花、昆虫、風景など

日常感じる季節の諸々を、花、昆虫、風景などを通じてアップしていきたいと思います。

台風に絡まれて

2008年09月19日 | Weblog
今日は朝から結構荒れていました。
議会の傍聴をしようと構えていたのですが、朝二発目に地元議員の質問があるものだから、何がなんでも聞きたいとは思っていたものの、初手も隣町の知り合いが質問する。
これも聞きたい。
しかし、外は降ってる降ってる。
歩いていくか、自転車で出るか、どうしよう。
合羽は大阪に持っていってしまっているし、こちらにはない。
傘を差していくしかないのだが、雨の大本は台風13号だし、本当に困った。
しかし、バカな男だから趣味クラって居るうちに時間は9時半を過ぎていた。
もうどうしようもない。
直ぐに顔を洗って、服を着て時間を見れば後15分。
慌てて家を出た。
勿論自転車で。
歩けば30分チョイの距離だが、自転車なら10分も有れば着く。
躊躇する理由はどこにもなかった。
直ぐに自転車を出して一般質問通告整理票なるものをもって家を出たのだが、濡れる濡れる。
風が結構あったため、ズボンが太股の付近まで、重たいくらいに濡れてしまった。

市役所について議場の傍聴席に入ったら、時間はまだ3分ほどあった。
ぎりぎりセーフだなあ。
最初の議員の登壇で一般質問4日目は始まった。
通告書ではそれほど興味のある問題ではなかったのだが、話が進むに連れ、バイパスに近接した地域のスポーツ公園としての整備の話に入っていった。
こういう話は非常に好きなので、聞いてはいたのだが、答弁も質問も、ごく一般的な話で終わってしまった。
ちょこっと眠たくなった辺りで、地元議員の登壇となった。
全く知らなかったのだが、この議員、防災について結構つっこんだ質問をしている。
おまけに能登の方まで視察に行っているという話じゃないか。
ボランティアや自主防災組織についても結構研究して居るみたいだ。
面白いなと思って聞いていたが、これも突っ込みがもう一つで迫力には欠けた。
しかし、まさか防災に興味があるとは思っても居なかったので、休憩に入ってから、一寸話を聞きに行った。
反応はもう一つだったが、暇を見て話をしに行ってみようか。
そう思って帰ってきた。

午後からは一人、女性の地元議員が質問に立つので聞きたかったのだが、これは私の方に野暮用があり、聞くことは出来ない予定であった。
昼食は実家で食べるつもりで居たので帰ろうと思ったのだが、台風が吹き荒れていtる。
嫌だなあと思ったけど濡れながら帰った。
食事を終えて出ようとすると今度は風が強くなっている。
勿論雨も降っている。
整理票は持たず、名刺入れだけをもって実家を出た。
これ、大正解。
風は思ったより強く、傘を差して走っていると、風の強さのため、傘が内側に畳まれてきたのだ。
こんなの初めて。
風の抵抗は思ったより強く橋を渡った後の割ときつい下り坂なのに漕がないと走らない。
坂を下りて交差点に来た頃には傘は余り使い物にならなくなっていた。
仕方ないから、傘の骨を延ばそうとしたが、駄目。
使い物にならなくもないが、濡れる濡れる。
今日は濡れる日なのかも知れない。

此処まで苦労したからだろうか。
昼一番の議員の質問は34歳という若い人だったが、観光について多方面からアプローチした結構面白いものであったのだ。
休憩の時に面会を求め名刺交換をしておいた。
本業は農業だということであったが、視点は面白いものを持っていた。
ただ、何故か皆さん、自分で実践している分野はお持ちではなかった。
持っていたのは一人だけ・・・だったなあ。
質問内容に不満はなかったが、もう一歩踏み込んだところから質問して欲しかった。
議員の数が多いのだから、専門性のあるのは悪いことではないと思ったのだが、そうも行かないのが議員の世界らしい。
だからだろうか、議場には緊迫感がない。
あれでは眠たくなるのも仕方ないだろう。
議員さんが寝ると批判も多いが、あれで寝るなと言うのは一寸酷な気がする私でありました。