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相棒 劇場版Ⅱ 感想(その2)<神戸編>ネタばれ、かな?

2011年01月06日 13時06分30秒 | 相棒
なんという神戸パラダイスな映画でしょう


(その1)と打って変わって不真面目な感想ですいません。

とりあえず、神戸かっこいいを叫ばせてください。

一回見ただけならストーリーを追うので精一杯だったかもしれませんが、5回も見たので神戸を集中的に見たりした回もあるのです。


まずは、シャワーシーンでございましょう?

なんでしょうか?
あののっけからのサービスショットはっっ。

某バラエティ番組で、神戸の見せ場は?と聞かれた水谷さんが「シャワーシーン」とおっしゃっていて、さすが、相棒、わかってる!! と思いました。
及川さんは「あのシーンカットされませんかねぇ?」と心配してたそうなんですが、ファンにとっては絶対カットされてはならないシーンです(笑)

映画も序盤、まだ深刻な展開になってない訳ですから、ファンは純粋に楽しませていただきました。
監督ありがとう。

その後、急展開であの事件の始まりのエレベーターシーンになるので、シャワーシーンは記憶からぶっとんだりもするんですが。

だって、かっこよくないですか?

女性の危機と見ると素早く行動する神戸。

真のフェミニスト。

女性関連に詳しく、右京さんに時々ネタにされちゃう神戸ですが、そういうのに詳しいだけじゃなくて、女性への思いやりが半端ないと思うのですよ。

2010年元日スペシャルの「特命係、西へ」で神戸の元カノがでてきたのを覚えてらっしゃいますでしょうか?

急に神戸の前から消えた元カノ。

そんな彼女に対して、かける言葉は「俺に何か出来ることはない?」なんですよ。
何か大変そうだけど、何が大変なのか問いただすこともなく、まずは、君を助けたいって言葉をかけるんですよね。
急に消えた理由は、ドラマが進んでいく途中で判明していくんですけど、神戸が元カノに問いただすことは最後までなかったんですよね。

あの時の神戸の男前さに惚れ直しましたもの。
チャラチャラしてるだけの男じゃないんだなぁって。(失礼・女性に詳しいだけじゃないっていう意味で)


映画の中でも女性の危機を見つけた瞬間行動に移す神戸。
放り投げられたビンテージもののワイン。
飛び散る赤い雫。
1人の女性を取り合う男二人。

が、スローモーションで描かれていて、うわ、ここでも神戸かっこいい……!!ってうっとりです。

その後の、女性への「刑事課に連絡して」の指示は的確だったと思うんですけど、右京さんからは、所属部署を聞いておいた方がよかったのに、と細かいつっこみをもらって「んん!」といつもの不満の声を漏らしてて笑いました。

ていうか、このあたりの右京さんが窓から飛び降りちゃうシーンは笑いの連続ですよね。

陣川さんがいきなりやってきたかと思えば「僕の方が先輩です」
見ている私も「それ、今じゃなきゃいけないんですか?」って思いました(笑

一生懸命用意を手早くしてたのに、それよりも早く飛び降りる右京さん、慌ててロープに飛びつく3人。
このシーンを黒柳徹子さんが「随分と頼りない人達」と称してて、そこでも、神戸(及川さん)は苦笑い。

右京さんが帰還したらしたで、また理詰めで説明されて、「またですか」な神戸。

このあたりの普段の右京さんに振り回される神戸のお茶目シーンがたくさん見れて楽しかったです。

もう一個振り回されてるのは横浜中華街の乱闘寸前シーンかな?
右京さんがいきなり卓を蹴るんで、思わず、神戸は椅子を持ってみたらしいです。
右京さんは、あれが罠だとわかっていながらついていきましたよね。

死体で「ううっぷ」っていうシーンもちゃんと盛り込まれてました。
かと思うと、GT-Rのシーンでは普段かけないサングラスをかけて魅せてくれたり、謎の中国人に対する推理も、天才右京には及ばないけれど、秀才神戸っぷりも魅せてくれますよね。


そして、そして、最大の見せ場は。


正義感で激昂する神戸。


及川さんも見せ場だとおっしゃってましたが、今まで涼しい顔をしてきた神戸が走る車の前に出るという暴挙。

胸が打ち震えるくらいにかっこよかったです。

「答えろ」

なんて命令口調で怒鳴る神戸は今まで見れなかったです。
その前に、朝比奈さんが出した身上書に関しても「そんな訳ない」とくってかかるあたりから「神戸、素敵」って感じだったんですが、車のボンネットを叩くあたりで「かっこいい」が爆発しました。


そんな神戸の正義感が大河内監察官の心を動かすんですよね。
事件解決の要の証拠を手に入れることができたんですよねーー。
いつもは右京さんの洞察力で事件が解決していく訳ですが、これに関しては神戸がいないと手に入らない証拠でした。


その証拠を提示するためにiPhoneをかざす神戸もかっこいいです。
このシーンは汗を一杯かいてしまって、その点は、及川さん、ダメダメだったようですが(笑)

その証拠がダメになった時はイタミンに「なんとかならないんですか!」

ああ、神戸かっこいい……。

そして、最後の最後のあのシリアスなシーンにこういう感想を書いて恐縮ですが。
ああいうシーンでも髪をかき上げる神戸。
こういうところまで神戸らしさ全開で素晴らしい映画でした。

DVD出たら買います。
神戸関係の特典がついてたら限定BOXとか高い方を買ってしまうと思います!!



こんなことを書きながら、映画を見終わった後はあのラストにうちのめされて、毎回脱力して神戸萌えどころじゃなかったことは付け加えておきますね。

とりあえず、神戸萌えを抽出して書いてみました。

時間があったら、右京編とかストーリーをがっちり語る編とか書きたいと思います。

ちゃお!



<追記>
先にキャラ別感想を書いてから、ストーリーの感想を書きたい気がしてきました。
なんか、まだあの衝撃のラストは冷静に語れない。
上映が終わった頃にしようかな。

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