いつもの仲良し4人組で、
月照寺 に
紫陽花 を見に行った。 残念なことに紫陽花はまだ殆ど咲いていなかったが、
かきつばた が咲いていた。 たくさんの木々に囲まれて静かな森の中を、楽しくおしゃべりしながら散策を続けた。 そのあと、
睡蓮 の花咲く 美しい庭園を眺めながら お茶をいただいた。 月照寺は、松江市外中原町にある
浄土宗 の寺院で、境内にある松江藩主
松平家の墓所 は国指定の史跡となっている。ここには洞雲寺という禅寺があったが永く荒廃していた。松江藩
初代藩主・松平直政 は
生母・月照院 の霊牌安置所として、1664年(寛文4年)に、この寺を再興し、浄土宗の長誉を開基として、
蒙光山 月照寺 と改めた。
茶人藩主 として有名な
七代藩主 不昧 の廟門は松江の名工・小林如泥の作とされている。境内には 不昧 お抱えの力士であった
雷電為右衞門 の碑がある。 また、不昧が建てた
茶室・大円庵 がある。 1891年(明治24年)松江に訪れた
小泉八雲 はこの寺をこよなく愛した。 境内には
宝物殿 があり歴代藩主の遺品が展示されている。 紫陽花が数多く植えられており
あじさい寺 としても有名である。