事件です！…ちょっとだけ。

こんばんは。

今日は、♪ ちょっと一杯のつもりで飲んで♪
はしご酒こそしなかったけど、しっかり食べて帰ってきたのであった。


で、ややご機嫌な私に、夫が「ぷぷぷ」、と言わんばかりに告げた話は私を青ざめさせた。だって。出たんだって、Ｇが。

常々、ベランダに出るたびに、片づけなければと思っていたのだが、そのベランダの隅で、息子が見たらしい。今日は時間があるので、少し運動するといって、もう長いことベランダで放置されていたサッカー用のトレーニング用シューズや、スパイクシューズのうちのいくつかを、カラーボックスから手に取ったのだろう。その中から出てきたらしい。出てきて、ベランダを隣のお宅の方へ向かったのだという。

夫は帰宅して、息子がウロウロしているので、なんだか様子が変だと思っていたが、やっと話し出したと思ったら、「出た、」というので、いつもの通り、蜘蛛が出たのかと思ったのだ。5ミリあろうかというくらいの、小さな黒い蜘蛛。これはよく部屋でも見かける。どういうわけか私たちの寝室では見かけないが、息子の部屋へはよくおじゃましているらしい。

「蜘蛛が？」

問いかけると、違う、という。
実は、たくさんいる夢をこれまでもよく見るのだと。

あっちに逃げたけど（あっち側は洗濯物を干してあるから）と、洗濯物は大丈夫なのか、洗濯物にひっついていて部屋に入ってくることはないのかと心配していたという。

「いつも、どれもこれもパンパン払ってから取り込んでるよって言ってやったよ」

さらに夫は、「ママと同じで、Gに会う『体質』なんだよ、ゲッツ！！」と、例の「ぷぷぷ」という笑いである。…なんとっ！聞き捨てならん！

「だって俺は『会った』ことないよ、貴女だけだ」

く～っ、体質とか言いおって。
しかし、私も少し前、あんなにでかいのが居るのに、駅のトイレで誰も「きゃあ」と言わないのを経験している。私だけが気がつくG。道路で前方を横切り、なぜか私の視界に入ってくるG。
そうだ、下水管の中に絶対いるのだが、目にしなければ…存在は無となるはずなのに。なにか？これは、目に見えぬ真実を見ろという啓示なのか？
見えぬ真実は、見えんでいい！！
…と、いいつつ、他の人には見えない「こと」を見たい、かも。


ところで、帰宅した息子は帰りの電車の乗り換えホームで、見かけたそうだ、
Gを。やっぱり、体質か？遺伝したのかっ！？