割れ鍋に綴じ蓋 という言葉がある。
割れ鍋 とは 縁のかけたような鍋のこと、
綴じ蓋 とは 繕って修繕した蓋のことで、
割れ鍋にでも相応しい蓋がある。どんな人にでも相応しい配偶者がいる。という意味である。昔は、好きになった者同士が暮らすには 家財道具はいらない。鍋と釜さえあれば なんとかなると言った。 割れ鍋にはとじ蓋、不格好なものでも、ふさわしい伴侶があたえられる。もてる男性は勿論のこと、もてない男性、もてない女性も、ふさわしい相手に恵まれる と。 …最近、結婚しない男女、親と同居している子どもが増えている。理由は様々ある。しかし、
似たもの夫婦 という言葉もある。あまり背伸びをせず、高望みをせず、自分にふさわしい相手を見つけることが大事だと思う。
美点凝視 という言葉がある。周りの人の
短所 ではなく
長所 を見ようという意味の言葉だ。人はいきなり悪い点を列挙されれば、反発する。
人の良い点を認め、誉める。喜びを共有することで、よい人間関係が構築されるものだ。
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