さて問題はそんなことではなく、それを切っ掛けに彼女が私に話しかけてくれました。
そこで、先日コンサートを聴いた際に話のあった、ピンクリボン(乳ガン撲滅運動のシンボル)を帽子に付けてあったのでそれを見せて
「これ知ってる?」
と尋ねました。
すると、
「わたし、それなんです。」
と言う答えが返ってきました。
最初何のことだか即座には判らなかったのですが、
「もしかして・・・。」
「乳ガンです。」
地域によるのか人に依るのか地方が悪いのか人が悪いのか
彼女は当地の医療には完全に不信感を持っていました。
彼女のお父さんは私が在職当時ある町の町内会長をしていた人だと言うことでした。
私の知っている人ですが、その方は既に今年始め亡くなったそうです。
その後始末や1人で生活しているお母さんの介護のために休みには帰ってきていると言うことでした。
そんなことの諸々が、彼女を田辺に対する不信感の渦に巻き込んでしまったのかも知れません。
死亡届等の手続きの祭の市役所に対する不満や、医療全般に関する病院の医師や看護士に対する不満等が聞こえてきました。
一つ一つを聞いてみると成る程その通りだと思います。
特に教育関係では言って悪いけど私の目でさえ、お粗末極まりない。
乳ガンに関しては当地方の女性は本当に不幸だという言葉が、ピンクリボンの何たるかをそのまま物語っているようで一寸寂しい想いをしました。
私自身は病院では充分な看護を受け、今こうして生きている訳ですから、病院に対しては感謝こそすれ、批判なんてとんでもないことでした。
しかし診療科目が違えば、そう言うことなのかも知れない、又これは本当にもしかしたらだけど、診療を受ける患者側の受け取り方にも起因するのではないかと思ったのである。
人は色々な経験を積んできて今がある。
それが、仮に医療に対して不信感ばかりで過ごしてきていたとしたら、正当な診療であっても不当と受け取られる場合もあり得るとも感じたのである。
人は色々。
人生も勿論色々。
其処が難しい。
何をどのように受け取るか。
確かに本質的に悪いものもある。
しかし、人を見ているとそうとばかりは言いきれないものもある。
この見極めが難しい。
ピンクリボンに対しても、今私は複雑な気持ちで一杯である。
医療は確かに偏っている可能性がある。
産婦人科の問題も乳ガンと並んで女性には深刻な問題だ。
女性に問題だと言うことはそのまま男性の問題でもある。
一人一人が問題意識をはっきり持つことが大切だと思うのだが、不満の渦の中に全てが消えているとしたらこれは大きな問題だと思ったのである。
そこで、先日コンサートを聴いた際に話のあった、ピンクリボン(乳ガン撲滅運動のシンボル)を帽子に付けてあったのでそれを見せて
「これ知ってる?」
と尋ねました。
すると、
「わたし、それなんです。」
と言う答えが返ってきました。
最初何のことだか即座には判らなかったのですが、
「もしかして・・・。」
「乳ガンです。」
地域によるのか人に依るのか地方が悪いのか人が悪いのか
彼女は当地の医療には完全に不信感を持っていました。
彼女のお父さんは私が在職当時ある町の町内会長をしていた人だと言うことでした。
私の知っている人ですが、その方は既に今年始め亡くなったそうです。
その後始末や1人で生活しているお母さんの介護のために休みには帰ってきていると言うことでした。
そんなことの諸々が、彼女を田辺に対する不信感の渦に巻き込んでしまったのかも知れません。
死亡届等の手続きの祭の市役所に対する不満や、医療全般に関する病院の医師や看護士に対する不満等が聞こえてきました。
一つ一つを聞いてみると成る程その通りだと思います。
特に教育関係では言って悪いけど私の目でさえ、お粗末極まりない。
乳ガンに関しては当地方の女性は本当に不幸だという言葉が、ピンクリボンの何たるかをそのまま物語っているようで一寸寂しい想いをしました。
私自身は病院では充分な看護を受け、今こうして生きている訳ですから、病院に対しては感謝こそすれ、批判なんてとんでもないことでした。
しかし診療科目が違えば、そう言うことなのかも知れない、又これは本当にもしかしたらだけど、診療を受ける患者側の受け取り方にも起因するのではないかと思ったのである。
人は色々な経験を積んできて今がある。
それが、仮に医療に対して不信感ばかりで過ごしてきていたとしたら、正当な診療であっても不当と受け取られる場合もあり得るとも感じたのである。
人は色々。
人生も勿論色々。
其処が難しい。
何をどのように受け取るか。
確かに本質的に悪いものもある。
しかし、人を見ているとそうとばかりは言いきれないものもある。
この見極めが難しい。
ピンクリボンに対しても、今私は複雑な気持ちで一杯である。
医療は確かに偏っている可能性がある。
産婦人科の問題も乳ガンと並んで女性には深刻な問題だ。
女性に問題だと言うことはそのまま男性の問題でもある。
一人一人が問題意識をはっきり持つことが大切だと思うのだが、不満の渦の中に全てが消えているとしたらこれは大きな問題だと思ったのである。