前腕の長さ

健康診断の結果には、いつも少し不満を感じる。

夫が先日の健康診断の結果が出た、と私に見せてくれた。というか当然としてみせてもらった。
50代ながら骨密度を計測してもらったのだそうだ。

骨密度の判定結果に、前提条件として左腕の長さを記載してあった。
「前腕の長さ」とある。
前腕って…動物みたいね。

検査結果は９７％。
何の９７％？とよくよく見たら「同年齢の平均骨密度と比較した」パーセントだった。
であれば１１０％とかもあり得るわけ？

１００じゃないのねというのは減点主義だ。
９７％もあったら、正常ってことね。
若年成年との比較では９４となり、判定はAとなっていた。

いつも思うのは、
「骨はA判定だけれど、血液の組成からみたら、「油脂」が足りてないようです。」のような個体をちゃんと総合的に見た診断だ。
夫は「顔もみないんだから」と諦めの言葉。

夫の血液検査の結果は、血圧も低く、中性脂肪や血糖の数値がとても低く、BMI値も２２．１だった。が、医師の診断は「高血圧症の治療を続けてください」のみ。
確かに血圧を下げる薬を服用中であるが、現状４日おきに服用し下がっている状態であり、内容は聞き取りしないのに、それは無責任な言葉のように感じてしまう。
その後どうなっても私には関係ないよ、ぐらいの印象を受ける。
ほんと御座なりの「仕事」だと、思えて。

医師にとっては、動物みたいに、死んでも私には関係ない、の感覚なのでしょうね。