しゃけ妻)の写真だが・・・


その大家さん、行きたくもないだろうに自衛隊ファンの自分のために
『りっくんランド』(陸自広報施設)に連れてってくれるという。




東京練馬区と埼玉県朝霞市の境を守る(?)35㎜連装高射自走砲。
気の所為か砲口が北方向に向いている気がする。

いくらレーダー照準とはいえ、大口径過ぎて超音速の敵機の速度に対応できるか気になる。


気になって調べたら一秒に9発(550発/分)も撃てる。心配なさそうだ。



上段が89式小銃。米軍のM16はもちろん、名器ヘッケラーコッホをも凌ぐと言われている。
武器輸出三原則にとらわれなければ世界のベストセラーとなるであろう。(まあ、無理だけど)
豊和工業製。




空飛ぶ戦車と呼ばれるAH-ISコブラ。対戦車有線誘導ミサイル8発を搭載できる。
有線誘導のため敵のジャミングは効かず3.5km以内に接近すれば命中するまで見届けられ必中!
70mmロケット弾も最大74発も積める。




コクピットは前後複座で計器を見る限り後ろが主として操縦、前が兵装コントロール担当なのかな?
言い難いことだがどちらかが戦死しても1人が無事なら還ってこられる設計だと思う。
全長が思ったよりかなり長く、幅はピザ屋のスクーターの風防並みの狭さだ。




オフロードバイクXLR250を軍用として改良したもの。たぶんエンジンはそんなに弄ってないだろうと思うが
クラッチは強化して耐久性を高めてると思う。前後のガードや、荷台の足などでフレームの剛性を高めてあるようだ。
いくらこけてもびくともしそうもない。

この仕様で売り出されていたら買っちゃうし、この角度から撮ると『ねえ・・乗って・・』と誘われてる感じ。
身障者の私も跨っちゃいましたけど。




三菱重工製10式戦車。世界最強と言われてる。
戦ったことが無いから『無敵』なんちゃってね。

リっくんランドは楽しいところであるが、やっぱり役所の産物。
もうチョイ売店での書籍販売やグッズ類の販売等に期待していたが、海自や空自の広報にもつながる書籍は
『りっくん』だから置けないのではと勘繰ってしまうし、そうでないならここへ来る人のニーズが今一つ分かってない。

『しゃけの携帯写真』は他者を攻撃しないコンセプトなんだけどね・・




家に帰って晩御飯。
今日一日自分は一つも楽しくなかったはずの大家さん(しゃけ妻)が心をこめて作った。

食材は農園持ってる友人がしゃけの応援で送ってくれた野菜や、大家さんの従姉妹からの蟹等だ。
自分は彼らに(しゃけ妻含む)対して何も報いることがないが、一生懸命な応援をして下さる。




さあ寝ようと思ってインディアン娘を見て、ドキッ!

こ、コイツ・・・子供かと思ったが、お、大人だったのか・・・


劣悪な塗料を使ったらしく、服はボロボロなうえ牛の小便をかけたような臭いの奴だが、
なんか今夜は妙になまめかしい・・・


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登頂成功!

2012-07-01 00:27:00 | 携帯写真 レザークラフト バイク 


携帯で写真を撮り始めて三年ぐらい経過した。
初めは景色ばかり撮っていて、花など撮る男は気色悪くて近寄れなかった。
もしかして女性化したのかもしれない・・・・・
『薔薇の次は紫陽花だ』等と自然に心に浮かぶ自分の変化が不思議だ。

今日はシェルパ(しゃけ妻)を雇い雪山登山に挑戦。
エベレストとは言わないまでも駐車場からの高低差約100mは、
現在の身体状況から言えば不可能と思える。

東京八王子のサマーランドには紫陽花園がある。
白いアナベルという品種の紫陽花が咲き乱れ『アナベル雪山』と呼ばれている。




東京とは思えない風情の所だ。



今は自分の季節という感じで、誇るように咲いている。







中腹まで登り、山の斜面を埋め尽くす滝の様なアナベル種の紫陽花に息をのむ。

左足はギブスで固めた様に硬直し、腰と左肩が液体酸素の風呂に入れられたように凍りつく。
もうやめてとシェルパ(しゃけ妻)が悲鳴を上げる。
『やり遂げたいのだ・・』と俺。








10mくらい先の花を目標にあそこまで頑張ろうと一歩づつ歩けば、
いつか頂上に着くと、当たり前だが重要な事を思いながら登った。




頂上だ!!
何という嬉しさだろう・・・
自分でも信じられない。

周囲の『丘』を見下ろせる高さなので、『これは山と呼んでいいよね・・』
と納得できた。


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