こんばんは。
来客時にはいろいろなことが気にかかるもの。ましてや、とこのお客様、遠方からいらして、とこと同年代の女性。
かなり以前に、わざわざお訪ねくださるので、どこか宿を手配してと言われて、
恵比寿のウェスティンホテルを予約した際、見物に行ったことがある。
その時、ちらりとお会いしただけだ。
ゲストルームがあるというのがウリのうちのマンション。
泊まっていただくことになったのは良いが、朝、朝食を持っていくと、なんと扉が開かない。
もう。とこ があっちの鍵もかけちゃったんだよ、開けられないじゃん、このドア。
とこの息子である夫はげんなりしている。
実は、今回のお客様のご来訪、一緒にゲストルームに泊まると言っていた とこ が体調不良で、
当日、近くまでのお出迎えを息子に頼んだ。
私は仕事で休めなかったので、本来なら私がやるべきところかなと思いつつ、夫を頼ることに。
「悪いけど、私行けないわ」
とこ がそう言っていたので、息子は頑張ってお相手を務め、お出迎えの後マンションに連れ帰った。
夕食を終えて、では寝室へと、同じマンション内のゲストルームにお連れした。
ドアの鍵について少し説明をし、おやすみなさい、と自宅へ戻った。
23時近くなって、なんと、とこ がタクシーで駆けつけ、お客様の居るゲストルームに泊まるという。
具合悪いんじゃなかったの?
私もそれを聞いて、ちょっと驚いた。
なんていう行動力、というか、無謀!
結局、とこ がゲストルームに入った後、鍵をかけたのだが、今朝その鍵を開けることが出来なかったのだった。
乱暴にドン!ドン!とロックのかかったドアを開けようとして音が響く。ピッキング防止の鍵が、こつが要るので、
いつも とこ はこの鍵の操作が出来ず、私か夫が操作することにしていたのだ。
お客様に夫が説明したのは、このことだった。
何故、鍵かける… とイライラが募る夫。 うん、鍵かけるのは、普通のこと、だけれどもね。
ドアの向こうでその言葉が聞こえているのかいないのか、ますます焦ってドンドン、ガンガンドアのレバーを押す。
恐怖、出られないゲストルーム!
結局、マンションの管理室から鍵を借りてきて開けたのだった。
やっと開いたドアから、中に入ると、部屋は少し蒸したような感じ。寒くないのはいいけれど、逆に暑かったのかもしれない。
とこ は少しぐったりした様子で、「貴女が居てくれてよかったわ」という。私は胸が痛む。
体調はどうです? 駆けつけたいのは分かるけれど、夜じゃなくて、朝来たら良かったのかも。
そういうと、「夜のうちにどうかなってしまって、もう会えないんじゃないかと」
ますます、胸が痛む。
ほかにこまごまと、いつもの とこ らしくないことがあった。
私と夫にしてみると、ちょっと不安だ。
お客様と とこ は普通に会話している。顔色もすごく悪いわけでもない。
食事が普通に食べられないのが心配だが、昼間はカフェでアツアツのスフレを食べたようだ。
体調不良の時は不安も大きいだろう。こまやかに見るようにしなければね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます