私が青森県のリンゴ農家木村農園を知ったのは数年前です。それはありふれた出会いだったのですが、驚いたのはそのあとの事だったのです。
なんと木村さんが京都の樹木医の小島さんとお付き合いがあったのです。な、なんと!!!
樹木医の小島さんは、私の炭のお得意様なのです。と言う事は、私どもの炭を木村さんも使って頂いていると言う事になるではないかいなあ!これまたビックリ仰天!
世間は狭いですなあ。滋賀県と京都は近いですが、京都と青森県、滋賀と青森県どうなっていますのや?
まあ、前置きはこのくらいにして、私も自然農法を始めてもう30年以上になります。その中で色々学んできました。結果は、人が作るのではなく、土が作物を作ってくれるのです。
実際のところ、人は作物を介して土を食べているのです。反対に食べれる土なら、おいしい作物が出来るのは当たり前です。
もっと直裁に言えば、農薬や化学肥料や厩肥をかけた土を口の中に入れることは出来ませんでしょう。ところがその様な土から育った作物なら口にいれる事が出来る?おかしい!!
自然農法を経験すれば、真実が見えてきます。
炭は土に混ざると土壌内の毒や不純物を吸着して離しません。5~6年掛けて分解(解毒)して土に戻します。大変な優れものです。その正体は、土壌内のバクテリアです。世間で最も嫌われている細菌です。
と言う事から、私は木村リンゴ農園を応援しているのです。
ここに昨年「週刊朝日」が木村リンゴ農園の記事を掲載しましたので、参考までに読んで下さい。
平成16年11月19日号掲載
「生態系農法」という言葉を教えてくれたのは、青森県津軽地方でりんご農家を営む木村さん。今から25年ほど前、当時20歳代後半だった木村さんは、それまで続けてきた農薬や化学肥料の使用をやめた。
すると、その決意を試すかのように害虫や疫病に襲われた。畑から果実はもちろん、花さえ姿を消してしまった。
それでも木村さんは毎日、1本1本の樹に話しかけては耳を澄ませ、畑で汗を流した。
自然農法に変えて8年目、りんごは帰ってきた。最初の年は小さな実がふたつだけ。翌年には出荷できるほど豊かに実った。
沈黙の7年。それは、自然本来の力をりんごが取り戻すための長い眠りだったと木村さんは言う。
木村さんの言う生態系農法とは、リンゴの原種が自生していた環境に学ぶというものだった。
たとえばこんなこと。木村さんは夏の間、常識に反して畑の除草をしない。地肌をむきだしにすると土壌の温度が上昇し、根が病気に感染しやすくなるからだ。そして涼しくなると一気に草を刈る。すると、リンゴは秋の到来に気づき、結実に生命力を集中させる。それは、除草剤を使わないという意地が導いた逆転の発想。
「一日一個のリンゴは医者を遠ざける」という諺が西洋にある。リンゴは食物繊維やビタミンC、ミネラル、カリュウムが豊富だ。最新の研究によると、リンゴポリフェノールには脂肪蓄積を抑制する効果があるという。
リンゴの原産地は中央アジアの高地。原始のリンゴはかなり小粒で、渋みと酸味が強かったらしい。幾星霜とあまたの手のぬくもりを経て、甘い蜜の味をしたたらせるようになったリンゴ。今まさに、その美しい色彩を赤く燃え上がらせている。

なんと木村さんが京都の樹木医の小島さんとお付き合いがあったのです。な、なんと!!!
樹木医の小島さんは、私の炭のお得意様なのです。と言う事は、私どもの炭を木村さんも使って頂いていると言う事になるではないかいなあ!これまたビックリ仰天!
世間は狭いですなあ。滋賀県と京都は近いですが、京都と青森県、滋賀と青森県どうなっていますのや?
まあ、前置きはこのくらいにして、私も自然農法を始めてもう30年以上になります。その中で色々学んできました。結果は、人が作るのではなく、土が作物を作ってくれるのです。
実際のところ、人は作物を介して土を食べているのです。反対に食べれる土なら、おいしい作物が出来るのは当たり前です。
もっと直裁に言えば、農薬や化学肥料や厩肥をかけた土を口の中に入れることは出来ませんでしょう。ところがその様な土から育った作物なら口にいれる事が出来る?おかしい!!
自然農法を経験すれば、真実が見えてきます。
炭は土に混ざると土壌内の毒や不純物を吸着して離しません。5~6年掛けて分解(解毒)して土に戻します。大変な優れものです。その正体は、土壌内のバクテリアです。世間で最も嫌われている細菌です。
と言う事から、私は木村リンゴ農園を応援しているのです。
ここに昨年「週刊朝日」が木村リンゴ農園の記事を掲載しましたので、参考までに読んで下さい。
平成16年11月19日号掲載
「生態系農法」という言葉を教えてくれたのは、青森県津軽地方でりんご農家を営む木村さん。今から25年ほど前、当時20歳代後半だった木村さんは、それまで続けてきた農薬や化学肥料の使用をやめた。
すると、その決意を試すかのように害虫や疫病に襲われた。畑から果実はもちろん、花さえ姿を消してしまった。
それでも木村さんは毎日、1本1本の樹に話しかけては耳を澄ませ、畑で汗を流した。
自然農法に変えて8年目、りんごは帰ってきた。最初の年は小さな実がふたつだけ。翌年には出荷できるほど豊かに実った。
沈黙の7年。それは、自然本来の力をりんごが取り戻すための長い眠りだったと木村さんは言う。
木村さんの言う生態系農法とは、リンゴの原種が自生していた環境に学ぶというものだった。
たとえばこんなこと。木村さんは夏の間、常識に反して畑の除草をしない。地肌をむきだしにすると土壌の温度が上昇し、根が病気に感染しやすくなるからだ。そして涼しくなると一気に草を刈る。すると、リンゴは秋の到来に気づき、結実に生命力を集中させる。それは、除草剤を使わないという意地が導いた逆転の発想。
「一日一個のリンゴは医者を遠ざける」という諺が西洋にある。リンゴは食物繊維やビタミンC、ミネラル、カリュウムが豊富だ。最新の研究によると、リンゴポリフェノールには脂肪蓄積を抑制する効果があるという。
リンゴの原産地は中央アジアの高地。原始のリンゴはかなり小粒で、渋みと酸味が強かったらしい。幾星霜とあまたの手のぬくもりを経て、甘い蜜の味をしたたらせるようになったリンゴ。今まさに、その美しい色彩を赤く燃え上がらせている。


