今年になってつくづく思うのは、美味しいの基本は「やわらかい」「あまい」「きれい」この辺を基準にしている人が非常に多いと思う。世界中の人がこのようなところに基準を置いているのだろうか?これは薬品(添加物)によってどうにでもできるのです。
ところが本物はそんなところに基準はありません。厳しい自然の中で育ったものがそんな状態で出来るほうが気味悪いですね。実際の自然の中で育ったら、身は引き締まって色は浅く甘みも少ないのが本当です。現在はいろんな薬品があります。やわらかくなるように甘くなるようにきれいに仕上げることが化学的に出来るのです。時間がかからない。労力が少なくて済む。費用がかさまない。その上大変儲かる。そういうことが今は出来るのです。そのようなものを作り出したのはすべて私たち消費者です。今はそれが当たり前になってしまって本物が廃れてしまうのです。
自然食品や健康に生活できる商品を扱っていて本物を提供する人たちがどんどん廃業していっています。これは大変なことです。
商品を注文してもその商品は売れないから今年から作っていません。あの業者はもう辞めました。あの会社は今別の会社になりました。どれもこれも本物を作っていた方ばかりです。こんなことでほんとに良いのでしょうか?
それでもって病気ばかりが増えていく。