しゃけの携帯写真

携帯写真で景色撮るのが好きなのです。見てください。

革工芸・カービング

2011-09-29 22:12:44 | バイク ツーリング 携帯写真 風景



『ああた(あなた)は、こうゆうのやりたいかもね・・』
とリハビリのK先生・・・
革製のバイク用品などで、革工芸のカーヴィングには憧れがあった。

まさかリハビリでやらせてもらえるとは思わなかった。
眼鏡ケースを作ることにした。




革はあまり端っこは使わない方が良いらしい。
動物も腹側は皮がぷよぷよしてるからだろうか?
眼鏡ケースに成るであろう形に線引きする。




デザイン帳から、トレッシングペーパーにフリーハンドで写し取る。
これがカービングの基本形らしい。




おもな道具。初心者用のこのデザインでも7~8種類程度の道具を使用する。
左端がスーベルカッター。曲線も自由自在に彫りこめるカッターだが
しゃけ君が使うとどうしても直線的に成る。悔しいなあ。




皮の上にセロテープで型紙を仮止めし、鉛筆で強めになぞり革に線を残す。
革を刷毛で少し濡らし、スーベルカッターで線に沿って彫りこむ。
革を濡らしてから、彫りこんだ線に沿って鏨で陰影をつけて行く。




革は濡らすと性格が変わり、鏨の強弱を感じて受け入れる。
面白いなあ・・・

革と話をしている気持ちになる




種の一粒一粒や、茎の模様を彫りこんでいく。
100本以上もあるカービングの鏨は番手の番号がついてるだけでなく、それぞれに固有名詞が付いている。
例えばゴルフ道具のW1・W3・W5をドライバー・スプーン・クリークと名前が有るのと同じだ。
ちなみに、画面右上のつぶつぶの種は、シース(種)と呼ばれる鏨で一粒づつ彫る。
おそらく米国の西部開拓時代からの伝統有るネーミングが、鏨の番手ごとに付けられていったのだろう。

自分の使った鏨と同じ番手の鏨を、200年前のカウボーイも革工芸で使ったかも知れない。
当時はカービングの技術は秘伝だったようだ・・・

こんなことを考えながら作るのは、俺にとってはとても楽しいことだ。




写真は省略したが、形を切り取る前に内側に成るフェイクレザーを貼っておく。
アンティークの着色をして、眼鏡ケースの形に裁断する。
乾いてから布でマッサージして軽くつや出し。

写真で見ると失敗の色だが、ローズウッドの木彫の様な色に仕上がった。
まあ、室内の携帯写真の限界でしょうか・・




三連の鏨で、穴をあけるラインを引く。
一本目の鏨を革に立てて、真中の鏨の内側を革の外側に沿わせ移動させていくと線が簡単に引ける。




三連の鏨で、穴の位置を決める。



穴の位置をミリ単位で目視しながら、穴開用の鏨で正確に穴をあける。
写真は無いが二つ折りにした部分の穴は重なる必要が有り、片側に穿孔してから重ねて折り
裏側にボールペンで印をつけて裏側から穿孔する。




革の紐を穴に通して行く。黒を選びコントラストをつけた。
力加減が難しい。緩いのは絶対ダメ。でも強すぎてもダメ。
直角に曲がる部分は二重に通す。

勿論、書いてる様には出来ていない。
でも、楽しいんだよ。




眼鏡を入れてみて、レース(革紐)のしまり具合を確認。

   

爪の痕は付き放題、色ムラも出放題・・
彫りこみが浅くあまいし、逆に繊細に打刻すべきところを大胆に潰してしまった。 


だけど新品なのに使い込んだような風合いを感じて、満足した。
リハビリの受付の女性Kさん(K先生とは別人)が備前の小壺に活けた竜胆が、
レトロな感じで、しゃけの童貞作(処女作?)と似合ってないでしょうか?  





下手くそだが、15時間以上掛かって真剣に取り組んだ。

何故こんなに手間かけて楽しいのかわからない・・・


次はもっと上手に作るもんね

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秋への花リレー

2011-09-18 00:01:17 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


久々に花など撮ってみました



今日も亜熱帯。
でも、夏の花の百日紅も漸く衰え始め、空は少し秋。




いつの間にかキバナコスモス・・ほんとはもっとオレンジ。
黄色はこの携帯の弱点
撮りたかったのは毛虫。
この毛虫、蛾に成るやら・・蝶になるやら。
でも春じゃないのにこれからのんびり成虫になるんでいいんかい? よくわからんなあ




まだ開ききっていない美少女コスモス。
コスモスは、風を一番感じる花かもしれない。




母が、秋色満載の自作の押し花作品を絵ハガキにして送ってきた。
葡萄は、本物の葡萄を薄く切り手際よく処理し押し花にしてある。(多分そうだと思う)
いつもながらの凄腕に、才能の遺伝しないことをちょっと嫉妬。(多分オヤジの所為だ)


暑さ寒さも彼岸まで?
花は着実に秋を呼んでくるんだね。


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しゃけの共食い:どんぐりんこのテラスにて

2011-09-14 16:27:43 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


奥多摩の『どんぐりんこのテラス』に今日も足が向いてしまった。



今日のメニューは『しゃけのお刺身』
裸に剥かれたような恥ずかしさと、共食いの罪悪感・・・
しかし、この色の美しさに負けて注文。




しゃけの刺身は、魚類としてはマグロ以上に濃厚な味。
これと意外に合うのが大島産の『あしたばの天麩羅』。
味付けは御店の推薦は醤油だったが、塩で食べた。




御店の中は女性がよろこぶような、可愛らしいお土産売り場がある。
デートにお薦めの場所だ。 あ!しまった!鏡に撮影してるしゃけの不細工な姿が・・・




 

使い込むと味の出そうなコースターを売っていた。
奥多摩の木工所の製品。
仕事もバイクも思い出の多くが、不思議と奥多摩に結びついている。
その所為か、愛用のグラスと銅製のマグカップにとても合っていた。




帰り道、バイク用品を8カ月ぶりに買った。
『しゃけ号』を手元に置くことに決めた。

バッテリーの端子を外し、キャブのガソリンを抜き、
暫く乗れないので、タンクにこれを飲ませてやるつもり。
一年位はガソリンが傷まずに済むだろう・・・
その間に体を何とか治そう。




さて・・・俺のバイクライフ
何処の道へ繋がって行くのだろうか?


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西に向かう

2011-09-10 23:09:58 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


中央高速を双葉ICより西に向かうのは何か月ぶりかなあ・・・



バイク仲間が30人キャンプで集まると聞き
どうしても行きたくなった。
バイクをあきらめ、バイク乗りの自分への別れの気持ちがあった。

それで区切りがつくのか、会ってどうなるのか自分の気が知れなかった。
夕陽を見ながら不安が増して行った・・・

今日は背中と首の痛さが格別。
友人のYさんが運転をひきうけてくれた。

障害から復帰しバイク乗りに戻った2人のバイク仲間に直に会った。
自分の気持ちさえ分らなく成りかけてる俺の気持ちを、2人とも分かっていてくれたように感じた。


今日、運転をしてくれた友の心・・
バイク仲間の心・・
バイクを降りたくない自分の気持ちが良く分かった


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ともだち

2011-09-01 23:13:40 | バイク ツーリング 携帯写真 風景



古来、『御山御器』と呼ばれた優れた漆器が二戸市浄法寺に伝わっていると親友のY君から聞いた。
二戸市はY君の奥さんの実家がある。つい『それいいよねえ!買ってきてよ』と言ってしまった。

本当に買ってきてくれた・・・蓋もあるし写ってないが匙もある
全く色も形もしゃけ好み。
眺めてうっとりしていたら、優しい事務所のNさんがにっこり笑って旨いお茶を入れてくれた。
小さなハーレー・スポーツスターの玩具は入院前にS君が『早くバイクに乗れるように』と置いてくれた。




夏には桃を・・・



秋が近付くとぶどうを、産地直送で送ってくれたバイクのともだち・・
お礼は電話やメール・・バイクで直接会いに行きたいなあ!




今日のおやつは信州上田のみすず飴と、『南アルプス菜園』のトマト・ジャム。
みすず飴は市川の叔母。トマト・ジャムは愛犬家の才媛Yさんの御土産。




古いともだちの一方の代表は、しゃけ妻?
この季節に、夏の代表のユリと、秋のおとづれの小菊を白でまとめて
活けるセンスは、我が妻ながらなかなかのものです


書いている今も、体は痛みに襲われ続けている。
流石に最近しゃけっぽくない。
これを書きながら思ったが、それでもともだちは
俺を『しゃけ』と思ってくれるのだね・・・


友人自慢はちょっと恥ずかしいね・・

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