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韓国経済

2010-03-23 09:55:38 | 経済
グラフは、韓国の通貨「ウオン」の09年3月~10年3月までの対ドル為替相場の推移。
昨年の今頃は、ウオン安で97年の経済危機の再来といわれ、再びIMFの管理体制に
おかれるのではないかと言われた。しかし1年たった今、為替相場は安定している。
昨年3月では、1ドル1400ウオンまで低下したが、現在1110ウオン前後で推移。

自国通貨が安くなるということは、輸出が盛んな国では有利かもしれない。反面
急激な通貨安は国の信用不安、資源を持たない国では国内物価の上昇、及び韓国のように国の借金を外国からの借り入れで賄っているケースでは金利の上昇というリスクがある。実際昨年1年間韓国では、借金の返済のためにまた借金が繰り返されたはずだ。
ちなみに、日本国の借金は90%以上国債で賄われ、赤字国債と言われようが、基本的には
他国から借金の取り立てはない。ここが、今話題のギリシャ及びアイスランドと違うところ。

また韓国経済は、慢性的に経常収支が赤字であり、08年春ころから、韓国はいつ崩壊しても
おかしくないという論調が主としてネットの世界では多かった。
反面、新聞・テレビなどで韓国経済について否定的な報道は少なかったと思う。

事実は、上記のグラフの通り為替相場は安定しているし、サムスンはじめ輸出企業も好調の
ようだ。結論としては、情報の信憑性の判断は難しい。安易に噂話は危険と学習しました。
また、韓流ブームなどの韓国礼賛だけでは、あの国の本当の姿は見えてこないと思う。


参考記事
韓国はIMFに融資申請するのだろうか

独島 李大統領の発言めぐり論議再燃

上は、2chで有名な人のブログ記事
下は、朝鮮日報の記事
ちなみに、韓流ファンの人には常に朝鮮日報、中央日報の記事を読んでほしいと思う。
あの国のことがよくわかると思う。