花、昆虫、風景など

日常感じる季節の諸々を、花、昆虫、風景などを通じてアップしていきたいと思います。

本来なら

2008年09月12日 | Weblog
今頃は大阪で相方を待っている時間です。
夕方には片町で打ち合わせが待っていました。
打ち合わせは18日以降に延期とし、私は田辺で一つの心配事を解決することにしました。
心配事というのは先日来日記に出てくる振り込まれるはずの○○です。
15時までに振り込まなければ今日付けになりません。
相手さんの希望は振り込み。
一昨日なら手渡しでも良かったのですが、一度縺れた組み紐は解くのが思いの外難しい。
動き始めたのが12時を過ぎていたから、動きに無駄は作れない。
行くところを幾つか決め、どうしようもない場合の手だても打っていた。

先ず実家に行って腹ごしらえ。
これがないと力は出ない。
そして昔預けた一寸した品物を探して貰うことにした。
前回はこれが出てこなかったので、冷や汗をかいた。
今回も最初から無いと言われていた。
しかし、有ったのである。
13時前にそれは見つかった。
しかし現物を持って出ることはせず、実家に置いておいた。

一応値打ちだけは確認しておきたかったので、知り合いの時計店に行き、買った値段と聞いていた捨て値を話した。
○○万円。
10分の1の値段を提示された。
勿論現物と鑑定書は持っていって居ない。
まだ可能性はある。

そして、金策に走り回った。
今日が締め切り、もう信用とか恥とか行っている場合ではない。
片っ端から知り合いに電話をかけ、会える人には片っ端から会って頭を下げまくって助けて欲しいを連発した。
しかし金の話は誰にも乗って貰えない。
一抹の寂しさを感じながらも、それしか思いつかなかったので、その行為を続けたが、15時20分前になったとき、万が一無理だった場合、相手方に迷惑をかけるので、ちゃんと知らせておかなければと思い、連絡を入れたのだ。

それが良かった。
実はここから先は相手に迷惑をかけるので書けないが、15時には全てが上手く行っていた。
人生諦めなければいつか実現する。
これは私が常日頃思っていることだけど、間違いなく言えると思う。

出てこなかった品物は実は○○○万円の中一寸下くらいの値段だと言うことで、捨て値で売っても○○○万円というのは実は本当だったのだ。
当時一寸痛かったけど全財産を放り出して買っておいたのが、今功を奏した感じになった訳で、自分的には非常に有り難い結果となったのである。

今回のことでは人の気持ちがようく判った。
普段偉そうに言っている人ほど直ぐ逃げ腰になるし、自分からは決して動こうとしない。
でもそう言う人ほどこれが儲かると判ったら、人を押しのけてでも近寄ってくるのだ。
これから何がどのように動くか判らない。
しかし見えてしまったものは、もう隠せない。
彼らがなんと言おうと私は既に彼らの正体を見てしまった。

本来なら今頃は相方と部屋で話をしている頃だ。
酒を飲みながらゆっくりとワンコと戯れているはずだった。
趣味クラは今はこちらでも出来るが、彼らとの時間はもう戻ってこない。
今の事態を迎えたことは、恐らく決して忘れないだろう。
誰がどのようにこの事態に関係したか。
私は実はそのことにしか興味がないのだ。
世話になった人、横を向いた人、鼻で笑った人。
色々居たよ。
後は自分次第だな。