* with Knight *

愛犬ナイトとの暮らしを綴ります。
日々の出来事、手作りおやつなどなど・・・

ハーブ

2011-01-06 | 犬*健康

愛犬にハーブを与えている人で持っている人も多い本「Herbs for Pets」のsecond editionが出たので、
早速買いました。右が新しい本です(まだ読んでいません)。





この本の著者のセミナーに行った事があるのですが、とても犬を愛している事がひしひしと
伝わってきました。
セミナーも楽しくお話しが聞けましたよ。(全部英語ですが、同時通訳の方がいらしゃいました。)
著者が出している商品のハーブを獣医師達に紹介した時、「獣医師達がランチのパスタにかけて食べていて
美味しい美味しい♪と好評だったんです。」と笑いながらお話されたのを聞いて、思わずクスっと笑ってしまいました。



我が家はハーブをよく使います。

ナイトにもよくハーブを与えていました。
でもナイトはいつも元気が有り余っているような子で、なんでそんなにタフなの~?というタイプ。
元気がないとか、ちょっと体調が悪そうとか、そういった事が全くなかったと言っても過言ではない子だったので
私が与えていたハーブの効果があったのか、なかったのか・・・正直さっぱりわかりません(笑。


ジェットとジョンは、いくつか合うハーブがあり、目に見えて効果がある事もあります。
ナイト同様、ごはんやおやつに、ほぼ毎日入れていて、その他には皮膚や肉球に塗るクリームを作ったり、
体のケアーに使ったり、(最近は作っていませんが)シャンプー用にせっけんを作ったりもしています。


私自身はというと・・・
病院で処方された薬で、ひどい薬疹ができて以来、お薬はよほどの事でないと飲まないようにしていて、
なるべくハーブでと思っていますが、なんせ多くのハーブの味が好きになれない・・・。
お料理に入れると割と平気なのですが、ティーはかなり苦手です。

他の人が「いい香り~♪」とか「飲みやすいですね♪」とか言っていても、私だけいつも「え?みんな本当に
そう思ってるの??」と心の中で思っていました(笑。


夫にも毎日、お夕食の後に、その日の体調に合わせたハーブを飲んでもらっています。
それに加えて、夫には体調や季節に合わせたハーブをブレンドしたものと、茶漉しのついたマグカップを持たせ
仕事場でお湯を入れてティーを飲むようにしてもらっています。
(夫には健康でしっかりたっぷり働いてもらわないと、私と犬達が呑気に暮らせないですからね:笑


医療関係者にありがちなのですが、ハーブなんて~と思っていた夫も、
無理やり飲ませ始めて少したった頃から、ハーブの効果をとても実感するとの事で、それからは好んでハーブを取っています。

 





ハーブ関係の本です。
この他にもかなりの量の本がありますが
別の本棚に置いてあるので、出して来てまたしまうのが面倒だったためこれだけで(笑。



 




我が家は常に30種類位のハーブを置いています。

ハーブは魔法ではないので、病気にならないとか、癌にならないとか癌が治るとか、そんな事はありません。

お薬のような即効性や強い効き目もありませんし、副作用もゼロではないですし、体質によってアレルギーを
起こしたり、医薬品との飲み合わせや食べ物との食べ合わせで注意すべき点もありますが、様々な効果がある事は
科学的に証明されていて、体調を整えたり、ちょっとしたトラブルには効果を実感できると思います



ハーブの「優しく作用する」感じがとても好きです。
(体質やその時の症状に合えば、びっくりするような良い効果がある事もあります。)


いつか緑豊かな中で、自分でハーブや野菜を育てながら犬達との~んびり暮らしたいなーと
いつも思っているのですが・・・そんな贅沢な暮らしは一生できないのでしょうね~。

 


先々月の事

2010-12-07 | 犬*健康

12月だというのにここ数日は暖かいと言うか、お昼はちょっと動くと暑いくらいでした。
日中は半袖で歩いている人も!

こんなに暖かいと、12月だという事をすっかり忘れてしまいます~。


そうそう、ブログ放置期間中のでき事・・・

今はもう元気にしていますが、先々月にジョンが胃捻転になってしまいました


致死率がとても高い胃捻転ですが、休診にも関わらず、かかりつけの先生に
緊急手術をして頂く事ができ、早急に処置をして頂いたので、命が助かった上に
内臓の壊死も
全くなく、摘出しなければならない臓器はありませんでした。

ジョンは高齢で、そのうえ癲癇(てんかん)もあるので、麻酔の心配もありましたが、
その問題も全くなく無事手術は終了。
術後の回復も高齢犬とは思えないほど早く、今は何事もなかったかのように元気に
しています。


術後1ヵ月頃のジョンのお腹。
今はこの写真よりも傷が目立たなくなってきて、毛もだいぶ生えてきています。

 
 


胃捻転は、ナイトを迎えた時からずっと恐れていた病気です。
ゴルは亡くなるとしたら、癌か胃捻転の可能性が大きいと、いつも気にかけていました。

胃捻転になる原因は正確には分からないとされていますが、リスクはいくつかあり、
ナイトの頃はもちろん、ジョンもそのリスクはしっかりと避けさせていたのですが・・・
リスクなどについては、別の記事胃捻転に書きました。

突然の胃捻転。
「気をつけていたのになんで・・・」とかなりショックでした。

先生
はそんな私を気遣って、リスクはあるものの現在は正確な原因は分かっていないとのお話と、
「(ナイト家は)捻転のリスクになるような事はしていないと分かっていますから。」と。

私は胃捻転で亡くなった知人、友人の犬達を何頭も知っているだけに、もうダメなのでは・・・と、
その時は心配でたまりませんでした。



今回ジョンが助かったのは、運が良い事がいくつか重なったおかげだと思います。


運が良かった事の1つめは・・・。
「胃捻転を起こした時、人間(私、夫)がいた事。」

もしも人間達が留守にしていたら、帰宅後、亡くなっていた可能性もあります。
平日、夫は朝から深夜まで留守ですし、基本的に家にいる私でもお買い物に出かけたり、
何か用事で留守にする事はあります。
留守中に胃捻転になったら・・・考えるだけでも恐ろしい・・・
ですから超心配性の私は、犬と暮らし始めてから犬を家に置いて出掛けるのがとても苦手なのです!

この日は休日でずっと一緒にいたのが、運が良い事のひとつでした。



そして2つめ。
「すぐに胃捻転だと思い、先生に連絡した事。」

ナイトがいた頃、通っていたドッグランでいろんな方とよくおしゃべりをしました。
その時に大型犬や超大型犬の飼い主さん達から、愛犬が胃捻転になった話をいろいろ
聞いていました。
そのおかげでジョンの様子を見てすぐに「胃捻転」が浮かび、先生に連絡をしました。
ジョンを連れて行った時も、先生から「こんなに早く連れてくる飼い主さんは、なかなか、と言うよりまずいません
。」と・・・。
(これはドッグランで私にいろいろ教えてくれた飼い主さん達のおかげです。)

胃捻転という病気は本で読んで知っていましたが、本で読んだ事よりもその時に
教えてもらった事がとても役に立ちました。
経験者のお話は本よりも強く印象に残る気がします。



そして3つめ。
「診療時間外だったのもかかわらず、かかりつけの先生に緊急手術をして頂けた事。」

胃捻転を起こしたのは休日の夕方。
かかりつけの先生も、そしてほとんどの病院も休診です。

最初にかかりつけの先生に連絡したものの、休診なので当然、先生は不在。
運良くいたスタッフに伝言だけお願いしましたが、(休診なので)診て頂けるか分からない
先生のお返事を待つ時間はありません。


自宅近くの休診日でも診てもらえる他の病院にいくつか電話すると「すぐ連れて来て
下さい!」と言ってもらえるのですが、念のために「間違いなく胃捻転だと思うのですが、
手術はして頂けますか?」と聞くと「スタッフの人数がいないので手術はできない。」との答え。

胃捻転は必ず手術をしないといけないので、それでは困る・・・。

応急処置だけしてもらって、そこから手術をしてもらえる病院へ搬送となると、
時間のロスが大きい。
その上、その病院から手術をしてもらえる病院の紹介はできないとの事で、
結局は自分で病院を探さなければいけないのです。


一刻も早い処置が必要なので、できるだけ近い病院でと思いましたが、4つの病院に
電話をしても同じ答えだったため、片道1時間半位かかる緊急動物病院に連れて行こうと
思っていた所、かかりつけの先生が外出先から電話を下さり、緊急手術をして頂ける事になりました。



胃捻転の手術は難しいと聞きます。
手術中も細心の注意が必要で、胃の捻転を治した後、急に大量の血液が流れ始めた事で
ショック死してしまう事もあります。
知人の話で、手術が無事終わりましたと連絡をもらったのに、その後に亡くなってしまったと
聞いた事があります。

どれだけ完璧な手術をしても、不幸な結果になる事もあるとは思いますが・・・
やはり信頼している先生にお願いしたいものです。
世の中、え???という感じの獣医さんが少なからず(いや、結構な数かも…)いますから…



胃捻転の死亡率は50%前後と数字にばらつきがありますが、
実際はもっと多いのでは?という気がします。

私の周りで胃捻転になった犬のその後はと言うと・・・不幸な事に、ほとんどの子が
亡くなっています。助かった犬は2割いるかいないか・・・そんな感じです。

胃捻転で愛犬を亡くした飼い主さんは、中には胃捻転を知らなかった人もいますが、
私より気をつけていた方も多いのです。
それでも亡くなってしまうなんて・・・とても怖い病気です。



ジョンは本当に運が良かったと思います。

最近よく思うのですが、「今こうして生きている事」は、ほんのちょっとちょっとのラッキーな
出来事の積み重ねなのかも・・・と感じます。


胃捻転について↓の記事「胃捻転」に書きましたので「胃捻転って何?」と思っていらっしゃる
(特に)大型犬のオーナーさんは読んで頂けたらと思います。

下手な文章と説明、さらに長文でうんざりするかもしれませんので、読んで下さる方は
覚悟して読んで下さい(笑。




死を目前にしたとは思えないほど今は元気なジョンです♪
助けて下さった先生と神様に、心から感謝です・・・

 


胃捻転

2010-12-06 | 犬*健康

胃捻転について、今回のジョンの事と合わせながら書きました。
内容が重複して書いている部分もありますし、私は素人なので大切な事がもっとあるのかも
しれませんが、初心者さん向けと言う事で・・・。




胃捻転(いねんてん)
     ~胃拡張捻転症候群:GDV(Gastric Dilatation Volvulus)


何らかの原因で胃に空気やガスが大量に溜まり(胃拡張)、その状態で
胃が捻じれてしまう。(下図参照)

胃が捻じれた事により、そこから血流が止まり始める。
処置(手術)をしなければ、数時間で必ず死に至る。


胃のすぐ横に脾臓があるため、脾臓への血流も途絶え壊死し、
摘出しなければならない事が多い。

胃や脾臓と共に、周辺にある太い血管や臓器も巻き込んで捻じれる事もある。
非常に緊急性が高く、致死率が高い病気。




処置をして命は救えても、処置をするまで時間がたてばたつほど壊死してしまう部分、
臓器が増え、それらは摘出しなければならない。
壊死した部分が多い場合、命が助からない事も。

心臓への血流が途絶えた事によりショック死する事もある。
また、捻転を治した後に途絶えていた血流が急激に良くなり、ショック死する事もある。

胸(腹部)が深い犬種に多く、幅が狭い犬種に多い。
グレートデーン、ボルゾイ、セッター、シェパード、バーニーズ、レトリーバーなどなど。
超大型犬、大型犬が多いが、中型犬やダックスなどの小型犬でなった報告もあり。

(飼育している人が多いせいもあってか、私の周りで胃捻転になった犬種はゴルやラブが
ほとんどです。)




【原因】 正確な原因は分かっていないとされていますが・・・


・何らかの理由で胃に大量のガスがたまってしまう。
 
・食事や水と共に大量の空気が胃に入った場合。
 (ガツガツとした食べ方で、食事や水と共に大量の空気を飲み込みやすい犬)

・お水を(大量に)飲んだり、食後に走ったり飛んだりした場合
  (これらは関係ないという意見もあるそうですが、リスクのひとつで避けるべきだと言われています。

・暑さや運動後、興奮状態、などで激しいパンティング

・痩せている(慢性的に痩せている←神経質で性格的に太りにくい気質の犬)

・急激にかなり痩せた。

・嚥下機能に問題がある。(嚥下が上手くできない事により、胃に空気が入りやすいとの説)

・遺伝によるもの(両親祖父母で捻転になった犬がいる場合、そうでない場合とではリスクが高い)

・怖がり屋、神経質な性格である

・高齢であること(胃を支えている靭帯が伸びてきているなど)

・ストレスによるもの

・食べ物によるガス(豆類などはガスが溜まりやすいとの説もありますが
                   そのような証明はされていないとの記載も本で見かけます。)

ただ個人的な意見ですが・・・
やはり食べ物によってガスがたまりやすいものはあるので、ガスが溜まりやすい体質の子は気をつけるに
越したことはないかなと・・・

以前に市販品の「○○種類の発酵野菜」という商品をごはんに混ぜていたら、やたらとゲップとおならが多く、
何となく胃もたれしているような表情に見えました。
胃にガスが多く溜まる気がしたので、怖くなって与えるのをやめた所、元通りになりました。
ジェットやジョンには合わなくても体質や普段の食べ物でこの商品が体に合う子もいると思いますが、
やはり食べ物の影響もゼロではないのでは・・・と思います。



・その他(原因不明)



・愛犬が胃捻転になった飼い主さん達の話から個人的に思う事は・・・
 
 胃捻転は高齢になるほどなる確率が上がると言われていますが、私の周りでは
 高齢犬と同じくらい若い犬がなった話をよく聞きます。

 
若い犬は運動後やドッグランなどで水を飲んだ後や食後になる場合が多く、
 高齢犬は特別な原因が思い当たらないのになったという場合が多いように思います。
 (あくまで経験者の話から感じた個人的な感想です。)

 
 
 

=ジョンの場合の原因=

夏の終わり頃、「最近また顔が老けたなー。」と思ってはいましたが、特に変わった事は
なく元気に暮らしていました。
胃捻転になった時も、直前まで機嫌良く過ごしていました。
当てはまるのは【高齢である】という事でしょうか・・・?





【症状】


吐きたいのに吐けない(食べた物などが何も出ない)。

・ウロウロと落ち着きなく歩く。

・座りたいのに座れない。

・伏せをして動かない。

・座ったり伏せをしたりを、落ち着きなく繰り返す。

・気持ち悪そうにしている。

・腹部が膨らむ。(骨格、体系により膨らみが分かりにくい子もいます。)

   ・・・などなど、普段とは違う様子。異変。


最初は劇的な症状ではなく、「何となく気持ち悪いのかも?」という感じなので
「ちょっと休ませて様子を見ようかな。」と思ってしまうかもしれませんが、
絶対にそのまま様子を見たりせず、即行で先生に連絡&病院に向かって下さい!




=ジョンの場合の症状=

機嫌良く過ごしていたのに、突然「ゲッゲッ」と吐く素振りをしました。
ジョンは滅多に吐かないので「何を吐くのかな?」と嘔吐物を見ようと見ていましたが、
何も出ません。

この時、胃捻転の症状のひとつである「吐きたいのに吐けない。(吐かない。)」が
咄嗟に浮かびました。

そのまま続けて3、4回吐きそうになりましたが、やはり何も出ません。
気のせいか、お腹もやや膨らみがある気が・・・。
「これは胃捻転だ…」と思い、すぐに先生に連絡をしました。

別の記事「先々月の事」に書いたような理由で、最初にかかりつけの先生に電話をしてから
自宅を出発するまで20分位かかってしまいました。

大急ぎで自宅から車で病院へ向かいました。
その間、車内でのジョンは貧血がどんどん進み、手足は冷たくなり、目はうつろ・・・。
目を閉じたらこのまま死んでしまうのではないかと思う恐怖の中、ジョンを撫でながら
「ジョン。ジョン。もう少しで楽になるから。絶対に大丈夫だから。」となるべく落ち着いた声で
ずっとずっと話かけ続けました。

病院に到着した頃にはジョンのお腹はパンパンに膨らんでいました。

それなのにジョンは立ち上がろうとし、自力で歩けそうな感じもしましたが、

パパが抱っこして病院内へ。

 

ジョンを先生に預けた後、診察室に呼ばれて入ると、診察台に寝かされているジョンは

私達を見て一瞬、立ち上がろうとし、先生がジョンを少しだけ押さえると

ジョンはそのまままた横になりました。

 


【治療】


一刻を争う病気なので、ただちに病院へ!
 (先に電話で症状や胃捻転の疑いがある事を伝えておく。)


・レントゲンなどの検査、鎮静をかける、胃の減圧、胃洗浄。     
  
  胃の減圧だけして帰宅させる獣医もたまにいるそうですが・・
  必ず検査をし、捻転をしているならば早急に手術が必要です。
  捻転がなくてもその後捻転する可能性が高いと言われているため、
  その後の事を獣医とよく相談しなければいけません。
       
         ↓

・手術(胃の捻転を治す。壊死している臓器を摘出。)

         ↓

・必要により胃固定手術(一度捻転をした子は再発する確率が非常に高いため、
                    胃を固定する手術をする場合が多い。)

         ↓

・腹腔内の確認をして縫合。

         ↓

・麻酔から覚めるのを確認。
         
         ↓

・術後の処置(点滴、投薬など)
 術後48時間は絶食。
 普通は3日~1週間、入院。
 術後3日間は危険な状態になる事があるので、その間は入院してきちんと
 管理して頂いたほうが安心だと思います。


胃捻転は時間との勝負と同時に、難しい手術。
胃の捻転を治した後、止まっていた血流が急によくなったことによりショック死してしまう事も。
どれだけ完璧な手術をしても、避けられない何かが起きて不幸な結果になる事もあるとは
思いますが・・・。




=ジョンの場合の治療=

レントゲン検査をしてから鎮静をかけ、胃の減圧処置、胃洗浄、開腹手術で捻転を修正。

捻転を起こしてから手術までの時間が早かったようで、幸運な事に胃も脾臓も他の臓器も
壊死は一切なく、摘出しなければならない臓器部分はありませんでした。

今後、捻転をおこさないように【胃固定手術】も同時に行う。
無事、手術終了。

術後、まだ完全に麻酔が覚めていない状態の時にジョンと会ったのですが
夫と私の声を聞いたとたん、「う~~ん♪」と気持ち良さそうに大きな伸びをして
しっかり目を覚ましました。

手術前は死んでしまいそうだったのに、この時はもうすでに元気な様子で、
自分で起き上がりそうなほど表情も良くなっていました。

1週間入院後に退院。
1週間分の抗生物質(飲み薬と塗り薬)が出ました。
手術から2週間後に抜糸。




≪胃固定手術(胃腹壁固定術)とは≫

・一度捻転を起こした犬は、再度捻転を起こす確率が非常に高いため、それを防ぐために
 胃を(腹壁に縫い付けて)固定する手術。
 
・薄い膜と胃を縫い付けるため、その部分がしっか固定されるまで約1ヵ月かかる。
 その間、走る、飛ぶなど激しい運動は禁止。

・捻転を起こしやすい犬種は予防的にこの手術をする場合がある。
 ナイトも何か機会があれば、予防的にこの手術をしようかと考えていました。
 (でもその時は1ヵ月も走ってはいけない事を私は知りませんでしたので、実際には不可能だったかも…。

・特に若くで胃固定手術をした場合、加齢により固定した部分が伸びてきてしまい
 高齢になって捻転が起こる可能性は(手術当初と比較すれば)ありうる。




=胃固定した事によるジョンの様子=

術後2週間くらいまで、食後にちょっと気持ち悪そうな顔をしているように見えました。
食べ物が胃に入ってくると胃は動き始めるので、本来、固定されていない胃が固定されていると
やはり違和感があるのでは?と思います。
ジョンの場合は、食事を1日4、5回に分けて食べさせることにより、2週間くらいで慣れたようで、
今では食後もいつもと変わらない様子になりました。
食後もお散歩で歩いても、お腹を気にしている様子は全くありません。

 




【胃捻転に備えて】


・胃捻転の知識と経験があり、手術できる先生を探しておく。

・緊急時、時間外、夜間でも手術ができる先生を探しておく。
 これは我が家も大きな課題です。
 休診日で診てくれる病院でも「応急処置はできるが手術はできない」病院が多いと
 今回初めて知りました。
 自宅から片道2時間近い所に救急病院(手術もできる)はあるのですが、
 (大変失礼ながら)先生達はどうなのだろう・・・と非常に不安です。
 

 
・胃捻転の疑いが少しでもある場合は「少し様子を見よう。」などと思わずに
 すぐに先生に連絡して病院へ!


・大型犬や超大型犬が多いので、どうやって車まで運ぶか考えておく。
 犬が自力で車まで歩いてくれれば良いのですが、歩けない場合もあります。
 (ジョンは歩かせれば歩けそうでしたが、体重が26キロ位しか
  ありませんし、夫もいたので抱っこして運びました。)



・手術代、入院費等を支払えるようにしておく。
 
 
正確には分かりませんが、捻転の手術は大型犬の場合で、30万前後~だと思います。
 (超大型犬の場合は、それよりかかる可能性大。)

 病院によって、また手術内容、処置内容、入院日数、その他でかかる費用は変わりますが、
 まとまったお金が必要なのは間違いありません。
 

 ジョンの手術前は費用を聞く余裕がなく、先生も我が家の考えをよくご存じですので
 費用を知らずに手術をしましたが、病院によって(特に初めて行く病院の場合など)は、
 先生から「費用が○十万円ほどかかりますが、どうしますか?」と 聞かれる事があるそうです。
 「どうしますか?」と聞かれても…手術をしなければ、数時間後に必ず死んでしまいます。

 愛情だけでは愛犬を救えないのが現実です。
 頑張って貯金しておきたいものです(←私自身の事でもあります。)





【飼い主が気をつける事(避けるべきリスク)】


・水を一度に大量に飲ませない。

・蛇口から直接飲ませたり、お皿に水をごく少量だけ入れて飲ませたりしない。
 (両方とも空気を多く胃に取りこむ心配があるため。)
 (お皿にお水はしっかり入れ、適度なところで飲ませるのをやめるなどして気をつける。)

・ガツガツとした食べ方の子は、ゆっくり食べさせる工夫をする。

・水を大量に飲ませた後には走らせない。運動させない。
 ドッグランで水をガブガブ飲ませている人を見かけますが、リスクの高い犬種にとっては
 とても怖い行為です。
 特に暑い時期は熱中症との兼ね合いもありますが、運動の前後には一度に大量の水を
 飲ませないように気をつける。

・食事の前1時間、後2時間は走らせたり運動させたり、ゴロすり(ローリング)させない。

・1日1食にはせず、1日2~3食など小分けに食べさせる。

・食事内容いついて
 ガスが多く発生するものはあまり与えない。
 ドライフードの場合は特に一度に大量与えない。
 良質のドライフードにする。あらかじめ、ふやかしてから与える。
 豆類、芋類、必要以上の大量の炭水化物などを与えすぎない。
 食事と一緒に消化酵素を与える。
 
 気休めかもしれませんが、我が家はナイトがいた頃からガスの発生を抑える効果があると言われるハーブを
 食事に入れています。
 たまたまかもしれせんが・・・・ジョンが胃捻転になった時は、その前3日間ハーブを入れていませんでした。
 (しかも普段は手作り食なのに、この日はドッグフードでした。)
 でも・・・それまでも入れない日も何度かあったし・・・ですからこれらの関係の有無は不明です。


・食器台の高さ
 賛否両論あり・・・。
 一昔前は肘の高さに食器を置くと言われていましたが、最近は床の上でと書かれていたり…。
 個体の食べ方や体質の違いもあり、食器台の高さは極端な場合を除いて何が良いとは
 一概に言えないようです。





【胃捻転かも?と思ったら】


そのまま様子を見たりせず、一刻も早く先生に連絡し、病院へ向かう事!


胃捻転に関する知識や経験が浅く、胃の減圧処置だけして帰宅させてしまう先生もいる
そうですが、胃捻転は手術でしか捻転を治せません。
胃拡張の状態だったとしても、その後に捻転を起こす可能性も高いので、
きちんと検査をし、その後の事を含めて先生とよく相談して下さい。

とは言っても、飼い主は素人ですから、先生にこうと言われたらそれを信じるしかなく、
知識のない先生の判断では助かるものも助からなくなってしまう可能性もあるかと・・・

やはり胃捻転について知識と経験がある先生を見つけておく事、
休診時間、休診日でも手術ができる先生をみつけておく事
が重要と思います。




【その他】


胃捻転になったらとにかく先生に連絡&病院に向かうことが何より最優先ですが、
何らかの理由でそうできない場合、飼い主が自分で応急処置をする人もいるようです。

やむを得ず自分で応急処置をしても、その後に病院に連れて行くのは必須です!
(胃拡張の胃の減圧はできても、捻転は手術でしか治せません。)



・超大型犬の飼い主さんで、ドッグランなど外出時には「ホース持参」の人がいました。
 胃拡張になったらホースを口から胃に向かって入れ、ガスを出すのだそう・・・。
 本当は医療用のチューブで行うのですが、一般の人は医療用のチューブが手に
 入らない事と、愛犬が超大型犬なのでホースで代用しているのだと思います。

 その方は慣れていると言っていましたが、先生のお話では胃が捻じれてホースが入らない
 場合や、 ホースで食道や胃を傷つけたり、突き破ってしまう恐れもあるそうなので
 やはり素人の場合は注意が必要です。
 万が一、飼い主が処置した場合もその後に獣医師に診せる必要があります。
 (胃拡張だけでなく捻転を起こしている場合は手術をしなければ死亡してしまいます。)
 

・消泡剤などガスを抑える飲み薬(ガスコンなど)
 胃にガスが溜まっているかもと思った時に飲ませるために常備している飼い主さんもいます。
 我が家のかかりつけの先生の話では、程度にもよるが本当にガスが溜まってしまったら
 あまり効果がないとの事・・・。
 やはりどんな時も獣医師による処置をお願いしたほうが安心ですが、念のために常備して
 おくのも良いかもしれません。


・どうしても病院に運ぶまで時間がかかってしまう緊急時に備えて、先生から応急処置を
 教えて頂く事も不可能ではないと思いますが、実際には素人が応急処置をするとなると
 別の危険も出てきますので、先生とよく相談しておく事をお勧めします。
 (我が家も念のために教えて頂きましたが…そのような事態にならないよう祈るばかりです。



 
 
【最後に】


ジョンは胃固定手術をした上、推定9~10歳の高齢犬なので、大型犬の寿命からして
今後加齢により固定が緩むなどで捻転の心配はないと思いますが、胃拡張の心配はあります。
胃拡張は胃捻転と比べれば緊急性は多少は低いものの、やはり犬にとって苦しいのは
間違いなく、必ず処置が必要なので、今後は胃拡張にならないように注意して
いかなければいけません。


そして、もうひとつとても心配なのはジェットが胃捻転になったらどうしよう・・・という事。

ナイトの時にも考えていた胃固定手術ですが、やはり予防的に胃固定手術をするのは
抵抗があるので、気をつけていくしかないのかなと。。。

旅行中やショーでかかりつけの病院から離れている場所で胃捻転になったらどうしようとか、
緊急で知らない先生にお願いするしかない状況になったら大丈夫だろうかとか、
何より留守中になったらどうしようとか・・・
いろいろ考え出すと不安でたまりません。


今回の事で胃捻転をますます怖がる私に対し、我が家のかかりつけの先生は
「胃捻転は早急にきちんと処置(手術)をすれば助かるので、それをちゃんとわかっていれば
大丈夫。」とおっしゃっていました。

先生は腫瘍の専門医で、ナイトの事もよくご存じで・・・。
確かにそう言われれば、やはり癌のほうが遥かに怖い。
そう思うのですが・・・

今度胃捻転になったら、早く気付けるかどうか、自信がありません。
癌は言うまでもありませんが、胃捻転も本当に怖いです。


超心配症の私ですが、心配するだけでは何もならないので「私にできる事」をちゃんとしていき、
後は先生と神様にお願いするしかないのでしょう。。。


下手な文章、説明、長文ですみません。。。
胃捻転、胃拡張について、詳しい方がいらっしゃいましたら是非教えて下さい。



「じょん、よくがんばったねぇ~。」とでも言っているかのように
ペロペロするジェット。(ジョンも気持ち良さそう?)


検診と寄り道

2010-09-14 | 犬*健康

特に大きな心配事はないのですが、病院にエコー検査と血液検査に行ってきました。
(今日はジェットだけで、ジョンは別の日に行きます。)


神経質だと思われるでしょうが・・・

ジェットはほぼ毎月エコー検査をして、エコーで診られる臓器やリンパは毎回、

全部診て頂いています。

(レントゲンは頻繁に取るわけにはいきませんが、

 エコー検査は頻繁にしても全く問題ないそうです。)


何度か書いていますが、先代犬のナイトは、ドッグドックで一切問題がなかったにも

かかわらず、その3ヶ月後に癌でお空に昇らせてしまいました。

…そんな恐ろしい事が本当にあるのです。

 

私はいつも一緒にいたのに、そして健康チェックもちゃんとしているつもりだったのに、

ドッグドックの後の3ヶ月間、ナイトの体の中の異常に気付くことができませんでした。

その3ヶ月間のことをどう思い返しても、体重が少し増えたこと以外、何も思い当たらないのです。

 

そして、亡くなる2日前に生まれて初めて朝ごはんを食べず、

お腹が少し膨らんでいたので、胃捻転かもしれないと思い、

休診日なのに無理矢理、かかりつけの病院で診ていただきました。

 

ナイトの元気な様子(お出かけかと思って車にも飛び乗ったほど)を見た先生も

「3ヶ月前にドックをしてるから大丈夫だと思いますけどね〜」と言いながら、

検査室にナイトを連れて行きました。

 

けれどエコーとレントゲンの結果、

お腹の中はガンだらけで、すでに腹水が血液の状態・・・。

つまり、元気に歩いているナイトの見た目からは考えられないくらい、

生きているのが不思議なくらいの状態だとわかりました。

普通であれば、瀕死状態だそうですが、

なぜかナイトは行きも、病院内でも、帰りもずっと元気で、

自宅に着いて車から降りるとお散歩をしたがるほど元気でした。

その2日後にお空に昇っていくなんて・・・本当に信じられませんでした。。。

 

亡くなる1ヵ月前(ドッグドックを受けた2ヶ月後)にも、

元気にワクチンを受けに病院に行っていたので、 

もしもその時にもエコー検査をしていたら・・・

深刻な癌だと分かり、同じ時期に亡くなったとしても、

それまでに何かしてあげられたのでは・・・と今でも考えてしまいます。

 

 

ですから、やはり信頼できる先生(腫瘍の専門医)にこまめに診て頂くのがいいと思い、

病院に行っています。

エコー検査は犬に苦痛がない検査と言えますし、

ジェットはおとなしく検査を受けるので鎮静もかけずにできます。

最初は検査の時、「ママと離れるのイヤ~!」と言っていたのが、

最近は優しくしてくれる看護師さんに

「ジェットくぅ~ん♪」と呼ばれるとヘラヘラしながら尻尾を振って着いて行ってしまいます(笑。

私の方なんて一切、振り向きもせずに(笑。


今回の結果も特に心配はなく一安心。

先生からもスタッフさん達からも、「検査中、いつもいい子ですよ~。」と

毎回、言って頂けて、これまた一安心です。



 ********


病院を出た後は、すぐ近くにあるショッピングモールに寄り、犬連れで入れる園芸ショップと
ペットショップでお買いものをしてきました♪




 おもちゃ売り場の前でうほうほなジェット。

 


おもちゃを前に笑顔のジェットを見ると、母としては「じぇっと君が欲しいのなら 

ここにあるおもちゃをぜ~んぶ買ってあげちゃうっ」ってくらいの気持ちになります(笑。


ここは犬連れのお客さんが多く、お店の方もジェットに笑顔で対応してくれたりと親切

なので、買う予定がなくても近くに来るとついつい寄り道してお買い物をしてしまいます。

自分の子に優しくしてくれると、飼い主としては「このお店いいわ~」と思いますよね。

もう涼しくなったら、カフェにごはんを食べに来ようと思います

 

 


久しぶりの公園

2010-05-19 | 犬*健康

フィラリア検査と狂犬病予防注射を受けるために、かかりつけの病院に行ってきました。

今日はジェットだけ。
約2ヵ月前にドックを受けたところですが、フィラリア検査は料金を少しプラスすると
一般血液検査もしてくれるので、それもお願いしました。(結果は問題ナシ)。

あとはアレルギー血液検査。
ナイトは毎年アレルギー検査をしていて、検査結果がとても役に立ったため、ジェットも
毎年する予定です。ジェットは今回が2回目で、結果は1週間位後に出ます。

そしてこれまた前回にしたところですが、エコーで診られるところを全部検査して
頂きました。
胃、肺、肝臓、腎臓、脾臓、前立腺、リンパ腺などなど・・・。
異常は一切なく、安心しました。

レントゲンは前回撮ったところなので、撮りませんでした。
関係ないと言われても、素人考えで放射能が気になるので・・・何もなければ
次回のレントゲンは1年後のドックで撮る予定です。

どれもジェットが痛がる検査ではないので、しっかり診て頂きました。

朝連れて行き、お昼頃まで預けて診て頂くのですが、前回も今回もとってもいい子に
検査を受けたそうで・・・良かった良かった。


今日はずっと雨がぽつぽつ・・・。
でも傘が必要なほどではないし、お日様が出ていないので気温も低く、
超暑がりなジェットにはちょうどいい♪

車での帰り道、ナイトと行って以来、一度も行っていない(行けなかった)公園に、ふと
行ってみる気になりました。

ナイトとの想い出の場所に未だ行けない場所が多く・・・
こんなふうに気が向いたなら、チャンスと思って行かなくちゃと思い、少しだけ公園で
過ごしてきました。

雨が降っていたので、人がとても少なくて、緑の匂いが気持ち良かった・・・



 大きな池には噴水があり、その向こうは広い芝生です。
                    ・・・あぁ~カメラ持ってくれば良かった~(これは携帯で)

 



ジェットはベンチの近くを通るたびにへっぴり腰になっていました。
本当にヘタレなのですが、これがまた可愛い(笑。
ジーーっと噴水を見つめて、ただ、まばたきしているだけで可愛いのです(親ばか)。


JETT・・・
この名前は、パワーストーンのJETからとりました。

JETにはいろいろな意味がありますが、「復活・再生」の意味もあるパワーストーン。
超タフなナイトが、そうなって私のところに来てくれるといいなーと思ってつけました。
そしてジェットな早さで来てくれるといいなーと・・・。

ナイトの身代わりでは決してなく、何というか・・・上手に説明できませんが・・・
ジェットはジェットらしいところが可愛いですし、ナイトと似ているところも可愛い。
つまりジェットはとにかく可愛いのです(親ばか本日2回目)。



週末はジョンを検査に連れて行く予定です。
元気ですが、病気が病気ですから・・・(でも本当に元気です!)
ジョンは寒がりなので、ポカポカ陽気だといいな~。

 

 


ドッグドック

2010-02-24 | 犬*健康

今日はドッグドックを受けてきました。

 

1歳5ヵ月のジェット。今まで簡単な検査はしたことがありますが、

ドッグドックは今回が初めて。

本当は来月くらいにする予定でしたが、今朝ちょっと戻してしまい、

様子を見ても良さそうだったのですが、明日は休診日なので今日病院へ。

戻した原因がこれといって思い当たらないのが余計に心配で、

とにかくナイトの事がありますし、何かあると怖くて怖くてたまらなくなってしまいます。

 


念のためエコーとレントゲンを・・・となったのですが、

今の体に無理がないのであれば来月する予定だったドックも一緒にして頂いても・・・

と思い、お願いしました。(本当はドックは完全予約制なのですけどね。)



ドックは一般的な検査である身体検査、血液検査、レントゲン、エコーなどに加え、

心臓を細かく検査するカラードップラーエコーもお願いしました。

 


検査結果はすべてOK。

「とてもキレイな体です。鎮静も一切かけず何でもできるし、とてもいい子でしたよ。」

と、ナイトの時と同じく褒めて頂きました♪



今は嘔吐もなく、少なめにあげたごはんもしっかり食べ、(今日の写真ではありませんが)
このような顔で爆睡しております。

 




ジョンはガン&癲癇持ちのため、数ヵ月ごとに検査をしているので、

今回はジェットだけの検査でした。

 



検査中、とってもいい子と言われたジェットですが、

私がお迎えに行き、先生に細かい説明をして頂いている間、

診療室の奥(?)で「きゅんきゅんぴぃ~ぴぃ~」甘えた声で

私を呼びながらジタバタしていたようで、みんなに笑われていました。

 



ホっとしながらジェットを車に乗せて帰宅中・・・

こうしてナイトとドックの後に帰ったことを、鮮明に想い出してしまいました。

 

ナイトはドッグドックで健康優良児との結果だったのに、

その3ヵ月後に、わずか5歳で天国へ行かせてしまいました。

いったい私は何をしたら、ナイトがお爺さんになるまで一緒にいられたのでしょうか・・・


帰り道、そんな事を思いながら、運転中なのに何度もジェットを見つめつつ帰ってきました。


どれだけ神様が呼んでも、ジェットがおじいさんになって、

充分すぎるほど一緒にいてからでないと、私は絶対にジェットを神様に渡さないっ !!

いつも以上に、そう強く思いつつ、「でもナイトの時もそう思ったのに・・・。」と

とても切なくなったドッグドックの日でした。

でもっ!ちゃんと元気に頑張らないといけませんね。

 

 


犬歯get♪

2009-02-08 | 犬*健康

 


ボケボケ写真ですが・・・犬歯が抜けました! 

この犬歯、ちょっとぐらぐらし始めたけどまだまだ抜けそうにないなーと思って
いたら、ジェットが網状のボールをカミカミしていた時に網に犬歯が引っ掛かった
ようで、この犬歯に無理に力がかかり、そこからボトボトと血が・・・

口を開けて見ていると、犬歯が倒れてぶら下がっている状態。
ジェットは口をくちゃくちゃして気持ち悪そうにしているし、そのたびに歯が歯肉を
刺激して血がボトボトと・・・。
これはもう抜くしかないのでは?と思いパパに診てもらって
抜いてもらいました。




ちょっとグロテスクですが・・・
そこにはぼっこりと穴が。(奥の出血している所は抜けそうでぐらぐらしている歯です。)

 



止血と消毒をし、今は綺麗な歯肉になってきています。

今回はたまたまおもちゃに引っ掛かってしまったので、早くに抜いてしまいまし
たが、ジェットはぐらぐらしたまま随分と長い間そのままある事が多いです。

ナイトは乳歯がぐらぐらし始めると、おもちゃを噛んで自分ですぐ抜いてしまう(?)
感じでしたので、ぐらぐらしている期間がとても短かったのです。

そうそう、ジェットの2枚歯になっていた前歯の乳歯もやっと抜けて、歯並びも
そろってきました。
歯が生え替わる時期って気持ちが悪そうですが、半分以上が生え替わったので、
あともう少しの我慢ね~ジェットくん。



 
体もすくすく成長中 只今、体重23.5キロ。

 


 
********



アイバロさんのカタログが新しくなったと聞き、注文した際に一緒に送ってもらいました。

去年の春にナイトがお客様モデルをした時の写真が載っていました~。
やっぱりナイトが一番可愛い・・・ (←親ばかすぎ)



 



アイバロさんのHPにもまだ載っていて、これまた嬉しい~。
夏に新しいTシャツが出るまでは載ったままかしら~。

カタログやHPからナイトの写真がなくなっても、私の中には永遠に可愛い可愛い
ナイトがずっといます・・・

 


初Get♪

2009-01-22 | 犬*健康

 


乳歯を初めてGet♪ 
毎日床に這いつくばって、目を皿のようにして落ちていないか
探していましたが、やっと手に入れました♪

乳歯の犬歯は特に欲しいので、『ジェット君、ちゃんとぺっとするように宜しくね~♪』と
毎日言っていますが・・・どうでしょうね(笑。


**********


私がちょっと2階に上がっている間に、やっちゃいました・・・

 



私が来て、しかも写真まで撮ってるのに・・・その態度はどーなのよ?ジェットくん

 


これは夫の仕事関係のファイル・・・あ~あ、帰って来たら叱られるだろうなぁ・・・
もちろん私がね・・・

 

 


残存する?

2009-01-14 | 犬*健康

年末に乳歯が抜け始め、今のところ上下2本ずつの前歯と、上の1本が永久歯に
なりました。
乳歯集めを楽しみにしているのに、まだ1本も手に入れられず・・・。
次はどの乳歯が抜けるかしら~と、毎日、口の中を見たり、ぐらぐらしていないか
触っています。

乳歯が抜けてから、その位置に永久歯が顔を出すのが多いと思うのですが、
永久歯が顔を出しているのに乳歯が抜けず、前後2列になっている歯を発見。
(本来、永久歯が生える場所に乳歯が抜けずにあるので、永久歯が奥に生えて
きてしまっている?)



 


奥の永久歯は日に日に顔を出してくるのに、手前の乳歯は全く抜ける気配がありま
せん。乳歯が抜けても永久歯がこの位置では、歯並びはどうなるのでしょう・・・。



上顎も2番目の前歯の乳歯が残ったままで、奥に永久歯が顔を出して来ています。
(写真右側の小さな歯は、一見、乳歯に見えますが、ここは乳歯が抜けたのを確認
済みなので、これは永久歯です。)


 


まだ生え替わり始めたばかりだし・・・と思いつつ、ナイトの歯の生え替わり方と全く
違うので、自宅にある獣医歯学書で調べたり、いろいろネットで調べてみました。

『永久歯が正常な位置に生えなくなったり、虫歯になりやすくなるので、そのような
乳歯は早期に抜く。』と書かれているものを多く目にします。
え”っ・・そうなんだ・・・永久歯が正常な位置に生えないって・・・
すでに永久歯が生えてしまっているんですけど・・・ と青ざめたものの・・・
私的には非常に心配なのですが、まだ生後4か月なので、もう少し様子を見て
みようと思います。

残存とは、あくまで生え替わりが終了したのに、まだ乳歯がある状態なので、
今後も残存するかどうか分からないですしね。
夫からも『ジェットはまだ小さいのだから、ナイトままはいつも大袈裟すぎなんだ
よ・・・』と呆れ顔で言われ、それもそーかしらと(笑。

でも疑問が。
今の状態では、乳歯が抜けても永久歯はヘンな位置に生えたまま。
歯並びが悪くなりそうですよね。

人間の場合、このように2列に生えて来ても、永久歯がすべて顔を出した頃には
乳歯が抜け、その後にきちんと咀嚼できていれば、自然と永久歯が本来の歯列に
移動する事が多いとの事。
なので、(人間は)この事に関しては歯並びにそれ程悪い影響はないらしい。。。
犬はどうなのか分かりませんけどね。。。

でも。
もしも乳歯が残ったとしても、食事や日常生活に支障がなければ、無理に抜かな
くてもいいのでは・・・と思っています。
人間のように、犬は見た目を優先する必要は全くないですしね。

獣医歯学書によると・・・乳歯が残るのは、小型犬が多いそうです。
大型犬の場合は、残るとしたら犬歯が多く、左右対称に残る事が多いそう。
犬歯は最後のほうに抜け替わるので、まだまだドキドキな日が続くのね


ジェットのおヒゲ。
柔らかいのか、全部下を向いています。
なのでおヒゲがお口に入ってしまいます(笑。
パパは『(ジェットと同じ)ヘタレひげ。』なんてヒドイ事を言っていますよ~
そんなジェットは最近、ヘタレではなくなってきて、生意気になってきました。
それもどうなの~?って感じです(笑。
 ・・・ええ。すべては甘い甘い母の責任でございます(汗。



 

 

 


お魚もね

2008-03-14 | 犬*健康

ナイトはお魚があまり好きではありません。残す事はないのですが、
何と言うか・・・お魚だとすごくテンションが下がるのです。

アレルギー検査で(今は食べられるものが増えましたが)子犬時代は検査項目に
あるすべてのお魚に引っかかったので、子犬時代にほとんどお魚を食べさせて
いなかったせいか、それとも私の作ったものが単にマズイのか。
  ・・・いいお魚屋さんのいいお魚を使っているんですけどね・・・ブツブツ(-_-)。

でもお肉だけじゃなく、やっぱりお魚も(検査でOKになったものなら)食べさせたい
と思い、様子を見ながら与え始め、お魚にお肉を焼いた肉汁を絡めて食べさせ
続けているうちに、最近は問題なくお魚も食べるようになってきました




この日は鮭を入れました。
 (これにサプリとオイルとハーブを加え、全部を混ぜ混ぜしてから食べさせます。)

 




試しにお魚と野菜で、お肉なしで出すとたちまちテンションダウン
やっぱりお魚はあまり好きじゃないのかもね。なんでかしらぁ



↓は最近プラスしたサプリ。勉強熱心なお友達に教えてもらって、原材料を
見たら大丈夫そうだったので与え始めました。(jasminさん感謝です~♪
香りは咳止めシロップに似ていて、味は苦味と甘みを混ぜたような感じです。
まだ与え始めて間もないので効果は分かりませんが、ちょっとでも何かが
良くなるといいな~と♪

 



↓は半年位前から入れる事が多くなったオイル、えごま油です。

 


えごま油としそ油って同じかと思っていたら違うのですね。
えごま油はしそ科の植物『えごま』の種子を搾った油。
しそ油はしその実を搾った油だそうです。(知らなかったのは私だけ?

しそ油も試した事があるのですが、その時はアレルギー反応が。
ただ、その油には酸化防止剤が入っていたので、それに反応したのではと
思っています。

よく見かけますが酸化防止剤って、ナイトは絶対にだめなのです。
酸化防止剤の(ビタミンC)とかって何でできているの~

他にはフラックスシードオイルやフィッシュオイルをあげた事もあるのですが、
それらにはすごいアレルギー反応が出てしまって大変でした

その後はオリーブオイルかゴマ油を使っていますが、気のせいかもしれないけど
えごま油のほうがオリーブオイルの時よりも、コートの感触が良くなったような・・・。

アレルギーがあると、いろいろ心配事も多いけれど、それはそれでいろいろ
考えるのも楽しいかも~と思ったりします。


話をお魚に戻しますが・・・
ナイトは生肉を食べないけれど、お魚も生は食べないのです。
マグロ(生)のさくをサイコロ状にカットして混ぜたら嫌がったのでさっと霜降り
にしてから食べさせたら食べました(中は生)。

マグロはともかく、お魚は小骨を取ったり、お肉よりほんのちょっとだけ手間が
かかるけど、もっと喜んでお魚を食べるようになって欲しいです~