びっくり東京世事二題

年末からお正月を過ごした東京では、お嫁さんが手作りの料理でもてなしてくれました。
まあ、娘ではなくお嫁さんなので、あまり写真を撮ることはしませんでしたが。

こちらが出かけて泊めてもらい、ごちそうになるってのは逆ですが、それ相応のお礼は置いてきましたよ。
こんな家族もあっていいかなと思います。

さて、東京で見たこと、感じたこと二題お話しします。

一題目は日本橋三越でのこと。

三越には特別食堂があります。
そこで、２日、３日限定で道場六三郎による特別ディナーが食べられるそうです。

抽選で２組、応募制です。そのお値段は、２０１万９千円（２人分）です。
２万円じゃありませんよ、２００万円ですよ！

「私も応募したけど外れたの。残念だったわ」ということにしておこうっと。
どんな人が食べるのかな。どんな料理なのかな。

見るだけなら、２００円でいいんじゃない。
これがびっくり東京世事一題。

二題目はスカイツリーの近くでのできごと。

ある公園内を歩いていました。
すれ違いざまに目にした中年の男性、なにやら変。

ちらっと見ると、女性用のバッグの中に手を入れてごそごそやっている。
通り過ぎてから振り返ったら、バッグを植え込みの中に捨てた！

バッグは盗んだのだと確信しました。
といって、私はどうすることもできず、そのまま通り過ぎました。

これがびっくり東京世事二題。

２００万円のディナーを食す人がいると思えば、人様のバッグから金銭を盗む人あり。
正月といえど、広い空の下、様々な人の暮らしがあるものだとしみじみ感じた出来事です。