夫が気にかけているワンコ。
昨日はその子を連れてナイトがお世話になっている
病院に行きました。(ナイトはお留守番です。)
シャンプー屋さんに洗ってもらってから、夫が仕事の合間に毎日お散歩に連れて
行っているそうですが、外の世界を知らないにもかかわらず、怖がることもなく
機嫌良く歩くし、他の犬に会っても、ひどく吠えられても平気だということで、
病院に連れ出しても大丈夫だろうと判断。
そのワンコ(J君)は狂犬病予防注射や登録はもちろん、外飼いなのにフィラリア
予防など、その他のケアは一切してもらっていないので、最小限の医療ケア
だけでも我が家でしてあげたいのです。
血液検査、検便、フィラリア検査&薬、耳掃除、4箇所の気になるしこりのような
ものの検査、そして部分的なレントゲンを撮って調べてもらいました。
検査の結果、健康状態は良好。4箇所のしこりのようなものも、悪性ではなく、
特に問題ありませんでした。
フィラリアも奇跡的に陰性だったし、良かったで~す(ホッ)。
念入りな診察やレントゲン撮影もいい子にしてくれていて、
「嫌がって咬んじゃうかも。」とか「唸り声くらいは出すかな。」と思って覚悟して
いたので、あまりのいい子さにびっくりでした。
「頑張ったね~。」の声に笑顔で答えるJ君。
本当に何のケアも躾もされていない子とは思えないくらいのお利口さん。
ただ喜ぶときのパワルフさは「さすがゴルだわ。」と言う感じですが(笑)。
病院を後にし、ちょうどお昼の時間だったので、よく行くドッグカフェファニーフェイスさんに行きました。
私達はいつも通り、エビフライとローストビーフ、サラダなどなどを注文。
そしてJ君にはナイトがいつも食べる馬肉のボイルを注文しました。美味しそうな
香りにJ君は興味津々。お耳は前方へ(真剣な表情が可愛い~)。
お食事の後はデザート。私達はワッフル。J君にはミルクゼリーを注文。
またもやお耳が前方へ(笑。
「お味はどうでしたか~?」と聞くと「おいしかったです~♪」と言っているよう
でした。
お腹がいっぱいになった後は、カフェの数軒隣りにある犬連れOKのペットショップへ。
J君のおやつなどを買いました。
店内でも勝手におもちゃやおやつを取るなんてことは全くせず、他のワンちゃんに
吠えられても相手にせず、とにかくおじちゃん(夫)が大好きな様子のJ君。
よく飛びつくけれど、必要であれば直すこともできそうです。
お座りは夫が教えたら、あっと言う間にできるようになったそうです。
いい子なのね。J君(^^)。
この後、J君をお家にお返しすると、すぐおばあさんが挨拶にいらして、涙ぐみながら
お礼をおっしゃる。
(おばあさんはJ君を孫夫婦と曾孫に押し付けられ、ご自身も大変な思いを
していらっしゃるのにね・・・。)
前にも書いたけれど、我が家はJ君に対して何をどこまでするのか本当に悩むところ。
本心を言えば、いい里親さんを探してあげたい。
J君も、里親さんもハッピーに暮らせるお家。
そしてその姿をずっと見守らせてもらいたい。
でも里親探しって、すご~~~く大変だと思うのです。
私達が「お願いしますっ!」と思える人が現れてくれるのでしょうか。。。
J君はもちろん、里親さんもハッピーになれるでしょうか。。。
我が家で引き取ることも考えていない訳ではないけれど、大型犬を2頭飼う
ことに憧れはあっても実際には難しいと思っていて、2頭目を迎えることは
正直考えていないのです。
だけれど、矛盾しているようですが、J君だけは何かあれば・・・と思っています。
今すぐJ君の居場所をどうこうしようとしないのは、おばあさんの存在。
おばあさんは生きがいのようにJ君に毎日のごはんをあげ、愛情を感じているようです。
J君もおばあさんは大好き。
そしてこのおばあさんだけは、とても良い方なのです。
なので、お散歩や最小限の医療ケアだけは我が家でと思ってしている訳です。
でも、J君もいつか大きな病気になるでしょうし、おばあさんだってね・・・。
犬も歳をとり、大きな病気をかかえてからですと里親さんもますます見つからないでしょうし、
それならいっそ早いほうが・・・と思ったり。
その辺も、夫と私の意見の違いもあり、また夫しかわからないおばあさんの事や
J君を取り巻くいろいろな環境、状況もあり、私も自分の考えを主張することも
できず。。。
結局、しばらくは今のままの状態だと思います(いいのかしら。。。:悩)
でも、J君は夫の仕事場とわずか数メートルしか離れていないので、
ナイトより近くにいる(?)時間は圧倒的に長いのですよね。
こんなんでいいのかと悩みつつ・・・
これからもJ君のことはずっと見守りたいと思います。
こんなことしかできない自分が情けないのですが(-_-;)。。。